ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

潰しても潰しても立ち上がるプチプチ梱包材

「須田帆布とヤシカとオイラの戦い 2001」

日曜日。
サザエさん症候群というものがあるが、履歴書を出してはお祈り通知とともに送り返され続けるオイラの生活でも日曜日の夜には鬱が激しくなる。
横になっているうちに、知らぬ間に時は流れ続けて気が付けば朝と言うことは少なくない。そんな日曜日の夜だった。
月曜日。
給料をもらっている割には文句ばかりのサラリーマン達が出社する頃、オイラも寝ぼけ眼で目を覚まし、1週間の行動計画を適当に立てながら朝を過ごす。
で、ハロワに行こうとする気力が無くなる頃に昼になる・・・。と。


さて、昨日現像に出した写真を受け取るために出かけなければならなかったので、それでも一応ハロワに求人をのぞきに行く。
・・・なんだかとっても混雑?
・・・みんなそろそろあきらめた頃だと思ったのに。
そんな人並みをかき分けかき分け、障害者用窓口50番に突き進み、求人検索の新しいのを確認する。古い求人でいつまでも残っているのは
「まぐれで凄い良い人材が面接にきちゃったら、超ウケルw」
的な待ち方をされている求人と言うことがよくわかったので、(写真と郵送代がもったいないから)スルーしている。
で、
おとなしくカメラのキタムラに向かった。・・・しょぼい気分。


ジャンク箱から引き上げてきたようなヤシカエレクトロ35だったので、電池以外の不具合がわからないまま24枚を撮影して現像に出していたのだけれど、正直こういう写真を受け取る時と言うのは初めてこねた土器のやけ上がりを見るような気持ちなのかもしれない。
店内に入り猫まっしぐらでカウンターへ向かい、写真を受け取る。
「・・・。例のぶつ・・・。」
クールにどこかよそよそしく、外の気配を感じながらオイラは定員に伝票を渡す。
店員はどこか笑みを押し殺したような、どこか憎々しい笑いを浮かべて棚の奥から紙封筒を取り出す。
「・・・。1244万円・・・w。」
オイラは、あー久しぶりにこのオヤジギャグを聞いたよ・・・、と、でも心の裏ではワキワキとわき上がる興奮を抑えながらウオレットからサツを抜いた。
「・・・釣りはいらねぇ、と言いたいところだが、きっちりもらうぜ。・・・サツの帯なしの古い紙幣でな。」
と答えたところ、本当に出てきたらどうしようかとドキドキしたのだけれど、やっぱり普通におつりが出てきてがっかりした。
その後、一応中古カメラを冷やかしてラインナップが変わっていないことを確認してから車に戻る。掘り出し物を見つけるというのは、こういう毎日の努力の積み重ねが大事だ。
さっそく写真を見る。
うん、たまに光り漏れかもしれない、という筋の入った写真が混ざっているがおおむねきちんと撮影できている。30年以上も経過するカメラなのにさすが昔の簡素なメカはしっかりしている、と先人の努力に敬意を払いながら写真を確認する。
オイラはカメラとか映像に関しては全くの素人なのだけれど、それでもやっぱり写ルンですとか、200万画素クラスのデジカメの画像をインクジェットプリンタでプリンタしたものとは全く違う像の細かさに感服する。ただ、暗いところで撮った写真はシャッタースピードが遅くコントロールされているので、手ぶれに対する撮影技術の向上が必要だな・・・、と反省する。
どれくらい反省したかというと、地下帝国で初ペリカの支払日に思わずビールとおつまみで半分近くも使い込んでしまい、畳の上でジタバタするカイジと同じくらい猛省した。・・・ジタバタ。
光漏れについては、もうちっと様子を見てどうしても対策が必要なほど致命的なものであるなら意を決して分解整備することにする。今のレストア知識と技術がない状態で、ほぼ完動状態のヤシカエレクトロ35をつぶしてしまうかもしれないのはリスクが大きく、もったいないお化けが出る。


家に帰って、しばしスキャナと格闘しながらパソコンに取り込んでいろいろとテストする。スキャナも昔のものだから1200dpi程度しか出なく、性能がよろしくないのだが、まぁ仕方ないだろう。これからフォトレタッチの技術について習得していくものとする。


そんな風に過ごしているうちに、何気なくテレビに映っていたヤッターマンが思いの外面白く、ゲラゲラ笑い転げていたら妻にカエルのように踏みつぶされた。月曜日終了。


〜継ぎ足し〜
最近中国バッシングをこねたにしているオイラでも、重慶辺りの今回の地震を「ざまぁ」と思う気持ちはない。
とっとと援助を手を受け入れるなりして早急に国民を救済して欲しい(ミャンマーみたいになるなと言うことだな・・・)
もちろん、中国共産党の利権で悪巧みをしている連中の頭上に金ダライが落ちてくることに関しては「ざまぁw」と喜ぶこと間違いなし。
オイラの非難はすべて上の方に向いている。と、言い訳しておく。
イヤマジで、「ざまぁw」と書いて日本人の印象を悪くする「なりすまし三国人」がいるんだってば。