ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

伸びろー、伸びろー、天まで伸びろー。

うむ、ぼけてしまったのか今日は何時に起きたのかよく覚えていない。オイラもとうとう焼きが回ってしまったようだな…。そんな風に老いた事への絶望感を深く感じながら朝を迎えた。
だがいつもの朝のように、膨大な量の信頼できないニュースソースから慎重に選んで、情報を自分の中へインプットする。そういう毎日だ。多分、会社勤めをしていると知らず知らずのうちに偏った情報で固められてしまうことをイヤというほど味わったので、こういう期間は重要なのである。
途中からテレビでズムサタを見ながらのんびりしていたのだけれど、具合が悪くなる。そうだ、パキシルという薬は量を減らした時に具合が悪くなることは承知していたが、飲み始めと量を増やした時にも具合が悪くなるのだった。そいつは1週間くらい続く…。まったく、困った薬である。そして、布団にくるまって中途半端な嘔吐感と闘った。吐きたいのに吐けるわけではない。ちょうど尾崎豊が欲望と闘ったように。まぁ、午後から用事があることを申しつけられていたが、午前中はこれと言って予定がないから寝ていても良いわけだ。で、昼くらいに目を覚ます。さて、用事を処理するために運転手にならなければならない。大変だ。
まず、今朝妻方からの実家から届いて在庫が20kgになってしまったジャガイモをお裾分け処分するために、袋に詰めて車に乗せる。まず、銀行だ。おっと、土曜日なので強盗は出来ないぜ。もっともそんな悪銭など欲しくはないがな。
次に、妻の友人Aのお家へジャガイモを届けに向かう。おおっと、秀岳荘が視界に入ってきた。そうなんだ。昨日、金がないために1時間もかけてじっくり吟味したポーチが買えなかったのだ。で、今日は財布に金が入っている。…リベンジだ!
オイラは店にはいると、さも
「いやぁ、昨日さんざん探し回ったので、今日は買うものは決まっているんですよ」
と言う感じで、いらっしゃいませ、と儀礼的に話す店員を睨みつけ、目的のブツを手に取る。一応値段を確認する。…よし、大丈夫だ。そしてオイラは大胆な歩幅でキャッシャーへと向かう。そして、目に入った別のポーチを手に取り2分くらい悩む。うむ、この優柔不断め! なんとなく紙の雷に討たれたような気がした。気を取り直してキャッシャーへ向かう。
2100円でございます。
オイラは財布から札を取り出し、慇懃無礼に店員へと差しだした。どうだ、金はあるんだぜ。そんなオイラの思惑を全く無視して冷静に店員としての対応をするプロな相手…。ふふっ、どうやら相手が一枚上手らしい。釣りとブツを戴き、すごすごと車に戻るオイラ。かっこわる〜い…。
しかし、選んだものは確かなものだ、オイラはマ・クベのように
このブツは、いいものだぁー!
