ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

12/30 夢は走り出す。最後の日まで。

一度、昼前に目を覚ます。忘年会で飲み過ぎた上に、とどめのペペロンチーノを胃袋にお見舞いしたために、胃袋もたれまくりだ。そーれ、膨満感!
で、胃薬を飲んで昼のニュースをぼんやりと見る。
それで、再びオイラは夢の中…。
夢を見た。
僕には残された日々が少なかった。
そんな中、名古屋への出張が決まる。隣には何故が妻役の矢田亜希子が居る。
札幌から羽田まで空路でたどり着き、そこからバスに乗って名古屋までをゆっくりと進んでいく。その中での出来事が物語である。
羽田について、バスに乗り込む。お客さんは僕と不思議な空間的位置にいる妻。椅子でひっくり返って寝ている短髪の白髪の男性が一人。
そこからバスはゆっくりと走り出す。
途中止まる停車場で何人かが乗ってきたりする。段々とバスに人は増えてくる。
僕はバスで個人の席に配置されている液晶ディスプレイにビデオをセットする。それを眺めている。他の客がその内に容気になったのか、こちらを見ていたりする。その内に最初誰も知らなかった人達との交流が始まる。
僕の体は一応元気である。けれどのその日は確実に迫っていることがわかっている。妻はいつも心配そうに気遣ってくれる。そして、バスは色々な都市に泊まり、何人かの人を乗せては再び先へと進んでいく。僕は、かつて住んでいたこの本州のことを知っていて、初めて本州に訪れる妻に自慢げに説明している。それに妻はおとなしくうなずいてくれた。
やがて、バスはこの日の最終到着地、浜松の次の駅で、今日の走行をやめる。
そして、乗っていた人達とは仲良くなり、ホテルでみんな集まって、僕と僕の妻のために盛大にパーティーを開いてくれる。どうやら僕のその日の事情をわかっているらしく、フェアウェルパーティーの先取りみたいなものだ。僕の調子は段々と悪くなっていっているようだ。パーティーはそれぞれがいろんな事をして楽しませてくれた。滞りなく進行していく。
最後は、みんなから僕らへの贈り物の時間になった。
素敵なプレゼントを3点してくれた。あるものは僕のためのものであったり、妻のためのものであったり、二人のためのものであった。
その中に一つの美しさと確かさに僕は感動して、嗚咽する。本当に涙がとめどなく流れてくる。綺麗なグラスと漆器のセットだ。グラスは一点の曇りもなく妻が眺めている。人の命もガラスのようにもろく、壊れていくものなのかも知れない。けれども、存在している。その涙は美しさへの感動の涙であり、妻やみんなとの出会いの喜びの涙であり、そして、ここからさよならをしなくてはいけない悲しさの涙だったのだろう…。
僕は、予定ではホテルで翌日のバスの出発を待つ筈だった。けれども、早く仕事を終わらせたかった。その日がいつやって来るかわからなかったし、妻の最後の望みは、僕と旅行に行くことだった。そのための時間を多く、確保しなければいけない。
「早く、終わらせたい。この仕事を…」
そう思い、仲間にこの日名古屋まで走るバスを調べてもらい、停留所まで送ってもらうことを願い出る。仲間は、その事が非常に難しいことを指摘してくれたが、僕はとにかく先へ進みたかった。で、理解してもらい停留所へ行く。そして、何とかこの日名古屋へ強行して向かうバスの席を確保することができた。
妻は席数の事情で、ここに残ってもらうことにした。停留所を離れていく僕を、妻を含めてみんなが笑顔で見送ってくれた。僕にはそれがとても嬉しかった。妻以外はであったばかりの人達なのに……。
みんなの姿が見えなくなり、僕は席に戻る。回りには知らない人ばかりだったが、前のバスと同じように、次第に気心が知れていき仲間になるのだろう。僕は、そう感じていた…。
そこで目が覚める。オイラの最後の場面は、ドラマの最終回の予告のようにぼかされていたが、多分、幸せに死んでいくのだろうと思った。オイラは、真面目にぱけちゃんメモにこのことを書き残した。
『一生懸命働いた日に、心地よい眠りが訪れるように、一生懸命生きた人生には安らかな眠りが訪れる……』 〆(°°)カキカキ..
