ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

今年もクリスマスは関係ありません


「がっぷりよつ」


休日だった。朝から既にオイラの体調が最悪だった。
今週末にTOEICのテストがあるのだけれど、例によって「付け焼き場」な悪あがきにメリットを感じることのできないオイラは、適当にpodcastで通勤時にフル英語の番組を聞くくらいだ。・・・ま、TOEICって資格試験みたいな合格したらオイラの天下みないな性格の試験じゃないからな。


で、寝倒した。


夕方になって、我慢して無理を押して病院になだれ込んでみた。
インフルエンザのせいだろうか、大盛況だった。・・・面倒くさいことこの上なし。


早速採取採取血液採取。
オイラにとってはいつものことだけれど、針を刺してから抜き取るまでマジマジとその肌に針が食い込んでいる様子を眺めるのが定めだ。看護師さん、多分無言のプレッシャーを受けているんだろうな。
で、問診では
「からだダリ〜。下痢なんてドバドバだし、やる気も全然ないっす」
と述べると先ほどの血液検査の結果を示される。
「肝臓数値が全般的に悪いねぇ。このγ-GTPの374というのは結構立派な数字だよ。・・・あれ、風邪引いてる? (オイラ首を振る)あぁ、そう。なんか風邪でもかかっているような数字だよ。ってか、白血球も多いねぇ〜。しかも血小板の数値も悪い。」
矢継ぎ早にいろいろ悪いことを言われても困る。
「毎日注射しに来れる?」
「無理っす、日給月給なので。」
「休みの日だけでも来れない? 休みだけでもとりあえず注射しよう。」
と言われて、今度の休日にはエコー検査を放り込まれた。こういう仕事をしていると、自分の次の休日がいつなのかわからなくてすごく困る。


とりあえず、まぁまぁいいから、と言う感じで点滴の方がいいんじゃねぇの? と言うようなデカイ注射をされることになった。
例によって、注射針を刺される様をじっくり眺める。
「あれ?」
と看護師さんが言う。
針は血管に通るが注射液がどうしても漏れ出してきて、腕が膨らむ。
「ごめんなさいね。打ち直します」
また、腕を変えて別の場所に針を刺す。そしてまた液が漏れ出し中止。
「ごめんなさいね。打ち直します」」 えぇ、どうぞどうぞ。
で、腕を変えてさし直す。で、また液が入らない。
そうなるともう笑うしかなくて、
「いやいや、ご面倒かけます。オイラ、点滴すると輸液が漏れて腕が膨らむ常習犯なんです」
などと言いながら恐縮する看護師さんににこやかにヨン様スマイルで語りかける。
結果、うまくいったのは5回目に射した時だった。
・・・なかなかオイラのからだって面倒だな。


帰ってきたら、射された腕が痛くてもんどりうった。