ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

笑って過ごしてフグを食べない

「寝正月2008」


昨夜は仮面ライダー電王の最終回の興奮からか(うそ)、寝付けなくて辟易していたのだけれど、オイラにはもらったけれど結局、よい子は寝て育つの法則で全く消費しないで大量在庫になりつつある睡眠導入剤グッドミン」(安直なネーミング)を飲んで寝た。
効き目まで45分くらいかかった。・・・効かねぇな。


今朝はたっぷり寝た。良い夢を見たような気がするが、そういうことはすぐに忘れるのである。
というか、起きたのは昼間だ。しかも起こされてだ。
・・・どんだけ寝れるんだろう、よい子は寝て育つのオイラ。
その後、メシを食うと言うこともなく部屋の模様替えにかり出される。なんだか知らないが、禁煙でタバコを吸わないようにと気をつけていると、一緒に食欲までセーブしてしまうオイラ。そりゃそうだ、習慣として食べたあとの一服は至福の時だったからな。タバコを我慢すると言うことは、その一連の習慣の流れを断ち切ることにある。そうすると、今のオイラは「食う」という行為から断ち切ることになったからに違いないだろう。・・・2キロ痩せた。


部屋の片づけが終わると、ファインモールド製のY-WINGのパイロットの改良に手をつける。
・・・本当に「改良」か?
でもなぁ、本当にファインモールド製のY-WINGに付属しているパイロットの姿勢はおかしいのだ。どれくらいおかしいかというと、名探偵コナン


「なぁ灰原。この被害者の死体の姿勢っておかしくないか?」


と、大人の前でつい口走ってしまうくらいにおかしいのだ。
コックピットに座らせると、飛行機で言うところのヨーをコントロールするペダルの遙か明後日の方向に足が投げ出されることになる。おまけに、いすの角度に対して寝そべりすぎ。なんというか、死後硬直を棺桶に入れるのに苦労して不謹慎なことに笑ってしまうような、ちょっと遠目の親戚のような複雑な気分になってしまう。
そこで、何日か前に作業に着手していた。まず、ロウソクの炎を利用して、プラスチック製のパイロットの姿勢を

ぐにゃ。


と音がしそうな感じでひん曲げる。ちょっと猟奇的殺人事件♪
そして、放り投げ出された足をヨーペダルに対して正常な角度で収まるように、膝の辺りをあぶって同じように角度をつけて、ぐにゃ、と曲げる。
うん、不器用なオイラは膝ではなくて、ちょうどすねの辺りから曲がるようにねじ曲げる。・・・ますます猟奇的殺人事件か。
さらに最後に、せっかくだから股間の辺りをまさぐっているように適当に放り出している腕を、操縦桿を握っているような感じにしてしまおう、と思い悩んだあげく両腕切断。


全くもって猟奇的殺人事件だ。


その後、パテをつけて不完全な格好になってしまったその可哀想なパイロットを「早く人間にしてあげよう」とすべく、修正をかけようという感じで終わっていた。可哀想なパイロットはパテが乾燥したあとも逆さにつるされて、たっぷり1週間ほど干される。・・・オイラに購買されてしまったばかりに、全くもって不幸なパイロットだ。
前置きが長くなってしまったが、そのパテの削り込みを行ったのであった。・・・まったく、不自然な場所で足をねじ曲げてしまったばかりに、作業がしにくくてたまらないぞ。そして、適当に棒状に丸めて乾燥させておいたパテで新たなる腕を作らなければいけないのだが、そのあたりで気力が尽きたので終了。
このパイロットが人間になるには、当分の話し合いが必要だ。
どちらにしても、機体自体の塗装を完了させるには窓が自由に開けても寒くないような春まで待つ必要があるので、そんなに急ぐことはない。かわいそうね、パイロット。


そろそろ富士通bibloのバックアップを取らないといけないなぁ、と思いながらも今ひとつ気分が乗らないので行わずにコタツで過ごす。そんな風に正月は過ぎ去っていくのである。