適当なことに紛れて文句を言う春

「知る人ぞ知る、冬至池刑務所近くの時計」

さて、書き出しからしてすでに昨日の出来事なんだ。相変わらずの適当っぷりは高田純次には及ばないものの、30代後半に入っている素人の人間としてはワリカシたいしたものだろうと思う。
ま、日曜日といえばいつものことなので、ついうっかりこの記事を目にした方はうんざりするかもしれないのだが、目覚ましをかけて7時25分に起床。そして、スーパーヒーロータイムを心待ちにする「子供のいない中年男性」である。
･･･一体、子供がいないのに特撮番組を見ることに何の意味があるのか。
深いことは気にするな。だって好きなんだもん。


そういうわけで炎神戦隊ゴーンジャーをテレビの前に座って、しかもちょっと離れて部屋を明るしして閲覧する。もちろん、三半規管に関してはちょっと自信のあるオイラだから、ピカピカベカベカしてもこれといってけいれんを起こしたりなどはしない。･･･かつてパチンコ屋で鍛えられたせいだな。･･･鬱。
毎年のことであるが、新入生の時期を過ぎるとちょっと特撮ものは中だるみなのである。人物関係の把握はできているし、最初にあった燃えたぎるような使命感というものも、メンバーの中から薄れつつあり、ただただゴーオンブラックのキャラ崩しで苦笑することだけが楽しみである。ま、それでもなんやかんやと春に発売したロボット6体をまとめて合体させることができる！というネタばらしで子供に夢を与えていたな。
そんで仮面ライダーキバ関係なのだが、この物語は現代2008年と22年前の1986年が激しく交錯しつつ平行に進行していくという「かなり」子供にはわかりにくい構成になっている。おそらく、子供に質問されるお父さんも大変なことだろう。
22年前にはこの物語の悪として描かれるファンガイヤなるモンスターが人間界に紛れて（それは、人間界に紛れる宇宙人や中国人や在日韓国人のごとく）、人間を襲い生体エネルギーを奪い取って殺しているのだけれど、その種族に追いやられ絶滅しかけている種族、狼男族、半漁人族、フランケンシュタイン族みたいなのがいる。こいつらは22年後には訳あって仮面ライダーキバに協力することで生きながらえているのだけれど、22年前の1986年では自活している。
それも、フランケンシュタイン族はマッサージ、半漁人族に至っては靴磨きや靴の修理をして生計を立てるという涙ぐましい様子が描かれている。･･･ま、オオカミ野郎は何となくお馬鹿だけれどな。
その涙ぐましい姿に、マイノリティーの虐げられる社会の構図を目の当たりにした。･･･ま、彼らは人間の生体エネルギーを吸い取って殺してしまうモンスターなんだけどさ。
そんな感じで、順調に新フォームのお披露目をしつつ、ちょっとずつ謎が明らかになるという手法をとっているのだけれど、実は一番面白いのは名護という｢仮面ライダーイクサ」の資格者がいて、こいつが回を追うごとにやられて、すさんで、没落していくのだ。
･･･おぉ、これはまさに仮面ライダーカブトでザビーに関わったばかりに没落して、すさんでいった地獄兄弟の姿そのままではないか。
実は、この様子を見るのが一番楽しい♪
俺は名護だぞー！
･･･ぷ。


タイヤ交換をした。オイラの信条として特殊な事例が怒らない限り、自分でタイヤ交換をする。重たくて面倒な作業なんだけれど何となく好きなんだよな。ジャッキアップして、ボルトをはずして、レースのメカニックのようにタイヤを素早く脱着して、中嶋一貴に後ろから追突され、V字飛行のように足を広げたままぶっ飛ばされたり･･･。
ま、無事に終わったよ。
ついでにボンネットを開けて、液面レベルなどをチェックする。オイルは･･･、きたねぇな。そういえば、エンジンがやたらとノッキングノイズを出すんだよな。･･･もしかして、スパークプラグが逝かれポンチだろうか？
ちっとメンテナンスしたいところだったのだが、最近のエンジンはエアクリーナーなどが一体になったエンジンカバーが乗っかっているのでたやすくプラグの在処まで到達することができない。･･･工具もないし。
そういうわけで、100円ショップまでレンチを買いに行くことにした。六角ボルトをゆるめるレンチは当然あったのだけれど、プラグレンチはさすがに売ってない。あと、カーボンをこそぎ落とすための金属ブラシも必要なんだよな。･･･てか、そもそもエンジンカバーの分解に関してどんな留意点があるのか勉強しておかなくてはいけないな。
･･･明日やろう。


100円ショップから北西へ400mくらい離れた場所にあるプラモ屋へ突入した。
真っ先に向かうのは、賽の河原の石積みの罰と同じようにstarwarsのX-WINGを作り続けなければいけないオイラは、その辺りが売っている場所に潜り込む。ふはははは。あるぞ、あるぞ。X-WING 1/72発見（2200円）。Y-WING 1/72発見（3200円）。X-WING 1/48発見（4400円。･･･高いな）。TIEインターセプター発見（2200円）･･･エピソード4のスターシップしか認めないオイラはスルーだ。そして、あったよ、ファインモールドのミレニアム･ファルコン号。･･･17700円。
むりー！
そう叫びながら店内を後にした。


ハードオフに掘り出し物を物色しに行く。･･･対して欲しいものはなかった。当たりはずれがあるんだよね、日によって。
そのままヤマダ電機へ参上。とりあえず、
･･･当たるかな♪ 当たるかな？
と、3回唱えてから来店ポイントの機械にカードを差し込む。うん、いつも違わず10ポイントだ。･･･つまらん。
ヤマダ電機では携帯電話とデジカメを冷やかした。
気になるソフトバンクインターネットマシーンのデモ機が登場していたので、さわっていると店員がすり寄ってくる。いろいろ会話する中で、オイラが
「･･･携帯の文字の入力形式って、大っ嫌いなんですよ」
と述べると、
「へー、僕なんかはパソコンキーボードの方が苦手でして･･･」
などとやりとりをする。･･･最近の若い奴は携帯のボタンの方が得意なんだな。
← すでに時代遅れ。ロースペック。


デジカメは先日から申し上げているようにリコーの2機種に熱いまなざしを向けている。ま、買えないんだけどな。
たくさんキャノンのデジカメが並んでいたので、一つ一つ手に取り、
「はい、売国奴。庶民の的♪」
とつぶやきながらシャッターを切りまくった。･･･なんかこの世のものでないものが写っていたらいいな♪


そんな、のんきな日曜日を過ごして帰ってくると、腹の減り過ぎとパキシルの離脱症状により倒れる寸前だった・トムとジェリーなら
「倒れるぞー！」
と叫んでから自分の頭上に木が落ちてくるところなんだけれど、そんなに愉快な事って無いんだよな。･･･つまらん。
そして、鉄腕ダッシュを見ながら息も絶え絶えで眠りに落ちた。
そんな、たいしたことのない日曜日だった。


ちなみに長野の聖火リレーの出発地点を辞退した善光寺は、ペンキで落書きされたり踏んだり蹴ったりです。･･･一応国宝なんだけれどなぁ。中国共産党に関わるとろくな事がありません。
ちなみにプーチン大統領も似たようなものです。KGB上がりのうさんくさい奴。