ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

ぶっつけ本番な文章

オレも何がでるかわからん2

土曜日だからといって素敵なことがあるわけではない。
うむ、これはオイラが営業をしていた時にサービス残業のかたまりを食らっていた際に自然と思いついた言葉である。ま、営業なんてどこから何処までがサービス残業かなんて区別できないからな。どちらかというと、予算を達成していないからでて当然だろう、見たいな顔を上司にされる。で、結局は残業代どころかボーナスまでごっそり削られる始末なのである。いいさ、これが主本主義なんだろう?
そんな台詞を繰り返していた20代後半のオイラだった。…ふっ、若かったな。
ちなみに土曜日は、妻を職場に送らなくてもいいのでのんびり気分で朝を過ごすことが出来る。で、やりたいことをやろうかな。そんな風に思って、財布を開くと何も入っていないことに気が付く。まぁ、まえの仕事場にいた後輩が使っているオイラの大好きなフレーズで表現するなら、全くのブタ野郎だ…。
で、ふてくされて眠る。コタツで眠る。いいんだ、コタツで眠ることでオイラは母体の中にいた時のような安らかな気持ちに戻ることが出来るのだ。
そして、蟹と戯れつつ泣きながら寝た…。


おっと、その前に妻を病院へ送ったのだったな。で、妻はそのまま隣のパチンコ屋に行くとのことだったので帰ってきたんだ。途中、眠りに落ちた一番気持ちのいい時間帯に携帯が鳴ったので、寝ぼけながらでると
「1000円貸してやっか?」
と、オファーが来た。オイラは一瞬尻が持ち上がってコタツを飛び出しそうになったが、どうせオイラがやったところででないんだ。しかも、疫病神だから妻の運まで吸い取ってしまうんだ。そう思うと、たまらない気持ちになったので断って再び寝た。…もう、何もやる気などないのさ。眠りに落ちる手前にオイラはそう思っていた。


目が覚める。う〜ん3時だな…。ようやく、激鬱ゾーンを脱出したみたいなので車に乗り込んで妻を冷やかしに行くことにした。…うむ、相変わらず出しているなぁ。で、恥も外聞も捨てブタ野郎と化したオイラは妻に1000円を借りて、スロットを回してみる。うむ、予想通り完璧だ。完璧にストレートで飲まれたぜ。
で、再び激鬱モードに入ったオイラは休憩場所、あるいはハイエナさん待機所のソファーに座りくだらない小説を読んで時間を潰した。そうだ、金をもらったと言うことは妻が終わるまで待っていなければならないのだ。くそう、そんな簡単な計算も出来ないとは、オイラの頭脳も随分と鈍くなったものだ。…本当にブタ野郎になりそうだ。ブーブー。
ようやく、家に帰った時にはオレは激鬱、妻は飲まれたのとオイラの様子が喧嘩っ早いのでご機嫌斜めだ。仕方なくオイラはオークションの現在の入札価格をチェックしてから、7時半くらいに布団にくるまり眠った。鬱がよろしくない時は、どれだけだって寝られるな。そうだ、過睡眠をすぐに症状として出すのだったよなぁ。
ま、どちらにしてもちょいと出かける金もないと、人の心はすさんでしまうのだろう。だから、生活のレベルは例えお金持ちになったとしてもあげないことが望ましいのだ。勘違い野郎に人間は簡単になれるからな…。