ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

コーヒーはホロ苦い初恋の味

日曜日だ。オイラは毎日が日曜日みたいなものだけれど、それでもタイムテーブルの呪縛から解放される日曜日は嬉しいものなのだ。昨晩11時に寝ていたが、朝は7時半に起床。たっぷりと睡眠を取った。ニュースなどを確認する。ニュースでは以前劇場に特殊部隊が突入した感じで、「とりあえず面倒くせぇから、つっこんどけ」的な対応にやり方に疑問を感じる。どう考えても、犯人がせっぱ詰まってとんでもない爆弾で自爆するのでなければ、あんなに人質が犠牲になるとは思えないのだけれど、それは素人考えなのだろうか? まぁ、あの対応しかなかったとしても「ベストであった」とは言ってはいけないだろう。
正直、まじめにニュースと向き合ったオイラは疲れて眠気を感じた。あぁ〜、ぱけちゃん難しいことを考えると熱暴走でシャットダウンしちゃうの〜。てな具合でもう一度お休みしたわけだ。うむ、優雅な朝のひとときだった…
12時過ぎに妻に起こされる。あぁ、正直寝過ぎだ。右頬にけっ飛ばされたような痣があるが、妻がけっ飛ばしたわけでないことを祈ろう。さて、腹が減ったが簡単に食べられそうなものが冷蔵庫に見あたらないので、俺の大好きなまるちゃん醤油ラーメン(袋バージョン)をゆでて食べる。俺はこいつが大好きなのだ。麺はちょっと堅めにするのがよい。卵とか具を乗せるのは邪道で、すの麺をずるずるとすするのがツウな食べ方だ。食べ終わり、ニンマリとしたオイラはそのままコーヒーを沸かし、いつもの出がらしのようなインスタントコーヒーに湯を注ぎ、かき混ぜる。おっと、砂糖もクリームも入れてはいけない。ハードな男はブラックですすり苦み走るのがツウな飲み方だ。うむ、ほとばしるぜ!
そして、パソコンの電源をいれ、起動するまでぼんやりと待つ。それにしてもwin-
dows2000の起動は時間がかかるなぁ。やれやれ。スタートアップで起動させるソフトが若干あるので仕方ない。で、この起動が遅くなる原因となっているソフト、UDagentというソフトのメイン画面を久しぶりに開いた。このソフトは以前触れたかも知れないが、CPUパワーの利用していない部分を利用して、ガン細胞に化合物がどのように作用するか演算してヒットデータを収集するソフトだ。単独コンピュータでは2000年かかると言われていたものが、個人個人のパソコンの中で黙々と解析を続け、問題の処理は終わり、現在フェーズ2という新しい段階に入っている。しかし、これを動かしている間はCPU稼働率が常に100%になるから電気代は多めにかかるし、結構ぶっ壊れるかも知れない。まぁ、お役に立つならそれくらい…
で、どれくらいオイラのマシンが解析したかと言うと、延べ17日間と9時間だ。やはり遅いCPUを利用しているから、これだけ動かしても大して貢献していないものだな。まぁ、この解析が特効薬を発見するかも知れないので、今のところは廣瀬亜紀の事を考えつつ、切らないでおこう。骨髄バンクは服用している薬のせいで出来ないしな。なんだか、いつもと大きく違って社会派のぱけちゃんじゃないか? でも、決してやましい気持ちがあるわけではない。隣の家の壁に貼ってある看板のように「神は罪を背負った」のだ。うむ、全く意味が分からないぞ。
3時くらいに、お出かけすることにする。目的は心のオアシス、ハードオフで何かお宝が転がってないか物色するのと、ペット屋で犬や猫を眺めながらうっとりすることだ。
まず、伏古ハードオフへ行く。最初に行くのはギターやキーボード関連のコーナーだ。しかしながら、オイラは愛しい韓国エピフォンSGを手に入れたばかりで、それをたいそう気に入って弾いているから今のところ新しい楽器の必要性はない。しかし、エフェクターやアンプについては確認しておかないとな。む、良いものは価格もよいお値段だ。そして、パソコン関連のジャンクパーツをあさる。む、つかえそうなものは何もないな。しかし、ガラスケースに格納された場所にPentium3の1GHZ(by Coppermine)と思われるCPUが5000円で売っている! お、欲しいぞ。しかし、今は5000円でも金は出ないぞ。うむ、来月まで売れきれないことを望む。ヤフオクなど見たけれどもしこれが1GHZのpentium3なら、お買い得な値段だからな。まぁ、そんな費用をかけるなら新しい安いパソコンでも買えと言われそうだけれど、限界までチャレンジするのが俺の信条だ。決して負け惜しみではないぞ。…多分、な。正直言うと、新しいパソコンを買っても今までの環境を再現するのが面倒だからな。それくらいオイラのパソコンの環境は凝っているのだ。
