ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

でも、飛行機は勘弁な。

月曜日の朝だ。これと言ってイベントなど無い一週間の始まりだ。しかし、ストレスが少ないのはよいことなんだ、とオイラは自分に言い聞かせる。
さて、今日は8時くらいに起きてネットを循環しているとかみさんからいきなり指令が下りた。ハムスター用の砂購入、文教堂に野生の証明のビデオを返却。そして、産直市場と近所の野菜屋でトウキビを購入とのことだ。うむ、なかなか休ませてくれないぜ。俺はワイパックスと新たに追加になった高脂血漿の薬を飲み、身支度を調えてダイ・ハード2のスチュワート大佐のように丸裸でクンフーの練習をしながら、精神を統一し出発をまった。さぁ、10時だ。出発の時間だ。俺はすっとテレビのリモコンを早撃ちのように掴み、素早くスイッチを押し、隣の家のテレビを「のりゆきのトークde北海道」に変えた。多分、隣の家も困惑するやら迷惑するやら大変だったろう。そして、かみさんを車に詰め込みマーチで出発する。
まずはペット屋ヤマガミだ。そこで砂風呂用の砂を買う。そして、先日もいたワイヤーヘヤーのミニチュア・ダックスフント2匹と遊ぶ。毛足の長い子はおとなしめだけれど、短い方が大変な暴れん坊だ。あまりにはしゃぎすぎてそのうち
降参、降参〜 、と腹を出して服従ポーズだ。オイラはたっぷりその腹をくすぐりまくった。しっぽを異常に振りながら楽しんでいたぜ。
次は文教堂でビデオを返却。音楽雑誌のコーナーでギターマガジンやベースマガジンが出ていないかチェックしたがまだのようだ。カーグラフィックマガジンが発売されていたが、今月はお金がないので見送りだ。
さぁ、どんどん流すぞ。産直市場でかみさんを卸し、駐車場で待機する。そろそろ日が高くなって、オイラも風前の灯火のような体力となった。最後に、野菜屋につく頃にはすでに記憶がないくらいまで体力が奪われる。で、倒れるように眠る。駄目だ、肝臓機能を蝕まれていては夏場を元気良く乗り越えることが出来ないようだ。
2時半くらいにうなされて、目が覚める。汗びっしょりだ。何をしていたのかよく覚えていない。そういう日は結構ヤバイ。本当に思い出せない時間があるもんな。UFOにさらわれたのじゃないかと思っちゃうよ。
覚えているのは4時過ぎくらいだ。先日から気になっているMTRの件で、やおら玉光堂へ出発することにした。家にいても暑いしね。で、玉光堂にはいると、なぁ〜んと決算セールをやっているじゃないか! しかも、1万ほど他社より高かったKORGのPXR-4の前モデル(現行モデルは付属のスマートメディアが16MBから32MBになり色が変わったくらいで、機能は一切変わっていない)が、在庫処分の2万円だ。なんと、ここに来てTASCAM PocketStudio5と同価格で、先日言った中古楽器屋で売れ切れていたPXR-4の中古モデルと同じ価格じゃないか! オイラは、じっくりと眺め店員のお姉さんに在庫数を聞くと、残り完全新品が1つ、展示処分で1つの2つだ。…これは微妙な線だ。安い通販ショップを見てもこんなよい条件は見たことがない。しかし、今手持ちはない。むー。オイラはとりあえず引き返した。そして、お金を工面する。どうやって工面したかはあえて謎にしておこう。少なくとも犯罪には手を染めていないぞ。
そして閉店間際の7時半に再び店に突撃。もちろん、突撃前には電話をして「突入しま〜す」と中原誠永世名人のように連絡することは忘れなかった。
先ほどのお姉さんはいなかったが、バイトの兄ちゃんが暇そうに音楽雑誌を読んでいたので、のび太のままのように耳をひっつかんで商品を用意させ購入した。これには感極まった。全米も泣いた。しかし、全米というヤツはいつも映画を見て泣いているな。
マーチの中で小躍りしながら家に帰り、早速基本的な操作説明を読んでギターを繋ぐ。
おぉぉ〜、凄いぞ。録音しなくてもギターエフェクターとしてかなり遊べるぞ。これなら無理をして有効に利用できない音域の高級アンプはしばらく必要ないな。十分だ。それに、ベースのエフェクターもあるじゃないか。ベース用のアンプがないので困っていたのだけれど、この部分も一気に解決だ。うむ、ちょくちょく店に寄るというのは大切なことだな。特に、高価で欲しいものを探す時はよく店に出入りする事が必要だ。オイラは早速ぱけちゃんメモに
「うるさがられても、マメに商品を探すべし」と書いておいた。
で、夢中になって遊んでいると、かみさんが先日借りていた「八甲田山」を見るというので、ほとんど明治軍隊オタクと化しているオイラは一緒になってみた。
むー、一度見ているのだけれど、なんというか救われない話だな。それと、ついていく上司というのは、もちろん軍隊では選べなかったけれど、資本主義の社会人になった以上はきちんと見極めて選ばないといけないな。下手にイエスマンになってついていったりすると、理不尽に殺されかねない。特に、人に頭を下げない上司は駄目だ。それと、周りの意見を聞かない上司も駄目だ。撤退することの勇気というのを持っている人を慎重に見極めないといけないな。それであれば、失敗しても他人のせいにしなくて済むからな。
極寒の雪景色に身も凍りそうだったが、熱帯夜と化している我が家では残念ながら汗だらだらで、なんとなく申し訳ないような気がした。うん。
ま、ちなみに八甲田山近辺では幽霊の目撃談に事欠かないらしいな。霊感のない人でも見たりするらしいから、冷やかしで近寄ったりしないように、謙虚に冥福を祈りましょう。合掌。