ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

ピッコロさん! …顔色悪いですよ。

今日も7時過ぎに目を覚ます。割と遅い時間で目が覚めるようになったらしい。多分、日の出の時間が遅くなったから体がそれに対応してきているのだろう。で、早速ニュースを見る。ちょっと昔のニュースが気になった…
「エリエール PREMIUM450 for MEN」
通常よりも1枚多い3枚重ねとして、丈夫さと汚れの吸収力を向上させた
…うむ、全国の中高生達よ。頑張ってくれ。そして、メーカーに4枚重ねを発売させる瞬発力を養うのだ。まぁ、それよりガビガビにならないティッシュを先に開発しておくれ。って、いったい何の話をしているのだ。
10時くらいに、急に睡魔に襲われる。そういえば、コーヒーを飲んでいなかったなぁ。薬もパキシルを減らし多分ワイパックスが増量中だし…。で、いつの間にか椅子に座り、腕を組んだまま寝ていた。妻の乱入により目が覚める。
オイラは、おとなしく布団を上げ、皿を洗い始める。昨晩、豚バラを焼いていたので、皿にどっさりとラードがこびりついている。う〜ん、これを落とすにはお湯を使わないといけないのだ。面倒くさいなぁ…。で、いつものように右手と左手を仮面ライダー ストロンガーの変身シーンのように激しくこすり合わせて、火をおこし、近くにあったドリフから払い下げて貰った、少し凹んだたらいに水を張り、いらなくなった服を燃やして湯を沸かす。なんとなく、貧乏な感じがしたよ…。ヒロシです…。
洗い物が終わると、急に頭がかゆく感じられた。オイラは金田一耕助のように激しくシラミをとばしながら、頭をかきむしり風呂に入る準備をした。そうそう、パンツ、パンツ…、あった! 大切な日には必ず履いているショッキングピンクのスパンコールがちりばめられているブーメランパンツだ。当然、ギャランドゥーもギャランティーだ。で、「ハニーフラッシュ!」と叫びながら、着ている服を四方八方にまき散らしながら風呂場に飛び込み、サイコの入力シーンのようにねっとりと首回りを中心にシャワーで洗い流す。ふぅ、良いシャワーであった。
ほてった体を冷やすため、オイラはパソコンでmameを立ち上げて「チラー」というゲームを立ち上げてプレイする。…む、なんだかわからんな。どうやら弾を撃って飛んでいるコウモリなどを撃ち落とすみたいなのだけれど、うっかりすると流れ弾がギロチンのスイッチに当たって、下で待機している人の首をはねとばす。う〜ん。さらに、万力を締める方向に弾ではじいてしまい、下にセットされた人の頭がつぶれる。う〜ん。何気なくネズミが磔にされている人の足を食いちぎって、持って行く。う〜ん。同じく、間違って磔にされている女性の腹を撃ったら、腹が爆発した。う〜…。日本じゃ絶対に発売できないような、糞ゲームだ。ってゆうか、モータルコンバットだってこんなにひどくなかったもんな。アメリカ人の考えることはわからんよ…。
昼になり、妻のミッションが降りてくる。洗濯屋にちゃんちゃんこを回収に行き、オータムジャンボ宝くじを3000円分購入し、スーパーで挽肉とでんぷんを買ったとのことだ。まぁ、オイラはただの運転手だから、細かいことは気にしない。ハン・ソロのようにきちんと金がもらえれば何でもやるぜ。しかしISSAと押尾学の「絶倫スナイパーズ」と違って、誰でも喰うわけではない。それが俺の信条だ。ふっ…。
お昼御飯にぞばを食う。ズルズルズル…。
午後の一番眠い時間に、オイラは続けざまにmameで色々なゲームリストを見て、頭のおかしなゲームを探した。もっとも、作る方も遊ぶ方も頭のおかしい奴ばかりだからそれほど違和感のあるゲームは無い。意外と、つまらないのだ。
