ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

その魚はスッポンウオと言うんだ

さて、今日は忙しいのだ。
朝、いつものように膀胱の過度の緊張状態によって目覚めてしまったオイラは自分が混み出し名人であったことを思い出し、家のゴミを抱えて外に飛び出した。おっとズボンをはき忘れるところだったが、そこは気力でカバーした。まぁ、エスパー伊東くらいの気力だな。結構凄いぞ。ゴミを出し終えたオイラはホッとした。危ない、ゴミ出し名人のクライシスだった。
家に戻り、電子ジャーに残った米をネズミのように食べる。いいんだ、別にネズミ男だって。生きているから食べるんだ。で、静かに座禅を組みながら散歩の時間まで、眠気と闘う。さぁ、こいマモノ! 今日は真正面から勝負だ。そう思い、身構えたが肝心のマモノがラリーJAPANで十勝の方へ出張中なので、現れてくれなかった。残念だ、せっかく気力が充実していたのに…。
10時になり、運動の時間だ。今日はちょっと趣向を変えて車で梅林で有名な平岡公園へ行く。そして、園内を散策だ。うむ、梅の季節とはうってかわって全然人がいないな。たまにいたと思ったら、秋のキノコを探している老人か、測量に訪れたとおぼしきその筋の人だ。で、これといって見るものも、ときめくものもなく、1時間ほど散策して、終了。うむ、趣向を変えるのは余りよろしくないようだ。
その後、すぐ近くの妻にとっての宝の倉庫、産直生鮮市場へいく。平岡店だ。妻によると、この平岡店の方が新しくてカーゴも自由に動かせるくらい広さにも余裕があって良いとのことだ。ま、俺には何のことだがさっぱり解らないのだけれど。
家に帰ると昼ご飯だ。はて、何を食べたんだっけ? 看護婦さんや〜、私,
昼ご飯頂きましたかねぇ〜。
そして、胃袋に血流を大量に流して頭部への栄養供給が不足気味となったオイラは、コーヒーでも飲みながら2ちゃんねるをROMり、鼻くそをほじりながら世間の出来事にうなずいていた。すると、普段なることのないオイラの携帯がなる。む、見たことのない番号だ。しかも、ワン切りじゃない。おそるおそるオイラは電話に出る。それは、知り合いだった。ちょっと複雑な関係の知り合いだ。赤の他人のようでありそうではない。かといって父親かというと全然そんなことはない。人生の人間関係とはとても複雑なのだ。あえてここでは語るまい。
用件としては、パソコンのマウスを買い換えたいのだが、どう選んで良いものか見当も付かないのでつきあって欲しいとのことである。さて、電気屋だ! 俺の数少ない得意分野の依頼が来た。特に用事のないオイラはその依頼にのることにした。車で出発。目的地である家に着く。着いたなり長話付きの厚いもてなしを受ける。まず話は、カブトムシだ。カブトムシと言ってもaikoの歌ではない。クヌギを中心とした林に住み着き、網戸にとまったりするとなかなか手を離さない、で挙げ句の果てに羽を広げて飛び立とうとするカブトムシだ。彼は、先日キノコ取りに行った時に偶然見つけて、連れてきてしまったらしいのだが飼い方が解らないらしく、連れてきたことを後悔していた。まぁ、北海道には原則カブトムシは自生しないから、どこかの家で飼われていたものが逃げたか、シーズンが終わって余ったカブトムシをペットショップが大量に自然に放出したものか、どちらかだろう。どちらにしても、そのままでは生きていけないので連れてきてもしょうがないと思う。少なくとも、北海道では。で、そのカブトムシは服などを入れるプラスチックのケースにただ存在していたので、まず腐葉土を買いに行くことを勧めた。幼少の頃、カブトムシを毎年飼育していたオイラは結構詳しいのだ。腐葉土は農家などに行くと簡単に入手できそうだが、虫もたくさん付いてくるので、ペットショップで販売されている「マット」と呼ばれるものがよいことを告げる。で、オイラは拉致されてホームセンターまで出発さ。さて、長い一日が始まりそうだ…。澄川のビバホームで飼育マットを飼う。餌である樹液ジュースを買う。100円ショップへ移動してカブトムシの入れ物を買う。なかなかよいサイズのものが無くて苦労する。それで、一度家に戻る。
カブトムシは何故か網戸にくっついて涼んでいたが、そいつを引っぺがす。そういう作業は20年ぶりくらいだな。飼育マットを敷いた容器の中にヤツを移す。最初こそ落ち着かない感じでバタバタしていたが、やがて気に入ったらしくまったりする。あとは潜り始めれば大丈夫だな。で、その後カブトムシの生態について、オイラが色々説明する羽目となる。ハムスターについてはその人の方が権威だが、カブトムシについてはオイラの方が先輩だ。オイラは学生に向かって講義するクラーク博士のように説明した。時には熱く、時には穏やかに。
で、これが結構時間がかかる。何故か途中でソイ釣りの仕掛けとか飛び出してくるし、これには正直まいった。オイラはパークゴルフも向いていないが釣りにも関心がないのである。
で、かなりの時間が経過したあとヨドバシへ出発する。ターゲットはオプティカルマウスだ。店に着くと、普段はなかなか顔を出すことのないマウスコーナーへ直行して好みのサイズなどを確認する。まぁ、5ボタンみたいな高性能品は必要ないみたいだし、説明するオイラも大変なので一般的な2ボタン1ホイールのものを勧めた。しかも、OSはクソクソだけれどマウスについてはかなり定評があるマイクロソフトのものを勧めた。2980円なり。3年保証だ。次に、マウスパッドをもうちょっとテーブルから滑らないものにしたいというので、それも一緒になって探す。う〜ん、正直マウスパッドなんて何でも良いと思うのだけれど、ここで手を抜くと光学式のマウスが上手にスキャンできなくて、また電話がかかってくるので慎重に選ぶ。ぱっと一つと侮る無かれ。で、800円くらいのかなりまともなパッドを勧めておく。うむ、これで増す関係についても問題が生じないだろう。報酬としては、オイラにヨドバシポイントが着いた。まぁ、妥当な報酬だろう。
終わりかと思いきや、空気清浄機を導入したいという話が出てきて、今日購入しないとしても一緒に物色する羽目となる。まぁ、清浄機もピンからキリまでだ。カタログに記載するとどれも同じ事が出来るのだが、性能差を見極めるのが難しい。で、色々見たあげく一つを候補としてあげておいた。以上で、長い2時間くらいのヨドバシ散策が終わる。で、家に戻ってマウスの動作確認をしてすべて完了だ。しかし、話の好きなこの人、なかなか帰る隙が出来ないぜ。おかしいなぁ、へぼな営業をやっていたオイラでも上手に隙間を見つけて暇乞いをする事は得意だったのだけれど、できないぞ。そうか、この人話の切れ間がないんだ。よく話すな〜。
自宅に帰ったのは結局8時を回っていた。なんだか、納品先でトラブルが発生した時のように疲れたぞ。
で、飯を食らい、多少パソコンで遊びセカチューを見て寝た。
セカチューについては明日に日記で書くことにする。俺も疲れた。