ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

ビールよりコーラな日々(宣伝料ください)

水は迷惑なんだよ


ムカツクくらい暑かったんだよ。



今日の一日の感想である。
出来れば人間生活をしていると、明るい印象で床につきたいものだが、神はなかなかそれを許さない。ま、自然の力には無力と言うことだな。かといって夏の短い北海道でエアコンを買うと言うことは、経費対効果の面から非常にリスキーであり、ブルジョアめいており、暴動が起きた時には真っ先にねらわれるような気がするのであまりおすすめできなのである。こういう時には漫画喫茶にこもって、涼しくなるまで出てこないのが一番良い選択だろう。


さ、朝起きた。テレビをつけると辛抱キャスターがかつての文鎮のように、偉そうにしゃべっていた。オイラは彼の目を見ながら一緒に目を細めてみた。…世界はとても狭く感じられた。
パソコンを起動して懸賞生活をする。いつものことだけれど、当たりなんてちっとも来ない。オイラの人生に置いて「当たり」というキーワードは非常に少ないのだろう。ハズレは凄く多いけれどな。試しにオイラはばんばひろふみの「SACHIKO」のメロディーで、ハズレを数えたら両手でも足りない、と歌ってみた。…不幸がずっしりと背中にのし掛かってきたような感じがした。
この頃には、真夏日はほぼ確定していてゲンナリし始める。妻はパチスロのレディース台をねらって、開店時間から車で出発していった。あ、オイラはゲンナリしているのでパチスロは当分無しな。
…マッタリとからくりサーカスを読みながら、午前の一時を満喫する。
昼の手前で腹が減り、マルちゃん「焼きっぺ」を作り食う。ま、多くの人がそうであるように休日の御飯なんて適当で構わないのである。贅沢を言うのなら、「焼きっぺ」より、S&B「ホンコン焼きそば」の方がいいな。あの中国蔑視丸出しのパッケージはいつ見ても背筋が凍るような感じがして、スリリングである。
昼過ぎ、妻帰還。あまり素敵な出来事は無かったらしいが、北朝鮮への送金だけは阻止してきたようだ。でかしたぞ。
そして、真夏の犬のように床にべったりと張り付いて昼寝をする。言うまでもないが板の床の上に直に寝た。当然だか、眠りにつく前に、
「…板の上ですけど、寝かせてあげてください。」
とささやいてみた。多分、マニアックな一部の人しか笑えないであろう。…いいんだ、それで。
目を覚ますと、気温が一層上がっているようだった。オイラは目を覚ます時間を間違えてしまったことに軽いいらだちを感じながらも、パソコンをつけて適当に時間を潰す。
夕方、まだ暑かったが妻の命令によりペットショップ「やまがみ」へ行く。…冷やかしというヤツだ。犬を愛でる。ウサギやハムスターなどの小動物を愛でる。テグーさん達のケージをのぞき込むと、出産なされていた。店員に、
「あの、産まれてますけど…」
と、呟くと店員は
「あ゛!」
と自分の妊娠が発覚した時のような声を漏らして、チーフを呼びに裏手に走っていった。…ま、ご苦労なこった。店員もテグーさん達も。
魚たちを眺める。妻はいつものように八の字フグやミドリフグを催眠術にかけて遊んでいた。何故彼らは人の指の動きに反応してついてくるのか? それを考えると夜も眠れなくなっちゃう、と往年のネタを一人頭の中で反芻した。
帰り、買い物による。オイラはエアコンを効かせた車の中でのんびり待たせてもらう。ま、明日暑くて嫌いな海に連れて行くらしいから、これくらいのことは許してもらおう。ちなみにオイラは水辺が大嫌いな。多分前世は見ずにひどい目にあったのだろう。それくらい拒否反応が強い。夏は山だ。それに限る。
飯を食う。パソコンで遊ぶ。
で、何をやっても暑い。忌々しいことこの上無しだ。
オイラは明日、海の水に入る人だけ暑くなるように祈り、浜辺のオイラは涼しくなるように、心から願う。
しかし、暑いな…。