そうこうしているうちに、再び妻からのミッションが下りる!身構えたオイラは机の角にしこたま頭をぶつける! 10秒間気絶して、ゾンビのように一気に起きあがる! ホラー映画のようないつもの我が家の風景だ。さして気にならん。どうやら、ドン・キホーテに連れて行けとのことだった。何か、うまい牛乳の添加物があるらしい。よ〜し、オイラは低血圧気味の妻のため、吐き気を抑えて車に乗る。しかし、助手席だ。最近、妻は車の運転に凝っているのだけれど、同乗する方はほとんど気が休まらない。代わりに後方の視界を追加したミラーで見なければならないし、前でもめ事が起きていたら、ぶっきらぼうながらも素早い対応を指示しないといけないし。頭が禿げてしまう…。
ドン・キホーテに着いて、とりあえず店内を物色する。そして、いつものように催涙スプレーやメリケンサックなどの防犯グッズのケースをしげしげと眺める。なんというか…、鉛ペレットなんて何に使うのだろう。あぁ、隣にパチンコ(スリングショット)があるから、これの弾丸として使うんだな。うむ、過剰すぎるほどの防衛力だ。一番便利そうなのが、特殊警棒だ。こいつは結構やわに見えるが堅い。攻撃力がある。柄の悪い珍走団に絡まれたような時には、ある程度の得物がないとやってられないからな。そして、オイラはいつの日か少林寺拳法を極める時を夢見た。あぁ、あと10年遅く生まれていれば…。
買い物を終わらせた妻が戻る。車に戻り、そのままドラゴンボールのデンデ人形を求めて、245号線沿いにあるお宝倉庫へ行く。それにして、何故今、デンデなのか? オイラには計り知れない。とりあえず、ありそうな場所に行くだけだ。着くなり、デンデの方は妻に任せ、オイラはエアガンのコーナーへまっしぐらだ。コマンドーのシュワルツェ・ネッガーの様に、慎重にほふく前進で近づく。途中で、オイラの上をスカートのお姉さんが通りそうになり、オイラは第2のミラーマン事、植草教授のように挙げられてしまうのか? と緊張が走ったが、実はオカマだったので嬉しそうに、
イヤン ♪
と、のたまった。耳と鼻からゲロを吐いた…。
さて、エアガンコーナーはまるでアメリカの銃砲店のような雰囲気で銃を飾っている。そして、欲しいものを目の前にした時は常なることだが、トランペットのショーウィンドウに手を貼り付けて見つめる黒人少年のように、15分くらい張り付いた。そのまま登れればスパイダーマンだ。糸よ、でろ〜!
結局、探していたデンデ人形は見つからず、オイラもときめくものを発見することは出来なかった。オイラは心いっぱいの惨敗感をもてあましながら家へと帰る。
家に帰って、妻睡眠。僕、パソコン。mameでいにしえのレトロゲームを堪能する。そして、いつの間にか晩ご飯だ。今日の当番は、じゃんけんブルドックで負けたオイラだ。冷蔵庫から、冷や御飯を引っ張り出しチャーハンの素を駆使して作成する。うむ、我ながら今日の作品はきちんとしていた。
そこで、津波警報の音が鳴る! …って言うか、全然気が付かなかった。駄目だな、この音は。オイラは電話に出る。
「…誰だ。」 浜マイク張りに乱暴に電話に出る。うむ、友人だ。そうだ、遊びに行くヨン♪ と、連絡を入れていたのだった。密会の時間は10時だ。オイラは亀ちゃんの目覚まし時計を合わせて、しばしくつろぐ。そして、出発。
友人宅到着。リビングルームに通される。上からは怪獣の鳴き声が聞こえる。…むぅ、小さいお子さんのいるご家庭は大変だな。そして、そんなことはお構いなしにバカな野郎二人はバーチャファイター4エヴォリューションで遊ぶのだった。
そして、夜は更けていく。最後には彼のパソコンの前で、チラーの話題で盛り上がる。やはり、イカれたゲームだぜ。やっていることの意味が不明だ。
そして、夜は更けていった。家に帰ったのは4時くらいだった。オイラは、眠くなるのを待って、布団にハムスターのように潜って寝た。