その時相田翔子は「ジンジロ毛」と言って周囲をフリーズさせたんだ。

日曜日なんだよな…。これといってする事もなく時間が過ぎていくのである。何故することがないのか？ 諸君は疑問に思うのだろう。答えは簡単だ。大人の人間が何かの趣味や、時間つぶしを行おうとする場合、必ず対価というものが必要になるのだ。まぁ、一日中ギターを弾くことが喜びであるならそれは良いことなのだけれど、あいにく多趣味なものでな。たまに、ぽつんと考え込んでしまうのだ。
さて、今日は超早朝の4時半に一度目を覚ましている。何故起きたかは不明だ。とにかく、妻は起きていた。で、まだ喘息が完全に治まっていないので咳を沈める薬を投与する。しばし、ネットに接続して睡眠をまつ。あー、全く。こういう時に何で眠くならないの。睡魔の弾幕薄よ。何やってんの！
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　　|　 ／:::+:+:::＼...|| ん？なんだ？
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　　|| | :::U:777:U::::.|| 　 　　　　　　　今は手が離せないから
　　|||| .::*:::: u :::*::::|| 　　　　　　　　　　　　　　　　話はあとで聞く
　 .|＼＿／￣＼＿／| ニヤッ！
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で、結局6時くらいに再び就寝。なんだか中途半端だ。
再度起きたのは8時半くらいだったかな。テレビを付けたら大沢の親分が出ていたので間違いないだろう。相変わらず、渇！って言ってたよ。まぁ、会社でもそうだけれど「渇」を連発されると、正直当たり前になっちゃって聞く耳が無くなるんだよな。で、久しぶりにテレビでニュースを見た。なんだか世間は相変わらず騒がしいようだった。
その後、妻に命じられるがまま、ボストンベイクに車を走らせてパンを調達してくる。ま、いつもの慣れた作業だ。なんとなくプライドを踏みにじられているような気もするのだけれど、ぱけちゃんは細かいことを気にしない。
家に帰ってきて、なだれるようにサンデー・ジャポンを見る。おぉ、テレンス・リーが登場しているではないか。しかし、今日の話題は覚醒剤、麻薬と言うことで真面目すぎたのがちょっと残念だった。それでも、戦場では薬におぼれた奴から判断力がおかしくなり死んでいくという、傭兵ならではの体験談は妙に説得力があったな。この経済基盤という戦場の中では、薬におぼれた奴が死んでいくようなものだ。文明人は野蛮な武力衝突を避けるようになったけれど、剣や銃を、金に置き換えただけだよな。そう思うと、妙に神妙な気持ちになって腹一杯になったオイラは眠りそうになった。でも、海保アナが今日で降板だと言うので最後まで見たぞ。途中、おかしな女子アナ評論家という気持ち悪い人物が出てきたが、困った顔が最大の魅力という意見には賛同できるな。で、後任のアナが花束と主に登場してきたけれど、正直この人の方がオイラ的にはヒットだった。うむ、来週からもきちんと見ようと決意したオイラだった。
さて、お昼だ。日曜日なのでのんびりビリーだ。で、パソコンの電源を入れてGP3でしつこく遊んでいる。まぁ、今日は上海グランプリの決勝があることだしね。で、あっちこっちにぶつかりながら、最後にはタイヤがもげるとか、エンジンブローでリタイヤとか、現実と同じような厳しさを感じたのであった。この世には逃げる場所なんてありゃしないんだよ…。
そして、横になってつらつらと妹のライブラリーから拝借してきたパトレイバーを読んでいるうちに段々と眠くなり、布団に潜る。とにかく潜った。ジャン・レノのグランブルーのように潜った。ぱけちゃん、もうお布団から出たくない！
さて、サザエさんの時間になっていた。世の中の3000万の若人、お父さん、はたまた子供達が一気に「サザエさん症候群」を発症する時間だ。サザエさん…、アレ駄目だな。見ると、「日曜も終わりだぁ…」と強く実感させられてブルーになるし、あの不景気を知らない磯野家および、街の皆様を見ていると本当に現実にそぐわない部分がしゃくに障るんだ。なんだか、皆さん明るいうちに家に帰って来て、家族全員で夕ご飯を食べているし…。てめえら、デスマーチで家にすら帰れない辛いプログラマーやSE達の叫びが聞こえないのか！ まぁ、そんなデスマーチな人々はサザエさんのこと何て、とっくに記憶の彼方へ去っていると思うけれどな。
とにかくだ、ああいう番組を流しているから厚生労働省の役人どもは勘違いをするし、不当労働の取り締まりもきちんとしないんだ。日本国憲法をちゃんと読め、ったくバカチンが！
第十八条【奴隷的拘束及び苦役からの自由】
　何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。（日本国憲法 第三章より…）
さて、再びGP3で遊び始める。出来ればそろそろ、いろんなパッチをいじって、マニクールからポールリカールにフランスグランプリを変更したり、今は無きローラ・ランボルギーニを復活させたり、音速の貴公子、アイルトン・セナを蘇らせたり、井上隆智穂をマーシャルカーに轢かせたりしたいのだけれど、なにぶんすべて英語で設定さえれているので、解読するのに時間がかかるのだ。間違えたら大変だしね。試しに翻訳サイトに英文を放り込んでみたが、訳文があまりにバカで頭がグラグラしてきそうになったので、それなら自分の過去の知識を蘇らせた方がまだマシと判断して頑張っているのである。ハイ。
おぉ、そうこうしているうちに11時だ。寝る時間になってしまった。オイラは、鼻の奥でとれそうでとれない鼻くそに何度も指を変えながらアタックするようなもどかしさを感じながら、マイスリーの効果と共に睡眠に落ちるのである。あ、中国グランプリは予約録画な。もっとも、間違ってyahooニュースのF1速報を踏んでしまったので結果はすでに知っているのだけれど、この際そういう細かいことは気にしないでおこう。未来は変えるためにあるんだ…。