さて、オイラはワイパックスで気持ちを落ち着けてから外出の準備を始める。母親と面会する約束があった。
母、現れる。で、車で家まで送る。丁度先日キャッツで大量ゲットしたぬいぐるみを母は見つけ、その中からハム太郎ポストペットのモモちゃんのフワフワバージョンを気に入っていたので、差し上げる。まぁ、小遣いをもらったので、それくらいで喜んでくれるなら、この上ない幸せである。
で、昨日から引きずっているジッポーの購入を目指して、ドン・キホーテ厚別店へ行く。で、マジマジとアーマータイプのジッポーを物色する。
あったあった。丁度アーマーの表面にウッドパネルを貼り付けてあるタイプだ。なんとなく、渋めで良い感じだ。種類は、ウェンディのシルエットが描かれたものと、ウッドだけ張ってるタイプのものだ。両方とも5980円也。で、売り場のお姉さんを呼んで実際にショーケースから出して見せてもらうことにした。
実際に手に持って確認する。ふむふむ、裏の部分は普通にピカピカの無地のシルバーなんだな…。底面をみると製造年度は2004年。今年だ。
それと、昨日狸小路ドン・キホーテで見たのと同じ(シリアルナンバーは違う)ジッポーと見比べてみる…。やはり、ピカピカすぎて落ち着かないな。6980円だし。
で、そんな風に物色している時に、お姉さんが
「熱心に探されてますね。この間も来てらっしゃいましたね」
と、言われる…。
げ! 見られてる…。まぁ、いいか。かわいい感じのお姉さんにロックオンされるならいいさ。てなわけでウェインディのウッドパネルを張ったアーマーのものを買うことにする。っていうか〜、ここで買わなかったら恥ずかしいし〜。
で、きちんとジッポーの標準の保証書が入っていることを確認し、中国とかの偽物でないことをきちんと確認して購入して帰る。ジッポーは、基本的に着火機能の部分は永久保証なのだ。だから、保証書大事。
帰り道、母からもらった弁当のおかず詰め合わせを晩ご飯にするために、おにぎりを買って帰る。1/3日まで、サンクスではダイエットコーラが100円で売っているのだ。うおう、ラッキーだぜ! で、マックスバリューでするのと同じように2本ひっつかんで会計をする。
家に帰り、めしより先にジッポーを開封する。うむ、さすがにアーマータイプ。ケースの肉厚がしっかりしているぜ。音も、
「ちん!」
って、回りに響き渡るような高い音ではなくて、抑えられたような静かな音だ。うーん、いい感じだ。で、オイルを充填。フリントの長さを調整して使用する。…なんだかつかうのがもったいないくらいピッカピカだな。これでまた10年くらい、外出用で使うだろう。で、今までのウッドベースレリーフがあるものは無くす心配を無く、家で使うことにする。ふふっ、完璧な計画だぜ。
で、めしを食う。
ハムスターに餌をあげて、パソコンを立ち上げる。で、おくられていたチャット仲間からの詩を添削する。まぁ、誰でもそうだけれど自分でゼロから作るのは大変だが、作られたものにあーだこーだ言うのは気楽なものだ。しかし、過去の文学部の知識をフル動員して真面目に指摘をする。うむ、なかなか面白いかも…。
で、チャットで多少エロ話をしつつ、急激に眠気がやってきたのできちんと布団に入って眠ることとした。その中で、なかなか楽しいFLASHのムービーを教えてもらったので、勝手にアドレスを添付することにする。
http://www.geocities.jp/mischier2000/db.htm