ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

ひるもよるもわからねぇ

一年365日も生活していれば上手に眠れない日もあるものだ。
ま、わざわざそれが今日である必要なんて無いのだけれど・・・。
夜というのはオイラにとってとても活動的な時で、次の日の仕事なんてチョー適当〜、なんて事が頭をよぎると余計に眠れなくなるし、それどころか積極的に夜を謳歌してしまうんだよね。だから早番の週は嫌いなのです。元々お寝坊さんだったオイラにとって、午前中から全力で働くなんてあり得ないんだけれどな・・・。しかし、始めてしまったもんは仕方がないし、もう1年になるし、契約満了ももうすぐだし。
・・・気がつくのが遅いというか、やってみないと細かな問題点というものはいつも気がつかないものだ。
そんな「やってみないとわからない〜」という事象は世の中にゴロゴロしていて、特に進学や就職においては日常茶飯事だろう。誰もがといって良いほどそんな中で壁にぶち当たるものなんだけれど、この国は中途半端に年功序列、終身雇用の風習が残って居るみたいで、そのギャップが大きくオイラ達を苦しめるものらしい。働き始めた瞬間に、
「あ、コレって駄目・・・」
と思っても、ホイホイと辞められないのよねぇー。変に世間や肝心なときに役に立たない親類の目というものもあるし・・・。再チャレンジなんてあるけれど、そういう辞め方をするともれなくランクダウンな仕事しか選べないんだよ。だから、イヤな仕事でも3年くらいは我慢して、できることは何か? 我慢できないことはなにか? 良いことはなかったか? コレさえなければ続けられることは何か? という脳内分析を必死で行って、それでも駄目なときは辞めるんだよね。ただし、オイラみたいにそのタイミングを引っ張りすぎて抑鬱ドロップアウトなんてしちゃうととても大変。しかも中途半端に学歴なんてついていると、それはそれで断り文句に使われたりしてね。・・・まー、オイラってそんなに社会活動する価値がないのかしら〜? と疑心暗鬼に陥り、正常な活動ができなくなったりもしたな。そういうキズなんて、多かれ少なかれ皆もっているんだろうけれど、うまくやっているように見えると劣等感のおまけが付いている状態だ。
ま、それでも食ってカミさんを養うためにはやらないといけないんだけれどね。
世の中、幸いなことに餓死するほど仕事がないかというと、一部の不幸な場合を除くとそういうわけでもない。そこまで日本は落ちぶれていないようである。ユダヤ方式の株式売買であぶく銭に感覚を麻痺させられた連中が随分とたくさん増えたものの、それでも末端では割とコミュニケーションが通じる人間がいることも確かである。だから、仕事を選ばなければ何をしてでも食っていける、という言葉が出てくるのである。
でもねぇ、オイラはコレには賛成したくないのよ。
例えば、きわめて個人的なオイラのパターンをケースとしてあげてみるけれど、オイラは実に8年間も「イヤダイヤだ」と思いながら営業をして暮らしていた。もちろん、給料が良かったからにすぎないのだけれど、その中には自分が「魅力を感じない商品を売る」という壁がある。その商品は決して詐欺まがいのおかしなものではないのだけれど、オイラの過去の人生経験から考えると勧めてまで買ってもらうものではなかったのよね。大体IT関連なんて組織の合理化を主眼として作られるものだけれど、その合理化によって果たしてメリットが出るかというとそう思わなかった。
ソフトにあごで使われるような仕事の流れに代わり、個人裁量が無くなり、それが時に仕事を停滞させる。コンピュータに任せて合理化してできた時間は「生産性の強化」の名の下に、お茶を飲む余裕すら奪って次の仕事に取りかからせる。移動中に考えをまとめようとしても、携帯電話がガンガンにかかって決断を迫ってくるし、それに迅速に返答するためには、移動する前にかなりの時間を使っていくつかの答えをシュミレートする必要がある。ま、時間なんていつも足りない状態になるよね。
そんな細かいことはどうでも良いのだけれど、問題は会社の予算、自分の成績が優先になって本来売るべき人じゃないよな・・・、と思いつつも買ってもらっちゃうと言うこところに、オイラは詐欺めいた背徳に香りを感じてしまったのである。当然、それは個人の価値観であるから、営業という仕事が詐欺かというと(そういうのもあるけど)、そういうわけではない。
そのような心の深い部分から「駄目」という声が聞こえたときは、決断は早くしないと駄目みたいね。ほら、オイラみたいに歳をとってくると仕事は選べないよ。・・・って、未だに何をやればいいのか暗中模索だけれどね。

なんだか珍しくまともなことばかりじゃないかw
眠れない日はそういうのもありかもね・・・