ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

哀しい夢を見るときは、必ず人生を振り返り心に刻む時


新十津川往復は、とっても楽でした」Canon PowerShot S95 developed by DPP


昨日は難病一人、がん一人、高血圧一人という最強の布陣でお墓参りに行ってきました。
難病のドライバーもちょっとくたびれているのだけれど、最大の懸案は体力の弱っているオヤジに負担をかけずに往復できるか?
というところだったのだけど、札幌の自宅に外泊休暇で送り届けたオヤジからの一言は
「ケツが痛かった」
というもの。
うん大丈夫だ。ケツ程度であれば問題ない。


サスペンションが引き締まっている、それでかつしなやかに動くということの大切さを新しいスイフトは教えてくれる。
お墓に行く途中、ダートがあったのだけれど、路面を明確にいなしてくれるおかげで車内はガタピシした振動も少なく、音も静か。
何かを選ぶ時に、自分がほんとうに必要なことを絞り込むという事が重要であるかを教えてくれる。
途中の高速道路も注文したわけでもないのにクルーズコントロールが付いているおかげで、100km/h巡航でペダルから足を離してもらくらく。結構、アクセルのバネって踏ん張る必要があるもので、つかれる操作ということがわかった。
メーターは100km/hをピタっとさしたまま、のぼりになるとエンジン回転数が上がり、下り坂ではCVTがなんだかわからんがエンジンブレーキなどを調整して上手いことやっているんだな、という挙動になる。
スピードの微調整は、ステアリングのボタンでできたし、なんだか感動的ですらあった。
調子にのってこれも注文していないのに勝手についてきたアームレストを倒して、ゆったり姿勢をとってみた。


……だめだ、やっぱりアームレストは好きになれない。
とっさの時に腕があたりステアリングの操作を邪魔しそうでおっかない。
くっそアームレストくっそ。


札幌に戻って、母さんを自宅まで送り届けようと思ったので、オヤジの晩御飯と朝ごはんの準備をするまでオイラも
妹の怪しい蔵に侵入して「仁」を取り出して、呑気に読んで時間を過ごした。
所帯を持つ息子、別居する母さん、同棲で遠い地へ行っている妹、そして今は病院でも自宅でも一人のオヤジ。
なかなか複雑な家庭環境でも、大事なことは縁あって共に過ごした家族の時間をちょっとだけ素敵なものにしておくという、ただそれだけのことでもある。
無理に意識しなくても、自然にそれができるのにはみんな歳を取らなければいけないものなのかもしれない。




そして、すぐさま本日の仕事だったのだが、予想通りにこれはかつてオイラを苦しめた十二指腸潰瘍の痛み、と認識出る腹痛と、もうどうにもならないダルさ、に襲われ早退し、その帰路に立ち寄ったサンクスでジョブズの名語録というものがおいてあったので、
ちょろりと買って、胃薬飲んで、本当は大腸にはとっても良くない乳製品を胃袋に油膜を貼るために摂取して、痛みを抑えこむ。
……明日は、大腸が悪くなるんだろうな。


で、ジョブスの名語録はたいていはどこかで聞いている言葉なのだけど、こうして一気に読んでみると
なぜこうなんだ、ああなんだ、何がこうなんだ、それってこうしてこうでこうなんだ、ということを多少理解できるようになったので、身体も精神も弱ってしまっているオイラも、ちょっとはああしてこうして、どうでこうだ、と働きに行くのだろう。
(途中は守秘義務著作権保護)

スティーブ・ジョブズ名語録 (PHP文庫)

スティーブ・ジョブズ名語録 (PHP文庫)