ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

パパさん、おしりが破けてますよ。

現在、医者の助言にてパキシルを減薬中なのだ。そのせいだろうけれど、なんとなく不安定でグダグダである。そう、まるで2日間煮込んだシチューのジャガイモのようにグダグダである。もう、ぱけちゃんとろけちゃう〜。
てな訳で、寝起きなんぞ爽やかな筈はない。今までおいしく食べていた朝食も食べる気がしない。で、バランス栄養食というものをコーヒーと共に食う。うん、なんというかこういう固形の栄養食品は宇宙食を連想させる。しかし、もしオイラが宇宙船に乗ったら御飯をこぼすので回りのクルーからは煙たがられるだろう。まぁ、そんなことはいいんだ。しかも、昨日からインスタントコーヒーと切らしている。体にカフェインが入らないと薬の眠気副作用がダイレクトにオイラの睡眠中枢を刺激して眠くなってしまう。とりあえず、オイラは風呂に入って眠気をごまかした…様な気がする。
で、妻の依頼によって朝から車に乗って買い物に行った。目指すは志村けんで有名なアイーンズ薬局である。水取り象さんが安いらしい。うちの妻はこの水取象さんを異常に好きなのだ。もう放っておくと水取象さんが山になっている。気が付くとオイラの机の下に設置してあり、何気なく見つめた部屋の片隅においていたりする。ちょいと刺激的だったりする。で、3個入りのを4つも買っていた。…一体、どれくらいの部屋の水分を吸収すればよいのだろうか? とても天文学的な感じがした。
その後、スーパーに行く。「一人お一つまで」の縛りがかかっている商品の特売のため、オイラもかり出される。で、全然夫婦じゃありませんよ。他人ですよ。という顔をして目的の商品をかごに詰める。なんとなく、切ない感じがしたな…。ヒロシです…。
家に帰って、こっそり買ったメンチカツとコロッケをおかずにして昼ご飯を食べる。震えながらそぉ〜っと食べたよぉ〜。
飯の後、妻が美容院へ行くというので家の中に一人取り残される。うむ、せっかく一人なのだからと思い、懐かしいエロビデオでも見てやろうかと思ったが、そんなものはとっくに存在しないのだった。オイラは、スターウォーズ トリロジーのボーナスディスクの続きを見た。ルーカスが構想の時点で書き留めた、イメージ画などが映し出されていた。うむ、ルーク。…なんとなくイメージが変わらないな。レイア姫、…普通です。ハン・ソロ、…誰だ?この貧弱なオヤジは? チューバッカ、…あの、カッパのお化けですか? ダース・ベイダー、…がきオヤジだ...。
そんな子供の夢を一夜で壊すような資料の山を見て、オイラは少し疲れてしまった。どうやら、減薬の反動がピークに来ているらしいな。と、うまい具合に妻が帰還する。で、部屋の中を荒々しく掃除し始める。うむ、正直ズタボロになったオイラの体力ではサポートできないぞ。オイラは、フランダースの犬のネロの様な無力感を感じながら、茶の間に寝ころんだ。パトラッシュ…、僕もう疲れたよ…。
気が付けば6時じゃないか。随分と意識を失っていたものだ。で、妻を見ると相変わらず黙々と掃除を続けている…。
オイラは、そっと皿を洗い始めた。なんとなくそうしないと、自分の居場所が無くなりそうな気がしたからだ。あぁ、まるでサービス残業を無言の威圧で受けなければならない、悲しいサラリーマンのようだ…。根本から変えないと…。

:::::::::/          ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::|  現  な  闘 i::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::.ゝ 実   き   わ  ノ::::::::::::::::::::::::::::: 
:::::::::/  と   ゃ   イ::::::::::::::::::::::::::::::::
:::  |           ゛i   :::::::::::::::::::::

   \_          ,,-'
――--、..,ヽ__  _,,-''   

:::::,-‐、,‐、ヽ. )ノ      ∠_:::::::: 
:::_|/ 。|。ヽ|-i、        ,-、ヽ|::::::::: 

/. ` ' ● ' ニ 、       |・ | |, -、:: 
ニ __l___ノ      ゜r ー'  6 |::
/ ̄ _  | i        i     '- 

( ̄`'  )/ / ,..      ヽ 、   

`ー---―' / '(__ )      ,/ニニニ
====( i)==::::/       /;;;;;;;;;;;;;;;;;  

/     ヽ
::i         /;;;;;;;;;;;;;;;

すべてが終わり、妻は疲れて床に崩れ落ちる…。さすがの無頓着なオイラも申し訳なくなり、自腹を切って肉を食わせにいくことにした。
久しぶりにステーキを、ワイルドに食べた。千切っては投げ…、千切っては投げ…
家に帰る。まったりと過ごす。色々なツールを見つけては携帯の着うたを自作する作業をする。…思ったより音が良くないし、面倒くさい。まぁ、そのうちコツがわかるようになるのだろう。なんだか携帯もおもちゃみたいだな…。
ハムスターの巣の掃除をする。ハムスターアレルギーのオイラは段々と目がかゆくなり、肺がゼイゼイし始める。ヽ(`Д´)ノ ぅわ〜ん!
このようになると、酒は飲めない。アルコールで膨らんだ血管が余計に気管支を圧迫するからだ。それはまるで膨らんで肉塊になる鉄雄に潰されるカオリのようである。うん、一度も見たことがないのだけれど、アキラ。
しーかたがないから、野菜ジュースをグラスに注ぎ、ヤーレンソーラン北海道を踊りながら、ぐいぐいと飲み下す。なんとなく、青春の香りがした。そう、たとえて言うなら栗の花の臭いのような…。