ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

一期一会なんて難しい言葉は最近の若者は使わないね

近所のダイちゃんの反乱 その1

さて、いつの間にか札幌の冬の大イベント「雪祭り」が終わっていたなぁ…。昔はこの時期の営業は、中心部が大渋滞するので苦労させられたものだけれど、今や全く関係なくなってしまったからなぁ。
で、雪祭り終了翌日の密かなイベントとなっている雪像の解体ショーがあったわけだ。あの映像はたまにニュースなどで流されるのだけれど、ユンボを操るオヤジは絶対にウケを狙って操作しているに違いないといつも思う。
今回も代物の買いたいに際しては、いきなり顔面を直撃していやがった。口を失った大仏さんはまるで河童みたいな顔になっていたよ。…バチ当たるぞ。
ま、そんな季節の風物詩とは関係なくオイラは仕事を黙々とこなすわけだ。今日も気が付けば遅刻ギリギリまで寝ていた。やっぱりコタツじゃないと寝坊してしまうらしい。怖い怖い…。
バタバタしながら、4回転ジャンプを決めなければいけないような安藤美姫にようなプレッシャーを感じながら、ノロノロと渋滞に揉まれて、それでも何とか間に合った。はい、遅刻はしてはいけませぬ。
今日もいつものように暇な一日であった。こういう状況だと、給料が少なくても仕方ないなどと思いながら、ついつい昼食後に老人達と一緒になって傾眠(居眠り)する。多分管理者がいたら血祭りにされていただろうな。でも、今日は管理者が休みなのでオッケーよ☆
そして、帰り際には夕方になると必ず不穏な言動が見られる認知症のご入居者の男性と大喧嘩をして帰ってくる。
帰りしな、
「また明日来ますね」
「…もう来なくて良いわ!」
「い〜え〜、他の3名の方のためにくるのです。じゃ」
すでに余裕である。…どうせ明日になったら喧嘩したことも認知症なので忘れているからな。もちろん介護の姿勢として「受容」というのはとても大事なのだけれど、たまには生の感情のぶつかり合いというのも大切なのではないか? とおもうオイラである。などと思って自己弁護する。
帰る時はいつもルンルンだ。それはまるで、スノーボードの予選で必死になりつつも決勝に進めない日本人選手の姿を尻目に、余裕で楽しんでいるアメリカの選手のようである。…ま、わかりにくい例えで申し訳ないな。
途中、セルフスタンドでガソリンを入れる。セルフのガソリンスタンドも出始めの頃は、おっかなくて敬遠していたものだけれど、慣れてしまえば簡単なものである。まぁ、寒い外にエンジンを止めてでなければいけなかったり、窓を拭いてもらえなかったり、車内にゴミが溜まってしょうがないのが玉に瑕だけれど、その文屋水のだから文句は言えないな。
静電気帯電体質のオイラは、この時期他人に触れると必ず嫁と姑の目線のような火花を飛ばして、たいそういやがられるのだけれど、そう言う火花は引火の危険性がある。けれども、この年になって鬱を乗り越えようとしているオイラにとっては、火だるまになっても
「まぁ、いいや」
ですませられるようになった辺り、成長を感じさせる。いつでも人は覚悟を決めて生きていかなければならないのだ。昔の人は四字熟語でこういったものだ。
イチゴミルク。
…あれ、何だか違うような気がする。
あ、思い出したぞ。
市毛良枝
……ま、細かいことは忘れてくれ。オイラだって段々と歳を取っているのだ。
そんなことを考えながら、パチスロ屋でガンガンスロットを回して、先ほど入れたガソリンの金額を回収して帰る。
明日は夜勤だ。なんの雑誌を持って遊びに行こうかな。…なんとなく間違っているような気がするけど。