ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

怨み節 2008

今朝目覚めて、カーテンを開けると誰かが外から白い蓋を窓にかませてやがった。
・・・おいおい、冗談よせよ。しかもくだらないときたもんだ。そんなわけで、心の片鱗にイヤな感覚を残しながらテレビを付けるとL字型に
「低気圧注意報」
と表示され、北海道各地の交通の遅延情報が延々と表示されている。
・・・だめだ、やっぱりくだらない。
そう思いながらも、いつもより素早く出発するためにチャッチャと準備をしなければいけなかった。もう、この時点でやる気半分である。
やっとの思いでドアを飛び出すと、たくさんの雪ん子がスコップを持って雪撥ねをしている。しかも重機まで2台くらい参戦している。そしてやっぱりオイラが出した結論は、くだらない、と言うものだった。
重力がおかしくなった札幌の街を歩けば雪が横から吹き付けている。オイラは心の中で100万回
「やだやだ、くだらない、くだらない」
と繰り返しながらも必死に歩き続け、地下鉄の駅に到着する頃には半分雪だるまになっていた。ゲンナリしながらも、やんわりと暖かい地下鉄に乗車。どうやら聞けば、オイラが乗る前に地下鉄は停電などで停止しており、遅延が生じていたらしい。全く、この忙しい時期に遅延なんてアホみたいだぜ。そうつぶやきながらもバスを乗り継いで職場に入ると、
「おいおい、こっちはたくさん待っているんだよ」
という状態で混雑している状況を掲示板が示している。オイラはリーダーに
「いつでもゴーっすよ」
と言う感じでこくりとうなずき、おとなしく仕事を開始した。
・・・ヤレヤレ。
教訓。大人が面倒を見きれないような電子機器を子供に買い与えてはいけない。
もう一つ、自分の限界を超えるような電子機器を自分で買ってはいけない
プラス、自分のPCリテラシーの無さを棚に上げて八つ当たりしてはいけない。
以上である。
ま、そんな事をしないまともな人間はすでに日本から絶滅しているだろうから、むなしい教訓なんだけれどね。


帰宅しようとする。外は大変な雪である。それはそれはもう、台湾人だったら。
「わんだほー、あるよ!」
と叫びながらふきっさらしにダイブするほどわんだほーな地獄絵図だった。たまたま運良く、今日は仕事の途中に頭痛薬をくれた同僚が駅まで送ってくれたので少し早く駅に到着。そして、雪をやり過ごしたい一心で新札幌界隈を散策する。どうせ、見るものと言ったら吉田カバンとか、靴くらいなのだけれど、よいものがあっても今はギターアンプとノートパソコンしか受け付けないので所詮はむなしい作業である。
帰宅する。
やり過ごそうとした雪は、むしろ酷い状況になっていたような気がするが、明日は休みなオイラはあえて気にしない事にする。


家に帰ってもやたらと寒い。ギターを引く手もかじかんですぐに集中力が切れてしまう。・・・いい加減、エフェクター無しでエレキギターを弾くのは飽きてきたな。でも、飽きたからと言って他に趣味を充当する事ができる訳じゃないのでやはり我慢するしかない。
左で中指を猛烈に痛める。
途中、何度かパソコンでニュースチェックをしたい誘惑に駆られたが、やはり寒い部屋でデスクトップパソコンを立ち上げてふるえながら閲覧するのはイヤなので、見たくもないテレビを見ながらコタツで半分睡眠する。・・・なんだかとっても時間の無駄である。
年が明けたら、弄り倒せるノートパソコンの為にパートにでもでようかしら。夜中のコンビニ店員とか。
なんだかそれほどいらだたしい気持ちになるほどノートパソコンが欲しいなんて生まれて初めてだ。クソクソ。