ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

なかなか毎日たくさん書けるよな、オイラ・・・

「やっぱり広角レンズが欲しいかも・・・」 by Yashica Electro35 GS

矢場とん。・・・懐かしい響きだ。
大学時代も含めて、貧乏だったオイラは自転車や徒歩で金山方面から大好きな大須を経由し、大須と栄を分断する100m道路のまさに大須側にその店は存在する。
味噌カツ」という東海方面以外の人には何とも不思議な食い物が一番有名な店で、いつも人がたくさんおり特にドラゴンズが優勝した時にはセールか何かで大行列ができていたような気がする。オイラも一度食べてみたかったのだけれど、根っからの食に対する貧乏性で、腹が減ってもコンビニのパンで満足できるような味覚しかもっていないので現在までに入店したことはない。
・・・味噌カツ。賛否両論あるのだが、オイラはとても好きだった。コンビの弁当にも味噌カツが標準装備で有ったし、やや甘めの赤みそベースのタレが何ともいえないバランスの上で成り立っているのが好きだった。ま、何ともいえないバランスというところで賛否両論有るんだろうな。もとからソースが嫌いで、トンカツには醤油しかかけない人間だったから、意外と大豆ベースの味噌という調味料とオイラは親和性が高いのかもしれない。
で、
最近話題の韓国の「YABATON」パクリ騒動である。一見穏便に処理が進むように向かっており、韓国の「YABATON」もちょっと分が悪いと感じたのか、店の名称は変えないもののでかい看板は下ろすらしい。多分、パクッた相手がディズニーだったり、欧州の老舗ブランドだったりしたら生涯払いきれないほどの賠償金を求められて、地獄まで追いかけられるのだろうけれど日本人は優しい方だ。
矢場とん。化粧まわしをした豚のキャラが目立ちます。


さて、今日は父の転院騒ぎに同行してきた。
急性期がすぎて、リハビリ期に入るというヤツですな。何年か前の医療改革で「介護的要素」が含まれる医療にはお金を出さないよん♪ と言う形でオイラは解釈しているのだけれど。
先日の反省をふまえて、多少大回りであるものの中心部を避け、環状線を使い新琴似まで行き病院到着。荷物をまとめ、外出着に着替えるのを見守り、それでも左の靴下はきちんと履けないようだ。・・・リハビリ次第だなぁ。入院費用を精算する。
うん、約20日強の入院費用が15万5千円・・・。青くなりながらもオイラのお金じゃないので支払いを済ませる。なお、高額医療に関しては最近は「これは高額になりそうだ」と思った瞬間に役所に行って高額医療用の保険証を発行してもらう必要がある。そうすると、国民健康保険の場合では8万5千円以上を支払わなくて済む様子。もちろん、超えた場合も「償還払い」という形で還付を受けることができるのだけれど、一度全額払わないといけないので通帳残高に余裕がない人は注意が必要だ。
病院関係者にお礼を言って回り(というか、来てくれたので)、退院&転院。
オイラは受付で入院手続きをする。まぁ、これが結構面倒くさいというか、面倒というほどじゃないのだけれど書くものが多い。・・・写経を継続していたので大して苦にはならないけれどな。
病室へ行く。4人部屋の病棟だが、リハビリ施設なのでベットの間がかなーり広い。対角線に散ればキャッチボールも楽しいくらいの広さだ。・・・不謹慎だけれど。
荷物をほどいて、看護師が来て病状確認。栄養士が来て食事に関して確認。医師が来て、直近の病状の確認。理学療法士によるADLレベルの確認。それらをオイラはきちんと凝視して、話をしている内容を頭にたたき込み、後ろについてウロチョロする。ウロチョロするのだけれど介護をしていた職業病で、後ろで物音がしたり気配を感じると、さっと壁に貼りついて通行の邪魔にならないよう刈る意味のこなしをしてしまうオイラ・・・。職員じゃないのに・・・。
一通り確認が終わると、医師、看護師、介護士、理学療法士ケースワーカー社会福祉士&ケアマネージャー)がぞろぞろと部屋に入ってきて、オイラvs上記全員に寄るカンファレンスが実施される。こういうのって慣れてないご家族はびびるだろうなぁ・・・。そんなことを思いながら、かつてのミーティングの雰囲気を感じながら説明とリハビリ計画の説明を受ける。入院予定期間実に5ヶ月。目標は日常生活の自立及び、可能な限りの社会参加のためのADL回復である。と、言っても特に疑問があるわけでもなく、説明されることを頭にたたき込む。このように現場はいつも最善の努力をしようとしてくれる。その上でアグラをかいて儲けを蓄えるのは誰なんだろうねぇ・・・。
その後結構長い間、特におしゃべりするわけでもなく何となく病室でオイラはくつろぐ。一応、飲み物とかテレビカードとか細かいおつかいをする。なんとなく、病気によって弱ってしまったなぁ、という実感を覚える。何というか、どんな偉そうな人でも「病人」としての経験値が足りないと、振り出しに戻ったがごとく弱々しくなってしまうものなのだろうか・・・。
その点オイラなどは「病人経験値」がドラクエのレベル20くらいは有りそうなので、どんな病院に行っても緊張することもなく、血圧も上がらないし、ナースをからかって遊んでいるんだけれどな。・・・それもやっかいな病人である。


夕方、病院を出る。実家に立ち寄る。タオルとかは「衛生的な面」という理由でレンタルを強要・・・、いや勧められたので不必要な分を持ち帰ってくる。
飼い猫(シャム系雑種 雄 17歳)は末期の腎不全で、今週に入り毎日くらいの点滴が必要で、オムツもしている状態。頭をなでても明らかに疲れている感じで、うっすらと目を開けるくらいである。それでもなでられると気持ちがよいみたいで、顎の辺りをなでると頭が平べったくなる。何とも言えない感じだ。
彼はオイラが家を出てからやってきたので、オイラなどはそれほど彼の存在を強く意識することはないのだけれど、ずっと側にいた妹にとっては現在はまさに緊急事態であり、側にいる時はほぼ起きているのだろう。相当疲労困憊の様子。でも、家の鍵をかけるのを忘れていたようなので、しつこく53回くらい眠そうな妹の首根っこをひっつかんで
「鍵はきちんと閉めよう (´∇`) ♪ 」
と唱えて帰ってきた。相当迷惑そうな顔をしていたけれど誰かが言わねばならぬなら、オイラは世間の風を受けようじゃないか。
・・・たまには福田首相も風を正面から受けろよな。


家に帰る途中、最短コースで各種リサイクルショップに立ち寄り中古のカメラを物色する。なんだか、ラインナップを見るとカメラのキタムラの中古が一番希少価値の高いものがそろっているようだ。・・・たまーに掘り出し物とか有るけれどな。ハードオフとかセカンドストリートにも。


なんて、こんな事を書いているのも明日あなたに同じようなことが起こるかもしれないので書いているのだ。
わざわざキッツイ記憶なんて掘り起こしたくないのだけれどな。もうちっと介護に近い医療制度に関しては、みんなに怒ってもらわないと困るのだ。