ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

There is not enough money to spend nomal life.

「アナログ停波 イラネー」


はい、そろそろ札幌は激烈に寒くなってきました。こんな時は、獣拳戦隊ゲキレンジャーのジャンの言葉を借りて、
「こたつに潜ってヌクヌクだぁー!♪」
・・・あ、妻がにらんでいる。
「・・・ゾワゾワだ。」


さて、最近一生懸命YOU TUBEニコニコ動画で科学チャンネルを見ていたが、だいたい見尽くしてしまったので再び魂が抜けたように過ごしております。ま、頭だけはフル回転しているけれどね。
で、昨日は修繕作業をする。とりあえず、大事に利用している「HONDA」ブランドのクォーツクロノグラフ時計の革バンドがグローブレザーなのだが、留める部分の革がはがれてすっ飛んでいったため機能していなかった。なので、革ひもを買ってきて適当な長さに切って、コニシゴムボンドを使って圧着。このまま乾燥のため1日ばかり放置中である。後は、事前にあけておいた穴に糸を通して縫いつけるだけだ。・・・ま、本当はロウ引きした糸を使うとか重要な決まり事があるのだけれど、面倒だしそういう専用の道具を用意する予算はないからやらない。
後は、1000円くらいで入手した巻きペンケースのひもの部分が今ひとつ使いにくかったので、残った革ひもを使い改良した。こういうとき「高級品」ではないものをいじり倒すのは楽しい。で、できあがったもののひもの長さがいまいちなので、もうちょっと検討してそのうち改良しよう。
そんなのどかなことをして過ごすこともある。


さて、気がつくとお昼ご飯の時間だー♪
もちろん、オイラにお昼ご飯は当たらないぞ。働かざる者食うべからず、というのは自分を戒めるための言葉であって、他人に使っちゃいけないぞ。
そうして華麗に昼ご飯をスルーしようと思ったが、やはりぱけちゃんのお腹がピーヒャラ鳴いてうるさいので、冷や飯にのりたまをぶっかけたものをお見舞いして黙らせてやった。うん。
そうすると食ってしまったので、働かないとな・・・。
危険を感じたオイラは皿を洗い、そしてたまたま目についた包丁を手にとって・・・
いひひ・・・・・・。
たっぷり時間をかけて研いでやった。もーなんか、すっげぇ楽しい♪
所々刃こぼれを起こしていたので、削る量はたくさん必要だ。こういう状況になったらグラインダーなどで火花を散らしながら慣らし作業をするべきなんだけれど、そんな高価な機材は無いから砥石だけで研いだ。試し切りとしてふやけたトマトを探したのだけれど、残念なことに無かったので表に出て竹林で修羅のごとく乱れ切りをして切れ味を確認した。
「・・・またつまらないものを斬ってしまった。」
そうつぶやいて木枯らしに吹かれたオイラだったが、サツが来たからこっそり家に戻る。


一応、家の仕事が終わったので、今度は自分の鉛筆を取り出してひたすらカッターナイフで削った。・・・鉛筆削り(シャープナー)ならもちろんあるよ? けれども、あえて時間をたっぷりかけて刃物と戯れるのが楽しいのじゃないか。ひとしきり、ちびた鉛筆を山にしたところで満足したから、今度は彫刻刀を取り出して、「ぱけを」しるしの自作の「印」(書道の時に押すようなやつ)の握りの部分をひたすら整形した。ずいぶん前に作ったのだけれど、印の面だけ完成させて満足してしまい、装飾などの彫刻をしてなかったんだよね〜。で、真珠パウダーのような白い粉をまき散らしながら削る。とにかく削る。・・・楽しいよぉ。
多分フロイト学的に精神を分析したら、深層心理の中には男性性器がてんこ盛りに詰まっているのだろう。ま、日常生活にフロイトは関係ないのでスルーしておく。


その後、戦いに疲れたオイラはしばしこたつで眠りにつく。


晩ご飯だ。今日はオイラの当番なのでおとといかっておいたカスベを煮付ける。煮付けなどというものはグループホームで仕事をするまでは作ったことがなかったのだが、週に1度くらい作る羽目になっていたから楽々なメニューの一つだ。
・・・死ぬほど塩辛かったぜ。
そうして、自分にあきれたオイラはふて寝するのである。