ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

すがすがしくすがしかお


「絵描きさんとお利口さん」


うむ、360度どこを見渡しても日曜日だった。
日曜日に休めるのは、強者の論理で末端から利益を吸い上げるポジションにつける人間の特権だ、と常日頃オイラは思っている。
まー、オイラもかつては土日休みの人員だったのだけれど、今やその面影も無いのだ。


朝の支度をしながら、スーパーヒーロータイムの予約録画をしようと、近くに転がっていた「ザ・テレビジョン」を引っ掴んで「今時時代遅れのテクノロジー」になりつつあるGコードをリモコンに叩き込む。侍戦隊シンケンジャーのコードを入れたところでディケイドのGコードが記載されてないことに気がつく。・・・くそ、めちゃめちゃ面倒じゃないか。
そうこうしているうちに予約録画が始まり、にっちもさっちもいかなくなる。多少の欠損部分を発生させながらもなんとかディケイドも予約して仕事へ出発する。


それにしても、今日の職場は最悪だった。
オイラは常日頃「定性効果を重要にしよう」というテーマをもって同僚などに配慮をしているのだけれど、そんなオイラの地道な努力などぶっ飛ばすように定量効果だけが優先にせざるを得ないような環境だった。賽の河原とはこのような様相を示すのだろう。
小脇にあるザーバー室を何度か破壊したい衝動に駆られながらもなんとか終了させる。


自宅に帰る。
・・・左耳がおかしい。
なんだかモゾモゾする。そこで綿棒を取り出して耳の中をかき回してみるのだけれど、明らかに異物が存在している。小一時間ほど格闘してそれが徒労に終わることを悟ってから、ようやく妻にプラモ作成のときに使う先折れピンセットを差し出して
「耳に何かが入っている。すまないが、取り出してくれ。」
と頼んで探索してもらうと、
「・・・毛が飛び出している。」
と宣告される。取ってもらうようにお願いすると、焼きそばのお湯をシンクに捨てる時のような
「ペコンッ!」
という音とともに、多少の鼓膜に衝撃を与えながら長さ3センチくらいの髪の毛を摘出された。もうね、とれたあとなんてとろけるくらいにすっきりして幸せ満点だった。


スーパーヒーロータイムを見る。
侍戦隊シンケンジャー。シリアスに物語を展開する最初からの5人に対して、終止緊張感の足りない新入りのシンケンゴールド。もちろん体型から想像される通り、中に入っている人は岡元次郎さんだ。うむ、次郎さん体型ブラボー。
仮面ライダーディケイド
ローチ(コックローチのローチ)の後編。ディエンドの定義が重要に示される回だったのだが、それなりに楽しく見させてもらう。それにしてもクウガ役のユウスケの空気っぷりがものすごい。もはや、何のために一緒にいるのさえ意味が分からない状態になっている。
・・・ま、その内改善されるのだろう。


昨日の夜録画しておいた三沢光晴の追悼番組を見る。
・・・やっぱり、リングの上で命を無くすなんてもったいない人だよな。合掌。