ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

道義的倫理的という言葉を私利私欲のために使うヤツがいるんだ


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インフルエンザにかかっている。
今は流感にはうるさいらしく、もれなく自宅隔離5日間なのね。法令で決まっているのかしら。
というわけで、発症前日に明らかに違和感のあるのどの痛みとか、嫌な咳の出方をしていたので「風邪以上」が確定状態だったのだけれど、その夜中に寒気で起きたり、通常の3倍の範囲と痛みの関節痛があったため、とっとと職場に連絡を入れて病院に行った。
さて、このオイラの判断が恒例により早過ぎるためインフルチェッカーでは陽性にならない。
そんでも今回の医師は「明らかなインフルエンザ症状なのでインフルエンザと認定しまう。5日間の自宅隔離です」
と宣言され、一番新しいと言われる「イナビル吸入粉末剤」を処方された。


これ、副作用は今度どうなっていくのかわからないけど便利ね。
従来5日間服用しなければいけなかったタミフルリレンザと違い、1回すってしまえば治療完了らしい。
というわけで、会計も処方薬を受け取る時も病院の片隅の隔離コーナーへ案内されたオイラは、薬剤師の指導のもとその場で吸いきった。


自宅に帰ると、その後も39度台の熱が出ていたが、そんでも普段の体調の悪さと大して変りない。ちょっと熱があるだけだ。
そう考えると、以下に毎日辛い状況で出勤していたのかと客観的にわかる。
インフルエンザかかる人は一様に辛いといっているからな。その辛いが当たり前なオイラは、普段から辛いということになる。
うん、何この病気自慢?


次の朝、あっさり熱が下がっており、自分の領域としてのインフルエンザは終了。しかし、他人に移す時期なので「精神的なとても穏やかな休日」として過ごすことにした。


かつてインフルエンザは2回ほどかかったような気がするが、いずれも高熱が長期化して肝臓をやられて2週間くらい長引くのは当たり前だったから、高熱期間を短く出来る特効薬みたいなのは体にも優しいのかもしれない。


次の日、予想通りかみさんが発症。
タイミングが悪いことに土曜日でな。午前中平熱よりちょっと暗い熱があったくらいだったため、通った病院ではインフル関係の薬を処方してもらえなかった様子。そして、夕方になり高熱になるので、やおら休日夜間当番病院を探すはめとなる。
一応、予防的にリレンザを投与することも認められている情報をその後見たけれど(あたりまえだけどその場合は保険対象外)、医者もビビったのかな? オイラの病院の医者は陽性反応なかったけど、きっぱり決断をしてくれた。
しかし、これは医者の対応の違いであり、この根底にあるのは治療が思わしくなかったり、副作用を発生させたりしたあとにいちゃもんとも言えるクレーマーに怯える彼らにとっての予防手段でもある。
どちらにしても一部の頭のおかしい自分のことしか考えられない連中によって、効果的な治療が受けられなくなるのは普通の市井の人である。……頼むから自重してくれ。ここは日本なんだ。



そんなオイラは、すっかり熱が下がりやはりのんきに過ごしている。
精神的には追いつめられてしんどいことになっていたから、よい機会であった。
……仕事を首にならなければな。