ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

デーモン小暮閣下! 顔色が悪い出すぞ!

昨日も触れた通り、昨日の帰りは午前四時をまたっていた。しかし、ついこの間までは明るかった夜明けの早朝だったのが、すっかり暁の深い夜のままだった。冬が刻々と近づいてきているのを感じる。全く、イヤな季節になったものだ。古きものは枯れて朽ちていき、新しい世代へとバトンを受け渡す準備の時だ。でも、なんにもこの世に残せていないオイラは、一体どのような冬を迎えればよいと言うのだ。そいつを考えると、マトモじゃいられない。家に着くなり、眠剤代わりのスコッチをショットグラスに注ぎ、ストレートであおる。そいつがうまいか? そういわれると、味なんてわからないのだ。ただ、マトモじゃない雰囲気に自分を放り投げてしまいたいだけだ。そんな暗い午前5時には、カラスさえも鳴いてはくれない…。
おぉ、とりあえず9時くらいには起きた。特に酒が残っていると言うことはない。いつもの普通の朝の風景だ。ちょっと時間が遅いくらいかな。でも、なんとなく疲れもとれないので静かにパソコンでニュースを眺める。どんどんとやる気が失われていくような気がした。で、ワイパックスをちょっと多めに服用する。これで30分後くらいには多少はマシになっているはずだ。そして、多く取りすぎた薬と疲れのため、猛烈に眠くなり床に転がって毛布を被り、眠りにつく…。
気が付けば夕方の5時である。…ま、そんな日もあるか。オイラは無駄にしてしまった時間を取り戻すために「S」のマークのあの服を着て、地球を反対回りに光の速さで飛び回ろうとしたが、すっかり現役時代より体重が重くなってしまったので、熟れた柿のようにボトンと落ちた…。ふっ、所詮時間を戻すなんて夢のまた夢なのだ。そう、夢の中だって時間を戻す事なんて出来ないんだ。そんな風に、物思いにふけながら仕方なくパソコンの電源を入れた。
ひょんな事から「リニモ」なる交通機関を発見する。愛知万博用に工事をしている、所謂「小浮上式」のリニアモーターカーらしい。そういえば、オイラが大学にいる時に、新しい校舎はリニアの駅が出来るのです、と言う話を聞いたことがある。で、リンクをたどるとほとんど出来ているようだな。へぇ、なんだか不思議な感じがした。
そして、そのリンクをたどっていると在学していた大学のホームページを見つける。さっそく、アクセスする…。むぅ、なんだか新校舎に移ってからは別の大学みたいだな…。試しに同窓会のコンテンツをクリックしてみると、旧校舎見学会、なる記事があった。オイラは小躍りしながらそこへアクセス。
…むぅ、どうやら旧校舎、つまりオイラが通っていた校舎が取り壊されるらしい。その一環で昨年見学会なるものが実現したようだ。と言うことは、懐かしい校舎は壊されるか、あるいは壊されたのである…。なんだか、寂しいなぁ…。
そのページには写真がアップされていたので、画像はすべて保存しておくことにした。これで、思い出の風景はすべて心の中だけに存在することになる。
その後、いつものようにパソコンのゲームで遊んでいた。
なんだか、味気なさだけが心の底に残ったような感じであった。
ゲームとオイラを結びつけているのは、考えればこの当時の楽しさだけな様な気がする。元々、大学で名古屋に引っ越す前からゲームは好きだったけれど、ブームのさなかファミコンだって持ってなかったし、いつくかの小学生時代に入手したゲームウオッチの類があるだけだった。で、大学で一人暮らしをするようになってから半分ゲーセンのようにして友人達に来てもらい、寂しさを紛らわせていたような気がするもん。だから、ゲームはいつもオイラにとってコミュニケーションとしての道具であり、競う生身の人間がいなくなればその魅力を失っていくような気がする。…なんだか、年寄り臭い話だな。多分、疲れが溜まってきているのだろう。週末だしね。
晩ご飯を食べながら、ミュージックステーションをぼんやりと見ていた。最近は、ミュージシャンも喋りが立たないと売れていかないのがかわいそうなところだな…。たまに無理をして、盛り上げようとするんだけれどはずす人を見ると、なんだか切ない気持ちになってしまう。…何でだろう。
後は、昨日友人の家に来るまでいったため飲めなかった分の酒を飲む。…なんだか常習化していてイヤだな。飲み過ぎない程度の味がわかるような飲み方で抑えておこう。なんだか蘊蓄王になりたいのかな。
以上、ダレダレなまま終わるのです。ハイ。