と、叫びながら妻に自慢した。妻も認めたので確かに良いものだったらしい。いつもセンスが一貫しないぱけちゃんとしてはホッとした瞬間だった。
次に、7のつく日はラッキーデー、で有名なスーパーのラッキーへいく。なにやら安いものがあるらしい。現場について、妻、意気込んで店内に入っていく。オイラは先ほどゲットしたブツの値札をハワイで買ったライター兼5徳ツールのナイフでカットし、早速ベルトに装着してpalmと携帯を入れる。うむ、バッチリだ。邪魔にならないし、取り出し易い。実に機能的である。さすがcolemanのブランドだけあるぜ。そうこうしているうちに、妻戻る。どうやら、ラッキーのチラシだと思ったものは、ナイトショップ・パルの広告だったらしい。広告にはでっかく、ラッキーデー、と書いてある。その文字だけでラッキーと断定してしまうおっちょこちょいな妻にちょっと愛おしさを感じた。
さて、次はオイラの母親へジャガイモを届けに行く。着いてしばらくくつろぐ。妻と知り合いのオジサンは、ハーブの話やアウトドアたっぷりな会話をしているが、オイラの家系はアウトドアには向いていないのである。母と共に、聞いているふりをしているが、心の中は上の空だ。正直、部屋の中で本を読んでいたり、パソコンをいじっている方が幸せなのである。で、妻はミントとほっけの開きをもらってにっこり。家を離れたのであった。
まだまだ用事はあるのだけれど、水に刺さったミントを抱えて買い物に回るわけにはいかない。一度、家に戻り仕切り直しだ。買ってきたりもらったものを部屋に置き、30分のインターバルを取る。その間にワイパックスを飲んで、これからに備えると共に、胃がムカムカするのでアズレン・グルタミンという胃薬を飲む。
で、ハーフタイムを終えた選手のように再び車で出発する。今度は、サンデーというホームセンターだ。これからの季節に備え長方形のこたつ布団を用意しなければならない。そうだ、ガスストーブオンリーな我が家ではこたつは極めて重要な意義を持つ。昨年、シーズンも終わりかけた頃、オイラが大学時代から愛用していた正方形コタツがお亡くなりになられたので、長方形のサイズの大きなものにバージョンアップしたのである。で、正方形のコタツ布団があわない…。まぁ、季節も終わりなので足りない部分はタオルケットをかぶせるなどしてしのいだが、フルシーズンを闘うには、やはりサイズのあったコタツ布団が欲しい。で、探す。3980円也。うむ、ものの値段の安い時代になったものだ。メイドイン中国。
次は、家の近くのフレッティ大丸へ寄って生鮮品を買う。で、オイラは酒売り場をぼんやりと見ていたら、あのオールドパー12年が3990円で売っている! な、なんだってぇ〜!(MMR風) 通常だと6000円くらい、ディスカウント店でも特別なことがない限り5000円を切ることのない筈の、オールドパーが安い。
こ、これは、借金してでも買わなければー!
と思ったが借金する金もねーじゃん。あはははははは… _| ̄|○
残り2箱。毎日用心して在庫を確認するとしよう…。
コタツ布団やら重い荷物を抱えて家に戻った頃にはクタクタであった。はぁ、若いってうらやましいわねぇ。
オイラは、昨日インストールだけしておいたCompaqのパソコンのアップデートを行い、各種ドライバをインストールし、ネット接続キットなる無用の長物や無駄なソフトをどんどんアンインストールしていった。全く、時間ばかりかかって無駄な作業だ。で、何とか完成し、動作も正常に出来るようだ。これをどのような用途で利用するかは、今後じっくりと考えることにしよう。ファイルがすっかりクリーンアップされてしまったので売ってもいいくらいだ。
具合は相変わらず悪いままだったので、夕ご飯はキャンセルすることにした。液体は入るが、固形物は入りそうになかった。っというか、咀嚼している途中に戻しそうだった。…あまりこれ程具合が悪い時はないのだけれど。
それから、これと言ってする事もなくギターなどをボロンボロンと弾いていたのだけれど、もうどこにも外出する予定が無くなったので、酒を飲むことにした。もちろん、医者から文句を言われたので土曜日の夜限定にしているのだ。で、愛するべきBell'sの12年をロックでのむ。う〜ん、程よく上品に、程よく下品にスモーキーな感じのするスコッチは良いものだ。最近になってやっと味の違いが理解できるようになったぞ。そりゃそうだ。1000円台のハイランド・クイーンと3000円台で主に売っているBell's12年では違いがあって当然だよな。そんなわけで、飯をちゃんと食っていないからすぐに酔いが回ってご機嫌だ。あちらこちらが痒くなるぜ。で、ピスタチオをつまみにして飲んだ。ピスタチオ…。濱千代さんとか、フェラチオとは違うんだよな。まぁ、内輪ネタなんだけれどね…。
土曜日の夜は長い。昔のmameでも開いて遊ぶことにしよう。