できそうにない大きな夢を語るのは躁鬱の躁と自分の中では相場が決まっている。
すでに掃除の次元を超えた何かを、寝る間を惜しんでやり続けている。
きっかけはYouTubeもそろそろネタが尽きてきたかしら? と思った矢先に「革靴」カテゴリのおすすめが出始めて、その靴磨きとか、手作りの靴作りの所作の美しさにやられてしまい、小生も意味なく、自分の持っている革靴を出してきて、どこに出かけるわけでもなく、しかもビジネスシューズなど履くわけでもないのに、クリームを塗って磨いているのだ。
あいにく、ワックスというものを持っていないので、鏡面仕上げにチャレンジすることができないのだけど、それでも前回自分に訪れていた「ヘビーデューティーなブーツ」ブームのときに2足ほど購入して、10年経っても面の皮が分厚いので今も履ける程度のものがあるので、塗り込んでいくとしなやかな感じになる。
靴磨き動画での革にかける情熱とか語りは、
「これって女性のお肌のケア、特に顔、化粧と一緒だよな」
と共通するものを感じるところであり、こういう技術は素人に毛が生えたくらいの技術を身に着けて、ド素人にうんちくを語ってハマらせてしまう、というのも面白おかしい人生だなとか思った。
あとは、ギターを改造もしているし、コンピュータは相変わらず古い機材を全部配線しないと気がすまないし。(つないだからと言って有効につかわけじゃないのだけど)
今後10年かけて包丁研ぎとか、お洋服のお直し(時間が圧迫される仕事としてやるのでないので、手縫いでいいし、、、)とか、すでに自分の家に持ち込んでしまったものを、以下に捨てずに、以下に買わずに好きな形に変更をしていこうか、ということで利用しようと思っている。
そんでもって、仕事をもらえる年齢じゃなくなるまで生き延びてしまったら、そういう職業的修理屋さんの過疎地を巡って直しながら過ごすというのも楽しそうな締めの10年になるのかな、などと思った。
思うのはいいのだけど、道具が一番お金かかるな。
…道具とか普通に高いし、治具までは専門的教育を受けて学ぶ必要もあるので、手が出ないかな、などとは思う。
やっぱり最後の頼みは宝くじ一等だよね!
全く買うつもりはないけど。落ちてないかな一等くじ、そんで拾得物の事項までヒヤヒヤしながらドキドキして暮らすの。
もらったのがバレたら、携帯を解約して、スポーツカーを買って地元から逃げる。
いろいろな宿でのんびりと過ごす。
いいよなと思うけど、こういうの躁状態のときによく思ったりするやつだから、2年後面倒くさくなっている可能性がでかい。