ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

サイレントテロリストを地で行く生活


「このあと日産は盛り上がるかに見せて、実はコケタ」

毎日少し寒さが緩んでは、炉端の雪が溶け出して路面に流れ込み、そして夜になって再び凍る。そして、次の日再び寒さが緩んでは炉端の雪が溶け出して路面に流れ込み、そして夜になって再び凍る。
そんな毎日を繰り返しているから、札幌の街並みはスッカリアイススケート。緊張と転けている人を笑う弛緩を繰り返す漫然とした一日を過ごすわけである。すっかり1月も末になってきたけれど、今年はカメムシが大発生して大雪の年か?と思った割には全然雪が降らず、雪の街と言うよりは氷の街である。・・・しかも、融けた水だから泥が混ざって汚いんだよなぁ。これじゃぁ、純白の世界を期待してやってきた台湾の人もがっかりだろう。真面目にもしも転んだら、相当痛いぞ。カッチカチやもん。


通勤の風景が若干変った。先日から妻のお下がりのiPod nano1stを持ち運んで、出発時には「ECC 知ってる単語でこんなに話せる podcast」を聞きながら世間に背を向けて歩く。・・・ま、今さら英会話ができるようになったからと言ってこれと言ったメリットはないのだけれど、言語の問題がクリアになれば日本でなくても生きていく事は可能だ。そして、侍精神を持った給仕として折り目正しくダンディに老けていく事も可能だ。オイラも歳をとってずるくなってきたもので、毎日の生活を一生懸命やっている振りをしながらこういう逃げ道をしっかり作っておく事も忘れない。・・・できれば役に立たない方がよいのだけれど。でも、所詮言葉ジャン。覚えればそれで済むような事で人生が大幅に制限されるのはもったいないような気がする。というわけで、オイラの英語の勉強熱は冷めることなく継続している。


で、肝心の仕事と言えば、これと言って変る事もなく毎日毎日同じ事を繰り返す。ただ、面白い案件にぶつかると「面倒なのだけれど」知的好奇心が騒ぐのでそれなりに楽しかったりする。上司からの注意があっても、営業の頃に比べれば軽く受け流す事もできるし、どういう意図でそういう事を言っているのかも理解する事ができる。同僚の愚痴に関しても、
「あー、こういう愚痴って10年前くらいの良く思っていたよなぁ。」
とやはり受け流す事ができる。歳をとるという事は、体力の低下と反比例して効率よく動く事ができる能力を手に入れる事なのかもしれない。


仕事が終われば、冷やかす場所も見つけられないまま黙って家に帰る。帰りはクールダウンのため音楽を聴く。
そういえば高校くらいの時は熱心なオーディオマニアで、電機屋に行ってはカタログを山のように集めてにんまりと眺めるのが楽しかったな。もちろん、変える訳じゃないのだけれど、カタログスペックの数字に関してhちょっとうるさいくらいに覚えたりして、楽しんだ。
オイラがテレビオーディオを含めて、何でも接続してリンクする配線マニアになったのはこの頃からだろうか? 気が付けば、どこにどんなケーブルを繋げば目的にかなった使い方ができるのかをすぐにイメージする事ができる。
その延長線上と、営業時代の廊下の水ぶきのような下積みを経ると、現在の職場でそれほど大きく苦労しない能力がつくものだ。この手の電話だけで仕事をする仕事は、自分の脳内に相手の状況が明確にイメージできるようになれば半分成功したようなものである。あとは、ちょっとばかり質問をすれば足りない情報を補う事ができる。
と言う感じで今の生活というのは、1年というスパンの短期で見れば「結構順調」な方にはいるのだろう。


それにしても先日のCPU交換作戦が失敗して以来、オイラのメインパソコンはよりいっそうボロボロだ。中身むき出しで配線も外にはみ出しているしな。もっと、コンパクトに配線が飛び出していないパソコンが欲しい。