今度は、ちょっと離れたところにあるペット屋さんへ夫婦でなだれ込む。いやー、かわいいぞー。入荷したばかりのビーグルとか、自分の置かれた状況を今ひとつ理解していないフレットコーテッド・レトリバーなんか、もう頬摺りしたくなってしまう。しかし、一度抱いてしまうと連れて帰りたくなる病は発症するので、それはグッとこらえた。2階に登り猫コーナーを見る。あぁ、いたぞ〜。アビシニアン。オイラのハートを猫まっしぐらにしてくれる猫だ。おっと、その隣にはアビシニアンとロシアンブルーのアイの子がいるぞ。なかなか精悍な顔出しをしているじゃないか。で、ガラス越しに猫ニャンニャンと遊んでいると、担当者のお姉さんが売り込みに来る。あぁ、まいったなぁ。欲しくない訳じゃないけれど断らなくてはならない理由がある。俺は猫アレルギーだ! するとそのお姉さんも猫アレルギーで薬で抑えているらしい。ん〜、本当なのか、営業トークとして話を合わせているのか解らないなぁ。でも、若い婦女子と話をすることは中年のぱけちゃんにとってもやぶさかでないし、そのような機会もほとんど無いので、猫について色々と話をした。うむ、まぁ、楽しかったぞ。で、次へ出発。
ハードオフ、篠路店だ。ここはよい楽器がたくさんあるのだけれど余りにも良すぎて値段がオイラのターゲットに入ってこない。で、楽器コーナーは無視して、ひたすらコンピュータ部品のジャンクパーツが入った箱をがさごそと荒らしまくる。…いいものは、ないものさ…。で、次へ出発。
最後は、ペットランド手稲店だ。ここはものすごい人で溢れていたなぁ。ペット屋なのか人間屋なのか解らないくらいだったぞ。あ、パグだ!と思ってよーく見たら、ただのおばさんだったりした時には、「げ、犬人間!」とか叫びそうになっちゃうもんな。やっぱりペット屋は平日にいくものだ。動物もまったりしていて健康状態を見極めるのもわかりやすそうだし。店を見ていると犬の流行が解る。1年くらいまえは、ロングコートのチワワが大人気で値段も高沸していたが、今の一番人気はトイプードルらしい。60万くらいの値段が付いている。まるで歩く宝石だな。でも、バッハみたいな毛をしているけれど、意外と愛嬌があったりして好きなんだよな。まぁ、こいつらはまさか自分にそんな値段が付いているとは知らないらしく、人にじゃれつこうとガンガン檻のガラスに頭をぶつけていると、店の人よりオイラの方がびくびくするもんな。気をつけてくれ、トイプードル。キミは思っている以上に価値があるんだ。
色々見終わった頃には、すっかり日も落ちて暗くなり始めていた。オイラも妻も空腹感に襲われていたので今月の157円、照り焼きマックバーガーを一つずつ買って、その場で食べ帰る。まぁ、オイラとしては照り焼きなんて邪道だ、と感じているので普通のケチャップソースがかかったオーソドックスなハンバーガーが好きなのだけれど、仕方ない。そういえば、ハーがーキングは北海道にやってこないのかな。シンガポールで一人で店に突入して頼んだ、スゥィッツァーランドハンバーガーがうまかったんだよねー。もう一度食べたいのだけれど…。
家に着いた頃には、オイラはともかく妻はガタガタに疲れていて、そのまま高校生球児のように布団にヘットスライディングして眠ったようだ。オイラはハムスター檻の掃除を始める。のどかな日曜の夜である。まぁ、晩ご飯はなくなったのは痛いところだけれど。で、やおらオイラは酒を飲み始める。別に面白くないことがあったわけではない。今日は12時くらいまで寝ていたので、酒を入れて眠剤の効果を強力にしておかないとタイムテーブルが指示する通り、11時に眠れないのだ。で、ラミーをかーるく頂きました。最後まで、この酒の価値が解らなかったな。