ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

すばらしくない日々

「雑草魂 2008」

昨日、カメラを分解しようとしていたときに、金属の破片(針状)のカスが出て左の人差し指に刺さったのだけれど、今朝になっても痛みが取れず、よーくよく観察し、妻に見せたら破片が刺さったままだった。・・・道理で痛いわけだ。
そこで、力一杯人差し指を圧迫して、爪切りで破片が刺さりっぱなし出あろう部分をちょん切ったら、皮膚のかけらと一緒に金属片が出てきた。・・・うん、すっきりだ。
都市伝説などでは指に刺さった針が、どんどんと埋没して体内に入り込み、仕舞いには血管から心臓に達して死亡・・・なーんて話もあったけど、そんなことありうるのかね? ・・・ないだろうなぁ。


今朝もどんよりとしたオーラを漂わせながら、妻に煙たがれたので世間体を考慮してハロワは見送った。
その代わりに、整備したカメラを使うためにカメラのキタムラまでフィルムを買いに行った。ヤマダ電機はカメラやさんじゃないからフィルムは売ってないのよねぇ(少なくとも札幌月寒店では)。ポイントも意味がないな。
さて、カメラのキムタクとよく間違えてしまうカメラのキタムラだが、店内の半分くらいはデジカメに占領されており、時代の移り変わりを感じさせる。でも正直、ヨドバシとかヤマダとかに比べるとデジカメ安いよぉ。中古のカメラなども陳列されており、冷やかすにしても十分すぎるほど楽しいお店であった。ちょくちょく冷やかしにはいるからヨロシクね♪
それでフィルムを探し始めたのだけれど、これが意外なほどどこに売っているかわからない。・・・くそ、ここに来れば宝の山のようなフィルムの種類と在庫から安いのを購入することができると思ったのに。しばらくうろうろしていると、電池と一緒くらいのスペースにフィルム売り場を発見。なんだかとっても数が少なげ。・・・時代ってこういうモノなのかしら?
で、どれにしようか大して種類も選べないのだけれど、オイラがカメラを使うようになったときにはすでにAPSとか、写るんですがはびこっていたし、そのうちにデジカメになったのでどのフィルムを選んで良いか迷った。たしか35mmのフィルムだったと思うのだけれど。
小箱を見るとリバーサルフィルムだとか、ISO100とか400とか、カメラの知識のないオイラにはとんとわからない言葉が書いてある。・・・むぅ。
しばし、箱を手に取りながら思案していると、妻がやってきて
「この一番安い奴でいいべさ。」
と、ドカンと手に握らせるので、それを握ってその場で回れ右をし、そそくさとレジへ提出した。価格130円也。
現像200円値引き券をもらったのだけれど、・・・やっていけるのか?
それとも銀塩写真文化遺産保護のためのボランティアか?
・・・ま、いいや。


早速車内でフィルムを装填。しかし、先に触れたようにすでに135フィルムの流れから取り残されているオイラは、これが人生初のフィルム装填作業である。・・・ぶきっちょくんの大活躍だ。あっち抑えればこっちがはみ出すし、こっちを抑えればフィルムにしわが出るし、バタバタしながらわんこそばのふたを閉めるような苦労を感じながら、カバーを閉めた。巻き上げレバーを操作する。


・・・メキメキ、バリリ。


・・・聞かなかったことにしよう。


お昼頃、須田帆布のお散歩ショルダーにカメラとペンケースなどを詰めて散歩に出かける。
日差しは五月晴れのそれのようであり、風が多少強いモノの散歩するにはなかなか具合が良い天候であった。・・・フィルムがバキバキ言っていたのがチョイとばかり気になるところであるが。
気ままにご近所を歩きながら、気になったポイントでカメラをカバンから取り出して撮影する。落としてレンズでも割ると大変なので念のためストラップで首からぶら下げる。まぁ、命綱みたいなもんだな。ストラップは買ったときに付いていたのだけれど、見るからにビニール系の合成皮革で、ビニルみたいな臭いがしてくたびれていたので、長年机の中に放置されていたグローブ革の8mm紐(時計バンドの止め紐と巻きペンケースの紐を作るために買ったもの)と、100円ショップのキーホルダーからフック式の部品をとってきて加工し自作したモノに変更した。
こういう100円ショップの商品で自作するのは、期間工時代の極貧生活の時に発達したオイラの機能だ。
レンジファインダー特有のピント操作である「像を重ねる操作」を楽しく思いながら、写真を撮っていく。
「こんな感じ」

・・・ま、巻き上げるときの音がチョイとばかり気になるのだけれど。
主に動物を撮影したかったのだけれど、お向かいのダイちゃんはカメラを向けても気のないそぶりで、
「食べ物以外は興味ありません。」
と、生き生きとした表情を見せてくれないし、野良猫さんも都合良く歩いていてくれないので、じっと動かない植物を中心に撮影することになる。ま、それもいいか・・・。
うまくとれているのか全然確認できないのがデジカメと違うところだな。失敗は許されない・・・、というわけか。なるほど。
家に帰る頃には24枚撮りのうち、15枚ほどを消化。とっととどういう風に30年前以上のカメラは画像を提供してくれるのか楽しみなのだけれど、取り終わらないと現像ももったいなくてできないしな。不便って日常的にあったのねぇ。
あまり便利になりすぎると、気が付かないこともあるんだな。


そして、散歩は実は大変に肉体的精神的に負担をかけていたらしく、家に着くなりドボンと寝入ってしまった。あ、ハムスターにミカンをあげることだけは忘れなかった。


夜になってニュースを見る。
早稲田大学が久しぶりに熱い学生達の闘いがあったらしい。・・・無気力な現代学生にとって熱く主張するのは正しいことだ。警察は中国の味方だけれどな。
それと、安倍前首相が胡錦涛との食事会で咬ましてくれたらしい。この人は、首相とかじゃなくてこういう立ち位置の方が能力を発揮するタイプなのかもしれない。てか、親中派ばかりのマスコミが揚げ足取りばかりの偏向報道で民衆を扇動し、支持率を低下させストレスで失脚させた、という噂もあるけれどな。なんとなく一連の流れを見ている限りでは、この「マスコミ先導失脚説」の方が真実なんじゃないかと思ってくる。
ま、そう思われないような公平な報道をしてくれれば良いだけなんだけど、・・・無理だろうなぁ。金に目がくらんで腐っているからな。