ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

くだらんわりに、最近アクセスが多いのは何故だ?

「騒がしい風景に憮然とした表情の観音様」

深夜の出来事・・・。


「・・・なぁ、最近出るって話知っているか?」
「・・・ん? 洞爺湖サミット福田首相のおでこから上が御用提灯のようにのびて、先端がパカッと開いたかと思うとチューリップが出現するというヤツか?」
「・・・。・・・いやまぁそんな噂もあるけど、それじゃないよ。」
「じゃ、何が出るんだよ」
「・・・お化けだよ。」
「何のだよ?」
「隊長のお化け」
「・・・鈴木、おまえのか?」
「ちげーよっ! 確かに俺は今隊長だけれど、前隊長のお化けだよっ!」
「えぇっ! あの、梅綾小路宮正一前隊長のかっ!」
「そうだよ! あの、『俺のことは、ショーン・ザ・ファーストと呼んでくれ』といつも言っていたあの前隊長だよ!」
「えぇっ! 結局はみんなから『梅さん』としか呼ばれてなかった、あの梅綾小路宮前隊長のお化け!?」
「そうそう。なんでも、夜な夜なあの事故の頻発に発生する現場に出てきては、土砂をほじくり返しているらしい・・・」
「・・・あの落下物の未消化の昆布に絡まって、窒息するという不幸な事故でなくなったから、この世に未練でもあるのかな?」
「俺も実際に見た訳じゃないから、詳しくはわからないけれど、巡回している隊員が何度か目撃した、という噂が広まっているんだ。」
「・・・なんだか、不憫な話だな。」
「・・・なんだかねぇ。」
『ギーギー! 司令部より入電。ぱけが縁近辺で再び土石流発生の模様。至急、対応を求む!』
「うわぁ、最近落ち着いたと思ったら、又あそこで発生かよ〜」
「はい、指示お願いしますよ。鈴木隊長♪」
「こういう時だけ、上司扱いするなよ山田。はい、各員防護服着用の元至急現場に向かえ!」
〜と、3分後〜
「・・・おいおい、山田。隊長いるぞ。」
「あぁ、しかもめっちゃウンコまみれで掘り返してるぞ。」
「・・・最近事故がなかったから、土嚢を撤去したんだよな。」
「あぁ、裏目に出た。」
「で、どうするよ? あの隊長のお化け。」
「・・・話しかけてみるか?」
「・・・そうだな。」
ツカツカと鈴木現隊長と山田副隊長は梅綾小路宮前隊長の魂に近寄る。
「・・・あのぅ、隊長。」
返事はなく、黙々と復旧作業に当たる前隊長。
「・・・隊長? 聞こえませんか?」
「・・・梅隊長。あなたはもう休んでいて良いんですよ? 長い休暇をもらったんです、あなたは。」
返事はない。しかし、彼は静かに作業の手を止め二人に振り向いた。
しばしの戦慄を覚える鈴木現隊長と山田副隊長。そして、彼は口を開いた。・・・ウンコまみれで。
『俺のことは、ショーン・ザ・ファーストと呼べ! と言ったろうがぁ!』
「うひゃ〜、ごめんなさい隊長!」
そして、夏至に近い6月の少し明るくなった空の下、二人と一つの魂はかつてのチームのように黙々と復旧作業にあたるのだった。


目覚めたオイラは、やはり下痢漏れの再発を確認する。しぶい表情を浮かべながら、
「やっぱり、昨日は食い過ぎたな・・・。」
と、少し反省し後始末をした。
くだらんものを書いてしまった。