一生懸命働くと気持ちいいなんて、資本家の詭弁だよな…

自民党が歴史的圧勝をして、マスコミが騒いでいる最中、オイラは明日の実習のため高らかにイビキをならし、気持ちよく寝ていた。…なんて事はない。
どちらかというとうなされていたと言うべきかも知れないな。実際に眠れたのは午前2時くらいだし。
で、朝目を覚ますとやけに新聞が薄い。うむ、選挙だからと言って適当に編集するとは許されないぞ。そんな風に新聞代についてケチをつけようかと思ったが、何より朝に支度の方が忙しかったのでやめておいた。
弁当を作りつつ、テレビでは自民党の話ばかりをしている。…そんなに圧勝するとつまらないんだよな。しかし、そんな全国的ニュースをよそに放り出すほど新党大地の鈴木宗男の当選はオイラにとって衝撃的だったのだ。…だれが投票したんだ？ 正直、1議席で何か発言する機会などあるのか？
ま、過去の栄光だ。勝手にやってくれ。それに現在控訴中の裁判が結審して有罪になれば、公民権剥奪と言うことで議員は解雇されるのだ。でも、ドラゴンボールのピッコロ大魔王がいまわの間際に子孫をタマゴに残したように、新党を立ち上げて子分に議席が映るようにしたのは流石とかしか言いようがない。
後オイラが注目していたのはあの広島6区だ。
めでたく静香ちゃんが当選したらしいな。まぁ、刺客が堀江もんでなければ勝利することが出来たかも知れないのに、彼では静香ちゃんが支持されたのかどうなのかがわからないな。失敗だろう。


で、車に乗って実習先まで行き、妻に車を回収してもらう。
以降、守秘義務があるため詳しいことはかけないことをご了承ください。


実習の1日目が終わり、もう一人のクラスメイトの方と新札幌駅でくつろいでいるとその方に電話があり、どちらかの施設に就職が決まったらしい。…うむ、なんてめでたい瞬間に同席したのだろう。思わずロッキーのラストシーンのように、
「エイドリア〜ン!!」
と叫びながらサンピアザの太陽の広場を裸で逆立ちしながら1周しちゃったよ。
ま、言うまでもないが全米も泣いた。
で、ボロボロになった腰痛と闘いながら近くのパーラー太陽でパチスロを打ちながら迎えに来て待ってくれている妻の元へ行く。ぼろくそに打ちのめされたオイラは、秋の夕暮れの長い影を引きずりながら、それでも24時間テレビの山田花子のようにヘトヘトになりながら頑張り、そして予想外に遅刻した。
…妻がパチスロを打っている。オイラは人の少ないパーラー太陽のデータカウンターをチェックする。うむ、これじゃ1万円入れてもでねぇぞ、と言うのが感想である。
そして妻を強制連行して家に帰る。
晩ご飯はおいしかった…。満腹になるまでくっちまったぞ。
そして疲れた足を伸ばしながら、腰に湿布を強烈に貼りつつ、のんびりとあだち充の「ラフ」を読み返した。あだち充の漫画というのは、野球が題材でなければ長続きしないのはもはや貞節になっているのかも知れないな。
で、ニュースをご丁寧にチェックして、腹を満たして、明日のことで思い悩みながら眠るのだろう。久しぶりにパトラッシュが横に来て欲しいなと思う。