ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

実習のために、渋々ギター用の爪を切る

街の風景 Ⅳ

火曜日さ…。
まだ、訓練で学校に行って2日目さ…。
疲れたねぇ…。
……。
ぬーーーーーー…。
などと甘ったるいことは言ってられねぇので記述しよう。
朝から今日は雨だった。うむ、雨だとぱけちゃん訓練所まで秘密のワープが出来ないからイヤなんだ。かといって、農家の方々には貴重な雨だったろうと考えると無下に否定は出来ないのだよな。ま、通常の出勤時間帯と帰宅時間帯だけでも止んでくれると嬉しいものだが、それはそれとして自然の摂理と思ってあきらめることにする。
教室に入り待機。先生入場。開口一番、
「今日は雨で、空気の汚れなんかも流されていいわね」
と、のたまったところで
「…流石、プロフェッショナル」
と、オイラは黙りこくってしまった。そして黙りこくったまま授業を熱心に聞いた。オイラは午前中、極めて魔物に襲われやすいので結構苦労する。2回半、ガクンと幽体離脱から引き戻されて、何事もなかったように授業を聞く。しかし隣のクラスメートにはしっかりと目撃されていた。まさに、家政婦は見た、という感じだった。
そんな感じで午前の授業は火事場の糞力で眠らずに乗り切る。


昼ご飯だ。
オイラは雨が降っていて、弁当などの荷物が増えるのを嫌って今日は飯を持参してきていない。かといって、地下の飲食店で思いの外安い「刺身定食」やモツ焼き定食などを食うような金はない。ちなみに財布をのぞいてみたら、何も入ってなかったな。オイラは、小学生の時の教科書に書かれていた「かわいそうな象」の胃袋の中身と自分の財布の中身がオーバーラップして、溢れる涙を禁じ得なかった。一緒に全米も泣いてくれた。
する事もないので、今日はオーロラタウンをブラブラたり、紀伊國屋書店で金が入った時に文庫本でも買おうと思っているので物色したり、パルコのポストホビーでミニカーやエアガンや、野郎がいつまで経っても好きな細々としたものを見て回った。
そしてとっくに世界5000個限定なので、売り切れているだろうと思われたX-WINGファイターのダイキャストモデル(価格59,800円)がまだ売られているのも見た。
…しまった。パチスロで20万の貯金があった時に買っておけば良かった。このようなプレミア限定ものは買っておいて損はない。第一、X-WINGファイターの造型にオイラはすっかり虜になっているし、止まれぬ事情で手放さなくてはならなくなったとしても、定価前後の値段で転売できるからだ。もう一度、売られているのを見たら絶対に買おう。オイラは明日に向かって固く誓った。ま、太陽はいつものように知らんぷりだ。
午後の授業だ。まだ今日は実技講習は無く、講義が延々と続く。昼飯を食べなかったので、全く眠くならなかったが胃袋がなってうるさかった。いっそのこと、取り出して先生に差し出したいくらいだった。
授業終了。明日は実技がある。エプロン持参で頑張るかな…。


帰りは妻が車に乗って迎えに来てくれる。場所として、一番楽であろうロビンソンの国道36号線側を指定した。我が家からは、余計な左折右折が無いので楽なはずだ。
オイラは予想していた時間より10分遅れて、マーチに乗った妻登場。その光景は、チョロQがあっちこっちにぶつかっては予想できない方向へと走り始める、オイラの幼少の頃に刻み込まれた風景のようであった。…よかった、バンパーをスーパーボールのゴム製に換えておいて…。
ダイエーで、エプロンを買う。ジャージを買う。…何かと金のかかる授業だ。
そして家に帰ってから、ハムスターアレルギーの喘息防止の薬をもらいに行くため、ハムスターアレルギーについては詳しいと言われる西岡病院へ行く。…いつもの薬をもらってきた。
家に着いたら8時だ。…なんだかんだ言っても、結構忙しいじゃねぇか。
飯を頂く。本来なら腰痛の妻に変わり、且つ授業の練習もかねてオイラが料理を作るべきなのだが、まだ体が疲労に負けている。ま、一月もすれば慣れるだろう。で、パソコンを立ち上げなだれてくる100通ものメールをさばいて、やっとマッタリを過ごせるのがこれを記述している10時である。久しぶりに、インスタントコーヒーなんかも飲んじゃったりして、いやはやのんきだね♪