ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

あぁ、7月の最終日など迎えるものではないな

「ハッタリかまして’89」


気分転換にパソコンのキーボードを付け替えてみた。
かつてマニアの間ではミネベア工業の伝説のメンブレンシートキーボードがあって、色々なパソコンメーカーのOEMとして供給されていた。
で、今やそれは生産中止となり、中古でしか存在しておらず、ネット上では結構な高値で流通されているという。
その型番はNMB RT6652TWJPである。
そんでもって、先ほど繋いだのはその最後の末裔と言われている星野金属からのOEM、"WiNDy Keyboard Vanguard V101"である。
もっともNMBのキーボードは廉価で高性能が売りであったのだが、コイツは青色ダイオードを利用したり、キートップが擦り硝子状の表面加工を施した高級品になっちまっている。…たしかヨドバシカメラで8800円で2〜3年前に購入したっけな。
ま、それすらもかの社の業績悪化で生産が終了となり、入手不可能になるかも知れないと、マニア達は騒いでいるのである。
…市井の人々にはどうでも良い話題だったな。
今まで使ってきたREALFORCEのタッチが軽すぎて「華がないな」と思っていたけれど、コイツはそれに比べればどっしりした感じがして、慣れるまで多少の時間を要するかも知れない。…人間というのはかくも楽な生活に慣れきってしまうのだな。


さ、同じ職場の同僚達からも
「…あり得ない。」
と言われた6連勤がやっと終わり、明日からは2連休である。…もっとも給料がどうなるか解らない状況で休みなんてもらったってストレスになるだけなんだよな。
それにしても、とりあえず文句を言わずに頑張った方である。
ほぼ毎日入浴介助をし続け、毎日昼ご飯か晩ご飯の準備をして、おかげで料理など小1時間もあれば簡単に作れるようなシュミレーションが頭の中で出来るようになっちまったい。
それでも、「となりのユニットの同僚」達はいつも
「寂しそうな目をして仕事をしている」とか、
「焼き肉パーティーで稲荷を頬張ってため息をついている時に、ものすごい哀愁を感じた」とか
「そんな寂しげな目をしていながら、入居者と話しをする時はパッと凄い笑顔になってけなげに働いている」
とか好き勝手に言われたな。
…実際本当にそうだったんだけど。
いつも思うんだけど、オイラって仕事上の理解者って必ず自分の部署にいない。決まって直接仕事をしない部署の人達なんだよな。
逆に言うと、一緒に仕事をしている人は、その仕事のへたれっぷりにゲンナリして同上の余地など無いのだろうけれど…。


4時にやっと地獄の勤務を終えて、家に帰るなり吐き気を伴った眠気が襲ってきて布団にくるまり丸まって寝た。寝付くまで5分とかからなかったな。
そうして起きた時には再び
「げ、遅刻したか?それとも1日中寝ていたか?」
と7時15分を指している時計を見て飛び起きて、それが夕方の7時であることが分かると、安堵と共に値上がりによって買えなくなったマールボロの代わりのチェリーに火をつけて、マッタリと将来の行く末に思いを馳せた。
自分のスイッチがあるなら止めてしまいたかったな…。