ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

盆が終わると一気に秋


「富の再分配が叶わぬ世でも風情は忘れたくない」

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個人として思うのだけれど、多くの人が仕事で疲弊していて休みたいんだけど休むことができない。
特に長期で休むとなると診断書が必要だから。診断書も簡単に出ないし、保険適用外で高いものである。
休養したいという気持ちを飲み込んで本当にメンタルで無理をしすぎると(多少の無理は人間社会だからあるもの)、社会活動全喪失の鬱とか神経系の病気になって、その後の人生長く引きずることになる。その生産性の喪失を考えるなら会社も多少の長い休暇に関して寛容であらねばならぬ、あるいはその人しかできないことは普段からバックアップ体制を敷いておくことで防げるはずなのだけれども、予備とかバックアップにお金をかける企業は少ない。
コンピュータだってそうだ。安全装置やバックアップはいつも後回し。
企業だって法律上は法人として人間扱いだし、余裕を持った経営さばきなどできないのだろう。正確には、余裕に余裕を重ねた経営計画自体が最低限叶えるべき目標化してしまっているんだな。
そして、このような世の中になっている。
誰が悪いといえないくらい、ぎりぎりのチキンレースを毎日強いられているわけだ。


そういう中で、ホッと良い天気に空を見上げると良い気持ちになる。
どこでどういう成長過程の中で空ばかり好きになったのか知らないけれど、好きなんだ。
最近、夢ばかり語る人として着実に家庭内では役に立たない人になりつつあるぱけさんだけれど、以前も書いたことがあるように、弱いものの若干の色弱異常をもっているので飛行機パイロットとかなれないのは高校に入った頃から知っていて、そういう仕事は端から諦めていたけれど、ここに来て、


色覚異常を抜きにして、パイロットに慣れるんだったら今からでも頑張りたいな」
とか
「いろいろなパイロットへのなり方について、国内外を問わず調べたかな。英語なんて使っていればなれるし(ちょっと自慢)」


などと思ってしまう。実際、ヘリコプターについては視覚の条項が若干だけど緩い。
別に戦闘機乗りになりたいわけじゃないからな。……操縦したいけど。
この歳になって、とも感じるが、漱石の教えに従って心に素直に志を表現することとする。


最近、何をどうやってもしっくりこないという気持ちが渦巻いており、ふとHuluで見かけた
吾輩は主婦である」内部での漱石の人物像、考え方、人なりの優しさ、生き方……、そういう点で一生懸命仕事で縛り付けられているという感情を紛らわせて、お金を稼ぐかすごく考えている。
すごーく果てしない問答をしているような気分です。