ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

人は誰でもローリングドリーマー

さぁ、今日は若干おねぼうさんで7時半くらいに目が覚めた。で、昨日宣言した通りセカチューの話題からだ。最終回の空港のシーンで亜紀は死んでしまったかのような描写がされていたが、意識が混濁した状態で死んでいないというのが大方の見方である。大人が考える常識で行くと、あの体の状態でオーストラリアに行こうなどと言うのは理解できないのかも知れないが、17歳の女の子が普通の人間として命を燃焼させようとするとあのような行為があるのかも知れない。眩しく輝くろうそくは燃え尽きるのも早いものだ。それは、正しい、間違っているという理性の中で整理されるものではなく、個人の生き方であり、それは誰であろうと強制して決められるものではない。けれども、サクにとっては厳しい形となってしまったな。どういう形で現代のサクが17年の苦悩からちょっとだけ安らぎを得ていくのかが全く見えないので、それを楽しみにしよう。はい。ちょっとまじめなぱけちゃんでした。朝ご飯は、適当に食べた。やはり何を食べたのか覚えていない。昨日と同様、看護婦さんや〜、私、御飯頂きましたかね〜、と言う感じである。
そして、もし働いていたなら絶対にやることはないであろう運動の時間だ。散歩である。1週間は雨に邪魔されながらも続いたな。まずは三日坊主クリアである。これでダーツの矢を1本もらえる。パジェロをゲットするぜ。ただし、観客のかけ声は「く・る・ま! く・る・ま!」にしてくれな。
今日のコースは白石サイクリングロードを北西方向へ向かい、白石を通り過ぎ、東札幌の国際コンベンションセンター付近まで行く行程だ。距離がどれくらいあるのか、オイラは調べていない。それにしても、土曜日はいつもに比べてジョギングをしている人間が多い。結構、心臓に負担がかかるからほどほどにな。
途中、日陰の坂に名前は解らないがキノコがたくさん生えている。きのこ、のっこのこ、元気な子。伊藤英明もニンマリの風景だったろう。
しかし、そんな暢気なことを考えていた我らバカ夫婦も環状線にかかる夢の環状大橋をクリアする頃には疲れが見え始める。むー、景色が単調なのがイカンのだ。しかも、橋を通り過ぎてから急に人の姿が少なくなる。これでは犬を可愛がる事も出来ないじゃないか。そして、我らバカ夫婦はまるでゴルゴダの丘に十字架を持って上る様な悲壮感を漂わせながら、ダイエーへと向かった。そして、サイクリングロードは大きく右にカーブを切り、かつての鉄道沿線の雰囲気を漂わせる建物と、その反対側には対称的な高層マンションの山に挟まれながら、国際コンベンションセンター付属の公園付近で、南郷通にぶつかり終了する。あぁ、疲れた。
そして、ダイエーへと向かってしばし涼む。テナントを物色したりしたがペット屋がある。そこで、ねこにゃん3匹が暴れていた。おー、オイラのハートは再び猫まっしぐらだ。見ていて飽きないなー。で、特に買い物をする用事もないので、自宅へと出発する。何というか、役所のたらい回しのように忙しなく、切ない感じがした。
帰りの道はあまりに疲れのためほとんど覚えていない。困ったものだ。コースの選択を誤ったらしい。片道3キロくらいあるというので往復6キロの散歩をしたわけだ。もはやスポーツのようだな。で、すでにしゃべる元気もないので義務的に歩いて帰った。
家に着く頃にはボロボロだ。妻はすでにダウン気味であったが、オイラはそこからダンベルを持って懐かしいブレイクダンスを踊らなくてはならない。途中までは調子よかったのだけれど、回転したら勢いで空に舞い上がってしまった。うむ、地球は青かった。しかし、二酸化炭素による温暖化のせいなのか、昔に比べるとちょっと赤みがかかっている。環境破壊も深刻な問題だな。
それから、昼ご飯を頂く。オイラはネットで情報を収集していて、妻は洗濯をしている。洗濯が終わったら起こして欲しいと依頼されたので、オイラはガッテン承知の助! と、叫んで引き受けた。
洗濯機から洗濯終了のビープ音が聞こえる。おう、妻を起こさないと。
オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!オイ! いいか、物事を良く理解するんだ! 気合いだぁー!
と、アニマル浜口のように気合いを入れて起こした。妻は浜口京子のように迷惑そうだった。そこで、オイラはすべてのバイタリティーを使い果たし、ゆっくりと膝から崩れ落ちた。起きるんだ…。気合いダー。…また言ってたよ。
目が覚めると4時頃だ。むぅ、二人そろって2時間くらい昼寝をしていたらしい。これは予定外だ。タイムテーブルに怒られてしまうじゃないか。で、妻を急いで再び起こす。今度は大丈夫だ。しわくちゃになった洗濯物が心配らしく飛んで起きていったよ。やっぱり人間にはモチベーションというものが大切だよな。義務的に何かをプログラムしてもうまくなんて行くわけがない。オイラは哲学的に結論づけた。
そして、急いで皿を洗う。皿洗いもすっかり板についてものだ。皿洗いのプロと呼ばれてもいいくらいだ。自然と手が動くぜ。
その後、晩ご飯までパソコンをいじる。目下、色々とパワーアップのための作戦を練っている。とりあえず、オークションで安くなったCPUを買って交換したいところだが、Pentium4がクソクソなので意外とPentiumⅢの人気が衰えず、値段が下がっていないのだ。困ったものだ。
晩ご飯は…、あ、何だっけ? やばいなぁ、御飯のメニューを忘れるのも深刻な現象だな。これってボケの始まりなのかしら?で、なんだか解らないがおいしく晩ご飯を食べた、ような気がする。はい。
それからは、一応自由時間だ。ウィニングイレブン7インターナショナルをプレイする。負けてばかりだったが、最近やっと引き分けに持ち込めるようになった。やはり、人間練習と継続が一番だ。って、ゲームの世界でそんなことをしている場合ではないのだけれど。
で、今日は土曜日と言うことで夜更かし許可が出た。闇に隠れて生きる、妖怪人間のような遺伝子を持ったオイラは、この許可に思わず小躍りしそうになったけれど、しかし習慣というものは怖いものだ。11時になったとたんに、あいつがやってきた。そうだ、睡魔君だ。オイラは腹筋体操をしたり、ヒンズースクワットをしたり、でぃーく更家のように、部屋の中をウロウロしたが昼間の疲れも重なり、抵抗することは出来なかった。あぁ、もったいない。せっかくやり残したことがあったのに。オイラは死ぬまでにやりたい10のこと、を考えながら布団にヘッドスライディングして、そのまま寝てしまったようだ。はぁ〜。