ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

この状況で子供を作れという方が無理だ

今週は休日の定番である月曜金曜の休みであった。この日が休みだと、何となく落ち着くんだよね。落ち着いたあげくにコタツで寝倒して終了という結果になる。


これと言って書く事はないのだけれど、今年の札幌はこの132年間で2番目に寒くない1月だったそうだ。・・・ま、分母を巨大にしすぎるとあまり実感がないよね。例えば、今年の夏は東京ドーム10杯分のビールが消費されました、くらいだと北海道住民で目の前に東京ドームを目にした事の無いオイラで、ギリギリ
「あー、たくさん消費したんだな。」
というイメージを持てるのだけれど、今日は蟻の巣が6千万個分水没するくらいの雨が降りました、なんて言われても
「・・・そんな事言われても困るんだよな。」
と言う風になってしまう。
ま、良いんだけどさ。


そんなわけで今日は休日だったのだけれど、例によって病院に行く羽目になる。絶対絶対オイラの休日は役所と病院から逃げる事ができないのだ。これが病院内を自由に歩き回る事ができるなら楽しみもあるのだけれど、用もないのに手術室を覗きに行ったり、霊安室巡回ツアーとかやると、もれなくゴリラ級の看護師さんにつまみ出されるから大変だ。
・・・懐かしいな、アレは小学6年生の時。原因不明の病にて入院されられたオイラは、小児科病棟で二十日間くらいの大部屋合宿生活をする羽目になったのだが、その時は親の心配をよそに結構オイラは楽しんで入院生活をしていた。
呑気に終日テレビを見ていても良かったし、チョイと年上や年下の連中と共同生活をするなんて事もなかったから、なかなか話をしても面白かったし、途中からは隣のベットの兄ちゃんが、アレは1982年だったんだな、オフコースの伝説の武道館公演のテープをヘビーローテーションでかけまくるので、退院する頃にはスッカリオイラのソウルミュージックとして身に付いてしまったな。
で、病院関係者も注射がへたくそな看護婦(当時)さんをからかったり、途中からやってきた研修の看護婦卵の人々をからかって遊んでいたねぇ。そして、その中で一番思い出深いのは霊安室巡回ツアーだったんだよねぇ。
地下1階の奧にある霊安室は、扉の奧にあり、扉を抜けると4つほどの個室のような部屋が左右に並んでいる。霊感のないオイラはそこで何かを感じる事はなかったのだけれど、霊安室の廊下を抜けるとすぐに厨房になっていた方が驚いた。・・・毎日、美味しそうな匂いがすると霊安室に安置される方も落ち着かないだろうに。


夜になるまでほとんど寝ていたのだけれど、今日はミュージックステーションユニコーンが出て「すばらしい日々」を演奏するというので、張り付いてみていた。オイラは、ユニコーンの熱心なファンではないけれど、この曲は大好きだ。
特に歌詞には
「君は僕を忘れるから、その頃にはきっと君に会いに行ける」
という何とも云えない皮肉に満ちたセンテンスが大好きなのである。そうそう、オイラも一緒。みんなが忘れた頃に現れるのだ。