あぁ、俺は竹内力の目の輝きを手に入れたい

今朝は、携帯のアラームをかけていない。ま、失業中ナリとも完全休養日をもうけているというわけだ。……贅沢な。
で、9時50分頃に妻に起こされる。なにやら、茶の間から変な音がするらしい。で、妻はハムスターが逃げたんだよ、と心配していたので、とりあえず寝ぼけて頭を掻きながらも茶の間に行く。…む、ハムスターたちはみんな各々の家の中で寝ているじゃないか。そこで、妻の声が部屋の向こうから来た。
「ごめーん、外の除雪の音みたい」
……ま、なんとなく最初からそんな気がしたんだよな。まぁ、いいさ。丁度サンデージャポンが始まる時間じゃないか。で、オイラはコタツにどっかりと潜って、昨日妻が買ってもてあましていたもちに醤油を浸しながら食う。…食っている時はあまり気にならないのだけれど、もちはとんでもなく腹持ちがいいみたいで、その後しばらく腹が減らなかった。
しばらく見ていると、来たぞ。テレンス・リーの兄貴が登場だ！ うむ、北朝鮮の問題について真面目に語っているな…。兄貴、格好いいぜ。しかもその後、テレンス・リー2005年度カレンダー増刷のお知らせが！ …う〜、欲しいぜ。
そして、番組が終了に向かうに従い、オイラのテンションも下がり始め、コタツの暖かさと相まって、眠りに落ちていく……(＿ ＿)．。o○ ネムネム

「おんどりゃ〜！ コタツで寝るなって言うとろうが！」

��(￣□￣ノ）ノ げ
オイラは、光の速さで目を覚まして、思わずウラシマ効果を出しそうになってしまった。で、仕方なくコタツから抜け出して、昨日の夜になくなってしまったポータブル石油ストーブ用の灯油を買いに行こうと準備をした。ボリタンクを抱えて、外にどーん……。
……ザワザワ。
なんだこれは……。
オイラの前には、今は無きジャイアント馬場氏も楽々入れそうなほどのデカさのカマクラがあった。…う〜、靴屋の小人さん。やりすぎだよ…。
オイラは仕方なく、アパートの脇に置いてある、おそらく大家さんの所有物と思われるプラスティックのスコップを借りて、雪はねをモクモクとやり始める。まぁ、手袋を部屋に置いてきてしまったのは痛かったけれど、仕方ないな。で、これも結局は職業訓練なんだ、と自分に言い聞かせ丁寧に作業をはじめる。
それにしても、どけた雪を何処に除けようか非常に悩む。辺りを見ると、そりに雪を満載にした人々が児童公園まで行って捨ててきている。…うむ、しかし自分にはそりはないし。そんなわけで、適当な場所に圧縮して固め、容積を小さくした。作業する事約30分。だいたい綺麗に片づいたモンだ。で、ここから車に乗っている雪下ろしにやっと着手する。おろした雪を再び脇に固め、車の雪を落とし、そして脇に固め、その繰り返しだ。
で、ポリタンクを車に積んでガソリンスタンドまでレッツらゴーだ。雪が深かったので、車があらぬ方向へ飛んでいきそうになるが、そこはトミ・マキネンのように華麗に流しながら道をすり抜けていく。で、スタンドで灯油18㍑、990円で購入。…まだまだ高いな。
家に戻り、ストーブに灯油を補給する。そして、昨日の夜放って置いた皿をモクモクと洗い始める。なーに、段々とコツがつかめてきたからそんなに面倒じゃないし、かつてに比べればより経済的に綺麗に洗う事が出来る。
『たかが皿洗い、されど皿洗い』 〆（°°）カキカキ..
オイラは、ぱけちゃんメモにそう記した。
それから続けざまにシャワーを浴びる。湯沸かしの湯が温まっているうちに、はいっちまった方がいいんだ。で、カラスの行水のごとく、あっと言う間に出てくる。あとは、妻が入っている間に髪を乾かし、歯などを磨き、隣の部屋へ移動してギターをかき鳴らして歌を歌う。ま、午後の静かな楽しみだ。
3時くらいだったろうか？ やっともちの効果もなくなって、お腹がグーチョキなったらパーチョキなので、昨日残してある塩鯖を暖め直して食う。…やっぱり、サバはいいがこの塩だれはハズレだな。もっと、ナチュラルでいいよ。そう文句を言いながらも、御飯1膳と共に完食する。
で、しばらくオフコースのライブテープを聴きながら日記を途中まで記していく。
そして、ウトウトする…。
気が付けば夕方の4時じゃないか。オイラは、メインパソコンの部屋の電源を消しまくり茶の間へ移動する。茶の間のでかいテレビで、ライブビデオでも見ようかしら♪ などと、思っていたのだけれど妻が迷惑そうな表情をしたのでやめておいた。うむ、どうやら静かな漫画読書タイムを邪魔されたくなかったらしい。で、オイラはテレビもつけず物思いにふける。……正直、色々な事が多すぎるんだ。
……気が付けば、真っ暗じゃないか。どうやら、コタツでグースカ寝ているオイラに腹を立てたのか、妻は寝室の方へ引っ込んだらしい。耳を澄ませば、ハムスターたちの回し車の音が「カタカタ…」と響いていた。
「ネズミにも、安らぐ空間あるじゃない
そんなあなたは、寝そべる流木
詠み人 ぱけを」
…やれやれ。オイラはメインパソコンの部屋へ再び移動して、音楽のファイルを整理する。途中タバコを吸いに行くと、妻が晩ご飯を食べている。あぁ、そういえば好きに食ってくれという事だったな。まぁ、体調がよくないから仕方ないのだ。オイラは、妻が一通り台所の用事を済ますのを待ってから、飯を準備しはじめる。まっている間は、「おあずけ」をされた犬の気持ちが本当によく理解できた…。
で、ズルズルと食う。
さて、食い終わったら食器を水につけて、乾燥しないようにする。これをやっておかないと明日皿を洗う時往生するからな…。で、再びメインパソコンの部屋へ戻る。
さて、これといって可及的速やかにやる事なんて残っちゃいないんだ。オイラは、ギブソンSGを手にとって、ピックで速いパッセージの練習をする。…なんだかむなしい気持ちになってきたぞ。よし、そんな時にはワイパックス。精神的に平穏になります。ま、その代わりといっちゃなんだが、すべての感情が平坦になるんだけれどな。別にパソコンに向かっている間はよいだろう。で、再び黙々と練習を始める。
さて、PMが着弾する。なじみの部屋が開いていないので、みんな溢れてきているんだ。で、情報の交換をする。その間に、着火がいまいちであるジッポーを分解してウィック位置の調整をしながら、確実に着火するように努力する。うむ、まぁなんと無く良い方向に改善されたらしい。
で、結局1時になった時点でプロレスリング・ノアの放送を見て、森嶋猛のバックドロップに往年のジャンボ鶴田の輝きを見いだしつつ、日記を締める事にする。はい。