ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

猫の絵はがき、知ってますか?

小さくとも偉大な命

君が僕を必要とするなら、猫のように僕は側でくつろいでいよう。
君が僕を必要としなくなったら、猫のように僕はそっと姿を消そう。


てな感じに、自分を猫になぞらえて自分の存在価値を定義つけていたことがあった。たしか、大学の頃とかだな…。一部の人の元には干支なんて無視して、毎年猫の絵はがきで年賀状を送ったものだ。思い当たる人は、一人くらいいるかも知れない…。わざわざ高い絵はがきを久屋大通東急ハンズで買い込んで、しかもご丁寧に切手まで貼って、明らかにコストは高く、そしてクジがないのでがっかりする人がいようともそうしていたのは、そのような背景があるからだ。
まぁ、そんな話はどうでも良いのだ…。


昨晩、早く寝てしまったせいでとんでもなく早い時間に目を覚ましたのは昨日の日記で記述した通りである。起きてからというもの、近所も静まりかえっているし、何より隣でかみさんが寝ているので楽器を弾いたり、バキバキとキーボードを叩くことも出来ない。だから、そっとスーファミの近代遺産的ゲームソフト、「スーパーマリオカート」を引っ張り出して遊んでいた。
…うむ、コイツが発売されたのは20世紀のことだが、今なお遊んでいて全然古くさい感じがしない。当然グラフィックなどは今のものに比べると前時代的な古さを感じるのだけれど、おそらくゲームバランスの取り方が素晴らしいのだろう。難しすぎず、かといって簡単でもない。絶えず自分の技量よりちょっと上になるように段階的にレベルアップできるようにゲームが作られている。…コイツはちょっと凄いことなんだ。実社会だとこうはいかない。目標は頑張らないとクリアできないくらいが丁度良い、と言うから自分なりに考えた目標を上司に提出すると、
「……てめぇ、やる気あんのか?」
と、駄目出しを食らう。そんなやり取りを実務そっちのけでやり取りしながら、結果できあがった目標はため息が出るほど高いものにされてしまう。で、案の定1〜2名を除いて誰もクリアできないような目標で固められるのである。まぁ、そうなると役員のご機嫌を取るためにその目標をベースに作った経営計画が腰砕けになり、期末にはダンピングと超過労働で何とか9割くらいまでに近づける。
当然クリアできないから、ボーナス査定もダメダメで社員の士気も下がるというデフレスパイラルの一端をになうような要素となるのだ。……いきなり10センチのリンボーダンスは踊れないんだぞ。
さ、不満はこれくらいだ。とにかくバランスがすげぇのだ。政治家さんも昔の任天堂に見習うと良い。あ、今の任天堂は駄目な。


8時頃、母の家へ行く。一応、缶コーヒーをもらいつつ、合格についての報告だ。褒美の結構なものを頂いた。なので、昼くらいに豊平区の某パチスロ専門店へ入る。そして、野獣の目になりながらコーヒーを売っているお姉ちゃん…、じゃなかった、良さ気な台を狙いすます…。後ろに立つな、オレはボルボ13だ。…なんか違うが気にしないでおこう。
さて、今日は8のつく日だったので88番台に座りメダルを投入する。と、やはり8の力だ。
「…げ、壊れたか?」
と思うようなとんでもない間隔で当たりを引き、メダルが溜まる溜まる…。そんな風にして、妻がいつも出資してくれてオイラが負けてしまったお金の半分を返却する。…まだまだ先は長い。
そして、家に帰った後なか卯でカレーをがっついて満足したところで布団に潜り眠る。うむ、一日3万稼ぐ仕事って無いよな…。


日曜日さ。だから何さ?
そんなことを言いたげにオイラは5時に目を覚まし、いつものようにタバコを吸って喝を入れる。で、入れた喝は便所で尿と一緒に流れていってしまった。
ま、そういうわけだから。
と、外のカラスに向かって報告をして、再び布団に潜って寝た。まるで手探りをしなければ前に進めないような真っ黒な霧に包まれているようだった。
次に目を覚ましたのはお昼である。こうして、一日というのは無駄に過ぎ去ってしまうのだな。まぁ、何処に行っても人がたくさんいるから別にいいじゃない。
オイラは「ずっしりつまったこしあんパン」というものを頬張りながらコーヒーで流し込む。最後にワイパックスを投薬すれば目覚めの準備は万全だ。
ま、特にすることもないのだけれど…。
夕方近く、自分で買っていらい負け続けてしょうがない、あたかも不幸の現況とも言うべき死兆星とも感じられる「北斗の拳 プラス」をゲオに売却してきた。…今ならまだ高値で売れる。そう判断してのことだった。すでに、目押しは出来るし傾向も掴めた。2600円の買取値なり。
帰りに売却したお金でジャグラーを打つ。そして、案の定タバコ2つ分の金を残して飲まれてしまった。…やっぱり土日、祝日、イベント、盆、暮れ、正月、並びに給料日後はやってはいけないな。危なく昨日のパチンコ屋でぱけちゃんメモを紛失するところだったし。おとなしく座禅でも組みながら学校が始まるのを待つことにしよう。本だってたくさんあるんだ。いざとなったら図書館を使いましょ。


後は、晩ご飯を妻と食いに行き、実家にちょいと合格を報告しに立ち寄る。今晩は遅い時間にF1アメリカグランプリがあるらしい。例によって南北アメリカ大陸は衛生生中継なので日本時間で午前3時決勝レーススタートだ。…眠れなかったら見ることにしよう。ちなみにここで昨年佐藤琢磨が3位の表彰台に登っている。今のところ予選結果を聞いているが16番手からのスタートらしい。…遅いじょ。
今年のBARホンダは非常に遅い。遅いと言うより、他のチームと進化のレベルが違うみたいだ。
今年になって1レースで予選から決勝までタイヤ交換をしてはいけないことになっている。だから今までのようなパワーに任せた車作をすると、後半までタイヤが持たなくなるのである。今重要なのは空力。
多少パワーが無くても、スムーズに平均してこなしていく車が強いのである。ルノーが良い例である。まぁ耐久レースじゃねぇんだから、エコロジーとかトロ臭いことやってるんじゃねぇよ、という意見が多いが、時代はエコなのである。ここに来てトヨタが強くなったのは、そういう車作をしてきたからであろう。
で、皇帝シューマッハブリジストンのタイヤが今年のレギュレーションになかなかマッチしなくて、低迷が続いている。
その代わり、昨年までと違ってバトルがたくさん見られるようになったのは一レースファンとしてはありがたい。後は、バランスがショーとしても成り立つようにならないと厳しいだろうが、ま、頑張ってくれ。オイラにはどうにもしようがないからな。