ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

一躍人気のアブラガニ

今朝は4時半くらいに一度トイレに目覚めて、再び寝ていた。起きたのは8時半くらいだったろうか? どうやら、今日は昨日とはうってかわって風が吹いており、気温も低いようだ。その風も多少強すぎる感じがあり、大槻ケンヂのように「オロロ〜ン、オロロ〜ン」と空気を裂く音を奏でていた。なんとなく不吉の前兆みたいだった。
さ・て・と…。
いつもこの日記をつける時、時経列で記憶を整理しながらタイプしているので、どうしても朝のどうでも良い出来事が大きくなり、活動の活発となる夜の出来事は疲れて適当に書いてしまう。竜頭蛇尾というヤツだ。そこで、オイラはちょっと革新的な試みとして朝の出来事を軽めに書いてみる。
朝起きて、トイレに行って、たばこを吸い、ジャン・レノのように牛乳をがぶ飲みして、さらにプレステのバーチャファイター4エヴォリューションで昨日の興奮を思い出しながら一頻りプレイし、「まぁ、いいさ」とゾンビのラストシーンでピーターが呟く台詞をハムスターたちに話しかけてみたが、無視された。 以上。

昼に昨夜、鳥のように啄んだため思いの外時間がかかり、残してしまっていた焼きそばを食べる。これで、焼きそば3連チャンの完成だ。晴れてオイラも無形世界遺産として知床に来ているシェパード氏に推薦され、もれなく小泉から新しいポストである焼きそば大臣に任命され、天皇陛下に承認されるだろう。思わぬ形で第3次小泉内閣に閣僚入りするなんて、オイラもドキドキワクワクだが自宅勤務なので無事に務まるだろう。まぁ、ラーメン大好き小池さんの焼きそば版みたいなものだ。
さて、そのように焼きそばをモソモソと食べていると、かみさんが起きてきた。そして例のごとくオイラにミッションが下った。今日は、銀行へ行き通帳記帳をし、それから郵便局の郵便貯金から金を引き出し、指定された信用金庫の口座に振り替えするという事だ。うん、文字だけ見るととても怪しいミッションだ。オイラは、「ガッテン承知の助!」と古い気合いを入れ、出発の準備をした。いつもと違う現金輸送並みの重大な指令だけに準備も入念だ。オイラは隠し持っているありったけの武器と秘密道具を体に装備し、見えない敵との戦いの備えた。ミッションインポッシブルと007を合わせたような新しいヒーロー像だ。そう、トム・クルーズの背の低さと、ショーン・コネリーの禿頭。それに、ティモシー・ダルトンのケツあごを組み合わせたような感じだ。鏡の前でポーズをとってみたが、弱そ〜。
涙ぐむオイラにかみさんが肩を叩いて、「闘わなくちゃ、現実と」とドラえもんの名セリフを投げかけてくれた。
さて、本当に困難なミッションだった。襲いかかるオヤジ達を千切っては投げ、千切っては投げ。まとわりつく子供達を千切っては投げ、千切っては投げ。そして、店の前で待っている飼い犬をナデナデし完了させる事が出来た。これには溜五郎もビックリだったろう。そして、家に帰るとオイラは岩崎宏美に言われるがまま、疲れ切った体を投げ出して、眠った。
1時間ほどして、「さぁ、お楽しみの時間は終わりだよ!」とかみさんにたたき起こされた。元々夜更かしタイプのオイラは油断すると朝まで起きているので、昼寝は1時間までと日頃注意されている。まぁ、いいんだ。高橋名人だって「ゲームは1時間まで!」と顔を酸っぱくしながら言っている事だしね。
その後、思い出したように右手の拳で左手の手のひらを叩き、昨日借りてきた「beatles gear」を読む事にした。結構、ボリュームたっぷりなんだよねー。で、今日は広辞苑と和西小辞典を駆使しながら、ビートルズリバプールでクオリーメンと呼ばれていた結成当時から、メジャーデビューする直前までの楽器の遍歴と解説を読み解いた。いやいや、かなり読み応えがありますよ。今まで色々な裏情報は世に出てきたけれど、楽器という側面からメンバーを語っていて凄く面白い。特に印象的だったのは、1960年代は一時期、イギリスはアメリカからの輸入制限をしていて、メンバーは主流であったギブソンとかフェンダーの優れたギターを手に入れる事が出来なくて、苦労していたらしい。そこで、ジョンとポールとジョージの3人はモジモジくんの格好をして輸送船に潜り込み、伝説と言われる寺内タケシのギターを手に入れるために、日本に入ってから武士道を学んで廊下の雑巾がけを3年もの間耐え抜いて、やっと伝説のギターを受け取ろうとしたら実は寺内タケシはすでに手放していて、そこに存在しなかった。で、傷心しながら3人が帰ったイギリスでリンゴ・スターのドラムの椅子のクッションをまくってみたら、そこに伝説のギターがあって全員脱力する下りなんかは、読んでいて勇ましい気持ちになったもんね。凄いよ、ずうとるび
夢中になって読んでいたら、あっという間に寝る時間になっちゃった。
そんなわけで、余り書く事がないんですぅ。