ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

鼻を取り外したいくらいデキモノが乱発して痛てぇ


「キノコまでラブラブなのか、同じ場所に生えて阿鼻叫喚なのか?」by iPhone3GS


火曜日。なんで火の曜日なんだろう? 自然の万物に対する敬意の象徴として火を割り当てているのだろうか? どちらかというとオイラなら、犬曜日、とか猫曜日、あるいは鴨曜日という方がほんわかしていて好きだな。とくに、蛇曜日とかならスネークな感じで隠密活動をするにはとっておきだな。そんなかなわぬ妄想をしながら今朝は目を覚ました。


そんな今日は休日。特にやるべき作業も病院通いも無いので、そのまま東の方向へ向かってどんよりとした雲の向こうにある太陽に向かい3度ほどお辞儀をしてから、茶の間でのんびりと煙草を吹かした。立ち上る煙と一緒に、まるでエクストラプラズムのごとくオイラの魂も天に昇りそうだったが、そこは口から万国旗をだす手品のごとくもう一度元に戻して事を荒立てないようにしておいた。
「ぱけさん、タバコの煙と一緒に誤って魂を放出する。」
なんて記事が三面の片隅に書かれるなんてぞっとしないからな。それでなくても今警察の方は「お塩大先生」のネタで大忙しなのだ。余分な負担をかけるべきではない。公務員にかけていい負担なんて「給料カット、ボーナスカット。労働条件の民間企業標準化」くらいでちょうどいいんだよ。
で、YouTube仮面ライダーアギトを見続けた。
時折布団の中でうごめいているダニが、オイラの皮膚をちゃかしたせいかあちらこちら、はたまたこんな場所までかゆくなっているのでぼりぼりかきながら閲覧していた。ちっとも身に入らなかったな。それでも10話分位を一気に見る。
昼間になってから、適当な昼ご飯を机の奥の黴びたコッペパンを味わうかのように適当に胃袋に詰め込む。正直何を食ったかなんて覚えてない。
そして、iTunesがランダムに奏でる曲たちに見送られながらしばしの眠りと言う楽園へと旅立つ。足かせがついており、その先にはご丁寧に漫画のようなまあるい鉄球がつながっているから、ちっとも安息じゃないけれどね。


目を覚ますと、体温が下がって寒かった。おかしい、いくら冷夏といえども今は8月だぞ?
オイラは氷室京介が「ここは東京だぜぇ?」と大衆に語り帰るように自分に向かって「8月だぜ?」と問いかけてみた。当たり前だが、全く何の解決にもならなかった。冷えた体をチワワのようにプルプルと震わせながら茶の間に向かい、昼間用の過敏性大腸炎の薬を飲み込む。
こんな適当な薬でも飲んでいないと、寝ているうちにお漏らしをするから面倒だ。いっそのこと肛門にコルク栓を突っ込んで物理的にお漏らしをできないようにとチャレンジしようかと思ったが、放屁の勢いでコルクが弾丸のごとく茶の間のブラウン管を割ったり、あるいはオイラ自身が足摺岬辺りまですっ飛んでいく妄想が離れなくなったので我慢しておいた。多分、人間としてはその判断は正しいと個人的に思う。
一通り体が温まってから、読みかけの小説を読み終える。

太陽の塔 (新潮文庫)

太陽の塔 (新潮文庫)

オイラはこの小説を自らのバイブルと設定することにした。少なくともこの小説はオイラが長い間試行錯誤しながらしたためてきた文章の理想型として完成されている。うむ、間違いなくオイラにとっての聖書である。
詳しい話は書かないが、と言うよりほとんど中身がないストーリーなので書くべきことも無いのだけれど、その興奮は自分の部屋をたまり場にされた人、あるいはたまり場に出入りしていた野郎どもの心に響くに違いない。もう一度言う、この小説家が同じようなくだらない小説を書き続けることができるようにちゃんと「買って」読め。


途中、買い物に出る。いつものようにオイラの冷やかし病が発生するはずなのだけれど、このところのオイラは冷やかしで満腹気味なのでそれほどがつがつと眺めることも無い。強いて言うなら、仮面ライダーシンケンジャーの玩具売り場で熱心にパッケージを研究し、劇中との違いについて考証を重ねるくらいである。周りから見たら、オイラの年格好より子供のためのプレゼントを迷いながら選んでいるように見えるかもしれないが、言うまでもなくこれはオイラ個人のために冷やかしているのだ。・・・店員も、電化製品を売り込みにくるみたいに近寄ってきて説明してくれよ。


家に帰り、脂肪肝防止のためほどんど飯を食わない。おかげで随分と体も細くなってきた。いわゆる不健康なやせ方、と言う奴だな。その内もっともっと体重が減って、終いには四次元ポケットに自分をしまい込むドラえもんのように「すぽっ」と消えてなくなるんだ。そんなことにもしなったとしたら楽しくて楽しくて笑いが止まらねぇ。
・・・文体が「太陽の塔」に毒され過ぎだ。・・・もう一回読もう。