ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

今日の仲間は明日のホームレス

昨晩は折しも下痢祭りであり、油断すると脱糞してしまう体質であるらしいオイラはなかなか寝付く事ができずに、大腸いっぱいにたまった便をすべて閉店セールのように放出するまで、ネットで色々な情報を見つつ時間を潰していた。
当然だが、そういう時間の過ごし方には何の有益性もない。


そして今日は10時くらいに目を覚ます。
目覚めのオイラの脳みそはブドウ糖をかなり強烈に欲求してくるので、120円を握ってトボトボと自動販売機に歩いていく。雪祭りになってから思い出したように積もり始めた雪はアイスバーンとなっており、むしろほどよく固まっているのでオイラの5年くらいの相棒となっているリーガルデザートシューズがガッチリと雪面をグリップしてくれる。
で、120円を投入。
ここでリズミカルにボタンを連打しても大量にジョージアオリジナル(ホット)が排出される事はない。
ジョージアオリジナル。
これってすでに「コーヒー飲料」ではなくて、「ジョージアオリジナル」という飲み物だよな。丁度色具合がWRCアルゼンチンステージで登場してくる泥水の色と一緒である。実に中が見えない缶に詰めるというのはビジネスモデルとして正解だ。
そんな感じで、帰りの道を再び岸部シローのオーラを出しながら歩いていると、お向かいさんのダイちゃん(雄 雑種 すでに7歳以上になりそう・・・)が散歩からご帰還であった。いつも、散歩に出発するときはノリノリで大暴れする彼なのだけれど、帰るときは
「あー、満足満足。歩いた歩いた。」
と言う感じで、後ろ足を器用に使いながらボリボリとケツを掻きながらハウスするときは実におとなしい。・・・なんで、帰るときは犬って大暴れして拒否しないのかしらね?


しばらくして、外出。
月に一度3000円分だけのガソリンを入れるのだけれど、月をまたぐとそろそろ残量が心許なくなってくる。それにしてもいくら不景気だからとはいえ、車が好きで世界的にも有名だったオイラで、暇があれば朝里峠とか毛無峠辺りに無意味にスカイラインを駆って走りに行き、そのまま帰りはキャッツアイ新札幌店でUFOキャッチャーやバーチャファイターシリーズに興じると言う、ある意味「何も考えていない若者世代の代表」的な生活様式だったのに、歳をとると随分変るものだな。・・・ま、どっちがよいのかよくわからんけれど。
で、
最近はいつものようにリサイクルショップでアンプを探すのが休日の過ごし方になっている。もちろん、ネットで安い情報を探れば机の前に座ったまま最安値をチェックできるのだけれど、オイラとしては無意味とわかっていても
「今日は入荷しているかしら?」
とか、
「狙っているアイツは値段が下がっているかしら?」
とか、
ものの流れの移ろいを感じながら店内をユラユラとクラゲのようにさまようのが好きなのだ。そこから意外な発見をする事もあるし、次の刺激になったりもするんだ。・・・お店としても、サクラを雇うより安いだろう?
で、
今年一番の発見をしてしまったのだけれど、ここに記載するとかつてのパルコのポストホビーのcode-3 X-ウィングダイキャスト(5万8千円)の時のように、いつの間にか売れていて失意のまま春の雨に打たれて帰宅する羽目になるので書かない事にする。
それくらい、リサイクルショップを漁るというのはスリリングで、魂を削るような楽しみがあったりする。もっとも、これだけ景気が悪くて内需が冷え込んでいると、リサイクルで流れてくるものも枯渇してくるんだろうけれどね。
車も同様で、これだけ新車が売れないらしいと、何年か先に中古車が枯渇して、よりいっそう誰も車を所有する事ができなくなると言う「自動車業界デフレスパイラル」状態が見えているのに、放置されている現状とかぶってくるわけだ。


せっかく楽しげに書き始めたのに、やっぱり最後は辛気くさくなる辺り、オイラもなかなか病んでますな。