ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

雨降り七夕、現実は夢のように甘くない


「そう、ハムスターゲイングラインダー」


今朝の起床は、机に乗せて忘れていたコップのスポーツドリンクをひっくり返すところから始まった。
・・・うわ〜ん、オイラの大事な絶滅危惧種と言われるケンジントン・エキスパートマウス5がぁ!
・・・1週間くらい陰干しして、分解してから綿棒で丁寧に電解質を拭き取ることにする。それまで、このマウスは封印だ。
しょんぼり。その最中にエキスパートマウスにセッティングしていた15番のビリヤードボールを床に思いっきり落とし、妻から猛烈な抗議を受ける。ま、抗議と言っても東トルキスタンの人々の抗議に比べれば歴史も浅いし、被害も大したことないからヘッチャラなんだけれどね。


ふてくされて寝る。
だいたい、今日は休日なのに消し忘れた携帯のアラームで目を覚ましたのが悪い。
そして、10分ほどで再び夢の中へ入る。


次に起きる。
ううん、体が鉛のように重いぞ。いつも言っているが、鉛は地球上で最も重いと言われる放射性元素が原子分解した成れの果てだから重いのだ。重いから縦断としても利用される。けれども、毒性があるからなかなか環境に優しくない。そんな環境にも子供にも優しくないオイラは、対象の悪さを抱えながらしばしぼんやりとあたりを見渡しながら、おとといくらいから読み返しているドラゴンボールを読んで横になる。
「オレは、誇り高き惑星ベジータの王子だ!」
と、ベジータがいつものように一人で盛り上がっているあたりで再び眠りに落ちる。


次に目を覚ました時は、頭痛を抱えながら茶の間を徘徊し、終いには頭痛薬を服用する羽目となる。下痢止めの薬もたくさん飲んでいるし、一体オイラは一日にどれくらい薬を飲めばいいんだ? あまりにたくさんあると面倒なんだよ、薬の管理が。
で、
いい加減眠くもなくなったので、だるい体を引きずりながらもネットでニュースなどを見て、情報収集する。
まだ、情報収集するだけ生きる気力があるんだよな。ま、直接それが収入に結びつかない無駄な情報ばかりだから世間は冷たい視線をオイラに向けるのだけれど・・・。まぁ、いいさ。


夜になり雨が降り始める。
明日も仕事だ。現在のオイラは幸せなことに食っていくのに困ることは無いくらいの収入で安定しているのだけれど、体力としても精神としても現在のレベルを限界と設定している。正直、これ以上のお金をプールするために身を削るようなかつての生活に戻りたいとも思わないし、それを維持するのも無理である。
けれども、明日はしごを外されたら生きる糧が無いという意味では、常にぎりぎりのチキンレースを繰り広げているのだ。そんな人は世の中にたくさんいある。少し前の時代だってそんな人はいっぱいいた。少し事情が違うとすれば、今はかつてのように
「がんばったからと言って明日が良くなる訳ではない」
という退廃的なムードに満ちているだけだ。そして、それを感じる環境と、感じない環境では同じ国にいるのが不思議なくらいの線引きがしっかりとされている。ま、昔と違って商売相手、競争相手が50億の世界の人に向いてしまったのだから仕方ない。
簡単に戦争で世の中がひっくり返らなくなった分、プロ市民団体の方にはむしろ幸せな環境だろうと断言する。