ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

紙にたかる素早い虫が嫌い

「手が届かないヤコブの梯子」 by Yashica Electro35 GS

昨日は日曜日で、スーパーヒーロータイムを楽しみに待ってちゃんと起きたのだけれど、横になってテレビは見ちゃいけないね。
気が付いたら両方とも終了していた。
「キババババァ〜 (涙)」
と泣いても叫んでも録画もしてないのでどうしようもない。
オイラはニヒルに、
「ふぅ、運命とは地獄の機械だよ。」
とジャン・コクトーを気取って見たが、今ひとつしっくりこないので鼻水を垂らしながらふて寝した。


そうしたら一日が終わった。F1も今週は開催されてないし、つくづく間の悪い日曜日だったな。眠剤を多めに服用して無理矢理寝る。

月曜日だ。ふぅ。
いい加減オイラも崖っぷちなので、目につくところから履歴書を送りつける方法に入った。そんなわけで、ハロワに行って笑える求人を見て肩をふるわせながら我慢し、紙飛行機を作って一番遠くに飛んだ企業の紹介状をもらって帰る。・・・ウソだけどな。
できれば安定した正社員など・・・、と思っていたがやはりそういう求人はないねぇ。非正規社員を掛け持ちしながら、しのげる給料にするのが精一杯だろう。ま、今の政府はそれが目的としか思えないのでそれに従うことにする。仕返しは、次回の選挙の時にすることにした。今のうちからいろんな議員の悪い情報を収集して、選挙前に一気に公開することで復習することとする。


でもさ、正規と非正規を分ける基準と言うものは何なのだろう?と考えることがある。
非常勤講師。・・・別に非常勤だからと言って手を抜いて言い訳じゃない。
非常勤医師。・・・同じく手を抜いちゃいけない仕事だ。
非常勤社員。・・・下手をすれば、正規社員より仕事がスムーズだったりする。オイラがしていた期間工などでは、期間工が正社員の工員に教えたりすると言うおかしな状況もあったりする。でも、給料は正規の方が上だ。ボーナスもあったりする。
てなわけで、ここに問題点があると思われる。
やはり日本という国は全体が公務員の人事制度と同じで、いかに「傷」を経歴に残さずに乗り切っていくかの生き残りゲームなのだと感じる。一回ドロップアウトすると、元に戻るのがかなり困難である。それは、さながら昔から残っている被差別的階級のそれに似たような状況になり始めているのだろう。・・・ま、そんでもよその国に比べれば日本はまだまだ恵まれている方だけど、「希望」を失わせることに関しては一流国家になり始めているのも確かである。
ま、愚痴は今度の選挙前にすることに(ry


父の入院関連で、山のような書類のやりとりが必要であるので、何かと面倒で頭が痛い日々。でもなかなか割れないんだよな。
先の「地獄の機械」という言葉は、実はとてもいけてない邦訳らしく、本来の意味をたどっていくと「地獄作成マシン」というような意味らしい。運命=人生、生きている限り地獄はついて回るものだ、と言う風に解釈すると何かで見たような気がするのだけれど、うらおぼえのことを長々と書くものではないな。ま、いろいろと生きているうちは大変だ。
輪廻転生なんてまっぴらごめんなオイラである。

*あ、付け足し
昨日竹野内豊主演のドラマ「Tomorrow」を見ていた。竹野内氏にはクールでおしゃまなぱけちゃんも一目置く俳優である。・・・ま、確かに声が低すぎて細い感じがするので、もっぱら陰のあるような役が似合っているのだけれど。
で、注目すべきは「あー、この人が悪者ね。」という印象を視聴者にすりつける役を演じている緒川たまき。・・・この人、一部でとても人気があったのだけれどどうにも何に出演していたのか覚えていない。そんな画面を見ながら、
「ちょっと目とかパーツの位置がずれたら北陽の虻ちゃんだよな・・・」
なんて事を思いながら、さっそくドラマ終了とともにパソコンで検索した。そうしたら、ガセビア
「・・・。・・・嘘つきニコ」
と言っていた人と言うことがわかった。あーはいはい、確かにアレは一部に凄い萌えマニアがついていたなー。そんなわけですっりり問題が解決したオイラは、キー局がTBSだと言うことも忘れ、如何にも設定の半分をドクターコートーから引っ張ってきたよな、なんて事も忘れ、真面目に医療の問題を考え込むのであった。医者も人間。患者も人間。足りないのはカネ。
もし日本人の半分くらいが大乗仏教徒ではなくて、キリスト教徒であったなら、寄付という形で結構な施設がまかなえるような気がするのだけれど、残念なことにこの国はまだ精神的には貧しく、かつかつての武士のようなプライドも持ち合わせないように育てられたので、期待できない。もちろん、そういう教育はGHQによる「日本人総腑抜け化計画」に基づいた教育方針とも言われるのだけれど、残念なことに検証するすべがない。
てか、結局医者って技量と言うよりも、肝心な時に腹をくくれるかと言うのと、判断力だよな。
医者という地位に固執する以上、医療科目の偏りが出たり、都市部への集中は止まらない。ずっとじゃなくても、3年くらい超医者不足地域への研修という形で派遣されるのでも地方にとってはありがたいかもしれないし、医者本人にも貴重な経験と倫理観をもたらすと思うのだけれど、まぁそこは資質もあるので、よけいな口は出さないでおこう。もし俺が医者なら黙ってないけどね。