ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

普通でつまらん…

マイケル首相

5時頃目を覚ます。うむ、外は明るいよな。オイラの懐は冬に逆戻りだけど…。
そしてトイレに行って放尿し、再び布団にしがみつくようにして眠る。ママン、僕はつかれたよ…。
次に目を覚ますといきなり10時を回っていたような気がする。ま、よく覚えていない。流しの下で換気扇を回しながらウィンストンに火をつけて、マッタリと首を回して血流を頭脳へ回す。いつもの一日の始まりである。
ふと腹がなったので、目の前にある昨日の残りの麻婆豆腐に火を入れる。で、電子ジャーの中にある冷や御飯を温めることもせずに皿に盛り、麻婆豆腐をぶっかけて冷蔵庫からダイエットコーラを出す。そして、いつものようにパソコンを起動しニュースを確認する。御飯は温めた方が良かったかな、とちょっと後悔したが、熱い麻婆豆腐と冷たい御飯のコントラストを楽しむのも、退廃的な19世紀フランス文学のサロン的なマッタリ感が漂っていていいかも知れない。…ま、そんなことを力説しても仕方がない。
ニュースは概ね昨日のワールドカップ予選についてである。まぁ、不景気な世の中だ。これくらいしか明るい話題は無いのかも知れないな。で、他のニュースについては忘れた。
その後、いつものようにチャットにアクセスして挨拶などをしつつ、目覚めのベースの練習をする。よくもまぁ飽きずにやっているものだ、と自分でも不思議になるが指が勝手に動こうとするのだから仕方ない。それはもう、反射的に振り向いて小脇からビームライフルをぶっ放してザクを撃破するアムロ・レイのようであるかも知れない。ま、とりあえずブライトさんに殴られないとな。
それが終わると、一昨日の晩から読み始めている小池真理子の「恋」の続きを読む。コイツはなんとなく、卒論でオイラが手にしたグレート・ギャッツビィのような華やかな表現があるようであるし、またそれが徐々に崩壊していく課程が描かれていて何とも懐かしい気分になり気に入ったのである。そんな風に思う人間なんていないだろうけど…。
しかし何気なく手にした本にしては、十分以上にいい作品だったと思う。後日談みたいなのが、凄くチープで余計に感じられるのだけれど、まぁそれくらいはいいとしよう。
読み終わると時間は4時過ぎ。オイラは真剣に本を読み始めると時間はあっという間に過ぎてしまう。最近はBGMを流すようなこともしなくなった。窓の向こうからきこえてくる車の走りすぎる音に気ぜわしさを重ねたり、遊ぶ子供達の声にノスタルジックに自分の過去を投影したり、散歩や昼寝から目覚めた犬の吠える声に微笑ましい優しさを感じたり、そんなありふれた日常の雑音を聞きながら本を読む方がリアリティに満ちていて、オイラは気に入っているのである。油断すると昼寝をしてしまうので、諸刃の剣でもあったりするのだけど…。
4時半、妻の近所の大型レジャー型温泉とも言うべき場所に彼女の友人を拾って乗せていく。で、オイラは風呂には控えめに言っても関心がないので、二人をおろしてとっとと帰る。帰りのコンビニで、余ったゴハンにかけるためのレトルトカレーを買ってくる。なんだか無性にカレーが食いたくなる時があるのだ。そういう時は、インド人もビックリな早急さで準備をしてしまう。
カレーは電子レンジで温めたものの、物臭なオイラは適当に時間調整をしたため、凄くぬるいカレーになってしまう。あまりぬるいカレーというのはおすすめできないな…。で、読んでしまった本をしまい、別な本を読み始める。どうやらリングで有名になった鈴木光司の短編集らしい。なんとなく漫画チックな内容だが、最初の1編目を読んだだけなのでよく解らない。ま、ゆっくり読むさ。別に読書感想文の締め切りがあるわけではないのだ。
……気が付くと、辺りは真っ暗である。どうやら、心配していた通り寝入ってしまったようだ。時間を見ると。
ゲーーーーーーーン!!
8時半ですよ、奥さん…orz
済んでしまったものは仕方がない、とオイラの右肩の悪魔がささやいたので妻を迎えに行く時間まで適当にギターを弾きつつ、チャット部屋で3分後には忘れてしまいそうな軽口をたたき合う。
さて、電話が鳴る。迎えに来いとの指示だ。オイラは丁重にチャット部屋の客達に中座を告げ、来るまで某大型レジャー型温泉まで迎えに行く。
…む、とりあえず酒臭いのは勘弁して欲しいな。
で、妻の友人を送り届け、自宅へ戻る。
非常にさえない感じがするのであるが、変な時間に眠ってしまったので今夜も眠れないであろう。こういう日は、夏も近づいてきたのでオカルトなサイトをグルグルと回ることにしよう。
以上、普通に普通な日記でした。