ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

マッチはマーチじゃ満足できないこの頃

合成かな…?

さて、火曜日の出来事だ。
……。
特に何もねぇな…。
記憶の細い糸をたどると、どうやら朝7時くらいに起きたらしい。そして9時過ぎに病院へ向けて出発したらしい。主治医の先生が長期療養中なので、代わりの先生に状況を説明して同じ薬を処方してもらったらしい。で、院外薬局で「男の部屋」というセレブな男子が読むような雑誌に目を通して待っていたらしい。そこに描かれた世界はオイラとは全く別の次元の出来事のようであったらしい。薬をもらい家に戻り、よしもとばななの本を読みながら昼寝をぶっこいたらしい。
まだ全部読み終わっていないが、ある種の物書きの人は食べ物に非常にこだわりがあり、その描写が素晴らしく説得力がある。なんだかこちらまで食べたような気分になってくる。ま、オイラなどは胃袋が一杯になって、活動するカロリーさえきちんととれれば正直、なんでも良いくらいだ。でも、決してなんでも良いわけではなく、蟹とかエビとか葡萄とか、食べるのが面倒くさいものは駄目だ。時間がもったいなくてな。
…ま、ここまでが昼くらいまでの記憶だ。
お、段々と鮮明になってきたぞ。
晩ご飯の時間だが、妻がおごりで外食させてくれるというので近所のダイちゃん(雑種 雄 5歳)のように愛想良く尻尾を振りながらついていく。
栄通にある洋食食堂「ジラソーレ」に入る。初めての飯屋というのは何かにつけ不安がよぎるものだが、ここはシンプルな内装であり奥さん兼ウエイトレスとおぼしきおばちゃんの感じが良く、とりあえず第一関門は突破だ。後で調べてわかったのだけれど、ジラソーレというのはイタリア語で「ひまわり」という意味らしい。文字から判断して、「太陽」絡みの単語であることはオイラの乏しい語源の知識から推測できたのだけれどひまわりだったのね。そういえば、店の中にひまわりがたくさん飾ってあったな…。
旦那さん兼シェフとおぼしき人は、立派な体格で立派な口ひげをたくわえ、まるでコックの服を着せたドラゴンクエストⅣのトルネコのようであった。
我々は、イタリアンなメニューの中から妻はオムライスとエビグラタンのセット、そしてオイラは「美味しんぼ気取りかよっ!」と自分に激しい突っ込みを入れながらスパゲティカルボナーラを注文する。
出てきたメニューはきちんとした常識的なボリュームがあり、味も非常においしかった。サラダにかかっているドレッシングも嫌みが無くてうまかったな。うむ、また来よう、と思いつつ店を後にした我々馬鹿夫婦だったのである。
その後、素直に家に帰らずパチスロ専門店へ寄る。たいした投資もせずに当たりを引き、妻は9千円、オイラは5千円ほど増やして帰る。そして、オイラの5千円からは妻が投資してくれた2千円が天引かれる…。ま、世の常というものだ。
家に帰った後、猛烈な疲れが生じ、10時くらいには寝てしまう。堕落した一日の終わりだった。


水曜日だ。
今日は失業認定日なので早々と目を覚まして、混雑する前にとっととハローワーク入りする。…最近は、開始時間前でもハローワークの職員達はきちんと仕事をしているんだな。なかなか良い心がけだ。でも残業と休日営業はしてくれないのだ。世の中うまい具合には行かないものだ。そして開始時間の9時には認定を終わらせてしまったので、とりあえず実家へ行きマッタリと父の様子を探る。疲れているが病気などはなんでもないようだ。
10時くらいに豊平区の某スロット専門店へ足を運ぶ。いい加減面が割れて、出玉調整をされそうだが明らかにそういう兆候は見えてないので、好きな店だから吸い込まれるように入店する。
5回転ぐらいでいきなりボーナスが揃う。…うむ、ペカって光るのを見たかったのに。その後も程なくしてボーナスゲームを当てて、メダルが溜まる。とにかくこの台は子役がボロボロとこぼれてくるので調子に乗って回していた。…うむ、止めるに止められなくなってしまった。換金所が開くのは11時なので、それまで回すことにした。…換金所が開く前にスッカラカンになっちまったぜ。
家に帰ってふて寝する。
3時頃、妻が車に乗って外出する。うむ、今日の札幌は大変暑いので自転車とか歩きでどこかに出かけたいとは思わない。仕方なく、よしもとばななの「さようなら、ラブ子」を読み終えた。なんだか中途半端に終わったな、と思ったらどうやらこれってシリーズものらしくすでに6冊目らしいな。さすが出版社はただでは作者に日記を書かせない…。
ペットは大事だねぇ。と思って読み終えてふて寝する。
妻、帰る。
晩ご飯を作ってもらったので、ありがたく頂く。干しカレイを焼いたものだったが、油が程よくのっていて非常においしく頂いた。木綿豆腐の冷や奴もおいしい季節だ。こういう純日本的なゴハンがおいしく感じられるようになったところに、自らの精神的成長を感じると共に、老いも感じるのであった。…ま、肉ばかり食ってられないしな。おそらく、オイラは年少時代に一生分の肉を食い尽くしてしまったのだろう。後は魚と漬け物でマッタリと慎ましい食生活を送って胃腸に優しく生きるのだろう。…マック、食いてぇな。
時間は8時になった。あまりにする事もなく、且つ神経的にまいっていた。自分で試しにパキシルの減薬をやってみたが、まだ時期が早いようだ。カミーユ・ビタンのように、どんよりしたオーラを部屋中に充満させるような状態になるようでは時期尚早と言わざるを得ないであろう。
午前3時にコンフェデレーションズカップの日本対ブラジル戦があるらしいのだが、今ひとつ気分がのらないので、眠剤を飲んで9時くらいにはふて寝する。