ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

オヤジの靴下がぬか漬けから出現する恐怖

匍匐前進するnya

さて、泣くも黙る月曜日の朝であるが、更にキツイ人生に追い打ちをかけるかのように今日の札幌は、朝っぱらから暑かった。
…うむ、思わず泣き出しそうになったがすでに赤ん坊として許される歳ではないのでグッと我慢した。年齢を重ねるとなかなかつらいことが多いようだ。この間など妻に、もみあげに白髪が混ざっているという理由だけで、
「……ジョージ・ルーカスですか?」
と言われてしまった。なんだか本当に目頭が熱くなったよ。
いつも通りバタバタしながら朝の支度をして、本来地下鉄で通学するところを
「ほほぅ、下賤の民どもは地下鉄でもみくちゃになり、汗だくで出発か…」
霞ヶ関の高級官僚を思わせるような慇懃無礼な口ぶりで、我が家の冷房の効いた涼しいマーチで通学した。…まぁ、労働にせよ運動にせよ、オイラが汗をかいている姿は似合わないのだ。許しておくれ。
今日の午前は医学について一通りの勉強を終了させる。…頭に入ったのか?
覚えていることと言えば、腸骨とそこにおける褥瘡発生との因果関係くらいだ。書いているだけでめまいがしてきそうな程に悩ましく、難しい。
昼ご飯。相変わらず地下の立ち食い蕎麦屋でかけそばをすする。1個で20種類の必須アミノ酸がとれる月見蕎麦にしようかと思ったが、アミノ酸は途中で飲んだアミノサプリに任せておくことにした。で、出てきた蕎麦をヒーハー言いながらすすっていると、後からやって来たヒゲの兄ちゃんが
「梅干し蕎麦、一つ」
と中にいるおばちゃんに頼んだ。…梅干し蕎麦って何ですか?
最初、「梅干しババァ」と言ったかと思って、
「いくら中のおばちゃんが歳だからと言って、ひどいことを言う人だなぁ」
などと思っていたら、目の前に本当に「梅干し蕎麦」というメニューがあった。
……。
梅干しが好きではないオイラは生涯食べることはないであろう。世の中にはそういう食べ物があるんだ。ま、昔と違って嫌いなものを食べなくても必要な栄養は別なものでとればいいのである。無理をして食べると丸飲みなどをして消化に良くない。それをわからない親たちは、もう一度自分の嫌いなものを食わされるつらさを体験してみるといい。
で、昼間のパチスロゴー!
…がっつりむしり取られたぜ。
午後の授業開始。ベット上の寝た人を全介助、もしくは一部介助で移動させる技術の総復習をする。ま、かなり腰に負担がかかるが言語的知能分野に置いては意外なほど記憶が刷り込まれていて、大変な過ちをすることはないようだ。ま、反復して人は技術を獲得していくんだね。
授業終了。もう汗で体がベタベタだ。あたかもゴキブリホイホイから脱出したゴキブリの気持ちになるか、お笑いウルトラクイズで芸人ホイホイに放り込まれたお笑い芸人のような暑苦しさだった。そして月曜日の行事である教室掃除をして学校から離れる。
トシ伊藤とハッピーアンドブルーの「よせばいいのに」を歌いながら、狸小路のビッグ大王へ行った。誰が言ったか知らないけど、嘘つきは大王の始まりと言う言葉がある通り、ムカツクくらい当たりを引けなかった。で、最後の3枚でGOGOランプがペカッた。
……。
ボーナスをそろえるメダルがないじゃん。近くの店員を掴まえて
「この500円玉、2枚を1000円札に交換できる場所はどこだ?」
と詰問する。
「スミマセン。無いんですよ」
「じゃぁ、1階まで降りればいいのか? (ここは3階)」
「いえ、ここ自体に交換できる場所がないですよ」
「……。」
オイラの中で何かが切れた。
(はぁ〜、と大きくため息をつきながら、指で店員を自分の台まで呼び寄せる)
「店の外に行って、交換してくるから休憩中にしてくれ」
と、かなりキツイ感じで言うと
「あ、いいですよ」
と言って、台を開けて中のメダルを1枚出してリールを回転させてくれた。すでにむかついた表情をタップリと浮かべていたオイラは、余裕綽々でボーナスを一発でそろえた。ここでレギュラーボーナスだったら、そいつをぶん殴ってやろうかと思ったけれど幸いビッグボーナスだった。ま、オイラの目押し技術に感謝するんだな。で、その後連チャンなどするはずもなく、特殊な方法でメダルを持ってウロウロして、約1万円くらいの飲まれたメダルを取り返した。…なんだか割に合わない労働だと思った。
で、近くのスロット専門店へ行ってすっかり飲まれた…。店員のお姉ちゃんが時給が高いだけあって、割と綺麗で対応が丁寧なだけがとりえな店だ。…出玉で還元しろ。
トボトボと赤とんぼを歌いつつ、泣きながら地下鉄に揺られて帰る。
晩ご飯を食う。
しばし、大量のメールをチェックする。懸賞ものがメインで、後の広告メールはすべてbecky2の力でゴミ箱へ直行するのだけれど、一つも当選した懸賞はなかった。…なんだか何もしていないのに疲れたような気がした。
妻に誘われ、東札幌のガイアに行く。なんだか、大王もビックリな糞っぷりだった。パチ屋というのは相性というのもあるけれど、少なくとも今まで見たどんな設定を入れない店より挙動がおかしかった。二度とイカねぇ。
で、すっかりX-WINGのダイキャストモデルが遠のいていく中、コンビニで315円のスターウォーズ ジオラマベスト という食玩を買う。X-WINGを期待していたのだけれど、出てきたのは炭素冷凍をされたハン・ソロの前で、得意げにブラスターを構えるホバ・フェットのフィギュアだった。…X-WINGへの道のりは遠いようだ。
今夜も枕をぬらしながら寝るのだろう。金が揃った時にはX-WINGのダイキャストモデルは売れてしまっているような気がしてならない。