ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

死ぬ気になれば何でもできるというヤツは、本質も見直した方が良い


「三羽カラスと悪だくみはよく似合う」 by Yashica Electro35 GS

全国の労働者諸君がうなだれながら布団から這いずりだし、憂鬱な表情で会社へと向かう月曜日だ。
・・・一体どうして日本の労働者はこんな事になってしまったのだろう?


昼間になり、もそもそとオイラの大嫌いなスーツを着用し、派遣会社への登録へと出発する。某有名な派遣会社だ。
毎度毎度会社は違えども、職務経歴とかパソコンスキルとか、タイピングスキルのチェックとか意外にやることが多いのが派遣の登録だ。
で、
コーディネーターとの個別の面談になったのだけれど、どうやらここは事務職系がメインらしくオイラは頭の中で
「・・・こりゃ、どう考えてもPG、SE系の技術者か、事務処理に長けた女性にしか求人はこないな。」
と即判断した。オイラって、パソコンスキルのチェックシートに使えるソフトとできることを客観的に記載していくと、かなりのことができるらしいのだけれど、実際には知的好奇心から身に付いたものであり、それをアピールするようなスキルだなんて思っちゃいないし。それに、先にも触れたようにそういうスキルは女性に求められているものなのだ。
で、
コーディネーターから、
「音響、ビジュアル機器の設営の営業職があるのですがいかがでしょうか?」
と提案されたが、
「・・・営業は無理だと思います。」
と明確にすっきりと有無を言わせぬ勢いで全否定した。まぁ、想像すればどんな仕事かがわかるし、仕入れ先と価格交渉でもめて、設営工事をする会社と工賃と工事完了日程でもめて、それに関してお客さんからクレームが来て、それを
「・・・そんなもの、馬力で抑えろよ!」
と上司に叱咤される様子が、リアルに脳裏に再現フィルムのごとく浮かんだので完膚無きまでに全否定した。営業やるなら期間工の方がいいよ・・・。


なんだかんだで2時間弱もかかったのだが、オイラは茶の一つも出ない登録会でスッカリのどが渇き、水分を購入してタバコの吸える場所へ移動し、休息をとる。
さて、帰るか・・・、
と思ったら妻から渡された「昼割りカード(午前10〜4時までが対象時間)」しかもっていなかったオイラは、ここで交通費が不足していることに気が付く。
・・・。
・・・歩くか。
札幌駅から我が南郷7丁目付近までは何キロくらいの道のりがあるのだろう?
真夏の太陽は無遠慮にオイラの脳天に赤外線やら紫外線や、宇宙線をまき散らし、体内の水分はどんどん流出していく。
半分くらいまで来たところで、一度くじけそうになるんだけれど、
「・・・死んでも車で迎えには来てもらわん。」
といつものようにわざと健康に悪い行動をし続けた。やっと到着した頃になって、日が傾き、涼しい風が吹き付けるようになっていた。
そして、痛くなった足の裏にインドメタシンを塗りつけ、英語のテープを耳元でならして横になっているうちにぐったりと眠り込んだ。
本当はやらねばならないことがたくさんあるのにな。


そういえば昨日、ノートパソコンのハードディスクを認識しないトラブルを解決するため、再び分解し、原因を特定した。そして、再び組み立てて稼働できる状態になったのはよいのだけれど、以前から問題になっているACアダプタと本体が接する部分で、


バチバチバチ!


となったかと思うと、焦げ臭いニオイが立ちこめ、ノートのCPUクーラーの回転数が、ひげそりの充電切れのごとく緩やかに遅くなり、そして死んだ。・・・これはもう、復旧しないだろうな。
メモリとかHDD、液晶パネルなど、色々分解してオークションにて投げ売りしたあげく、本体部分は完膚無きまでに圧縮破壊すればパソコンリサイクル法に抵触しないのでそうしよう。なんだか捨て鉢な人生になりつつある。
9月辺りにまた愛知に飛行機を作りに行っているかもしれないな。