ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

あなたのいい人連れてこい

白い悪魔

さて、とりあえず昨日14日の出来事だ。
我々夫婦は、やる気満々で某パチスロ専門店へ回転から乗り込む。で、昨晩下見をして候補を絞っていた台をきちんとゲットする。予想以上にボーナスまで投資がかさんだけれど、だいたい「想定の範囲内」で当たりを引き、その後台の特性に従って256ゲーム以内のBIGボーナスを5回引く。で、256ゲームを通り越したので、ルールに従ってやめて換金する。48000円の勝ちなり。そして、妻の小遣いから借りていた金を返却し、他の台で遊んでいるうちにドンドン目減りしてくる…。
…やめておけばよかった。
途中、知っている人は知っているイジリー岡田の北海道版ようなかみむらしんやが、パチ雑誌の取材兼イベントで来店していた。コイツはホンジャマカの石塚や極楽とんぼの山本とは違い、ダークなオーラをプンプン漂わせていた。
そして、結局13000円まで勝ち分を減らして、家に帰る。というか、つかれた妻を家におろして、オイラはめしを食いに行く。
めしは適当に、近所の蕎麦屋「一庵」で食する。ま、サラリーマン時代の名残みたいなもので、たまに食いに行きたくなるんだよな。この手の大衆向け蕎麦屋…。
で、その後懲りずに平岡方面までパチスロに行った。…もはやどうしようもないほどのパチスロジャンキーになっているな。改めなければ。
台は午前中に当たりを引いて理解したつもりの鬼武者3だったが、どれだけ投資してもボーナスが来ない。で、残り1000円の時点でまさにおいしい食べ頃真っ盛りの状態まで育て上げた台を放棄する。…隣の兄ちゃんがおいしそうに眺めていたから、オイラが立ち去った後すぐに食っただろうな。
ま、後で履歴を見たらレギュラーボーナスだったので、放棄したのは正しい選択だったかも知れない…。
うなだれた気持ちで、爺婆の愛すべきパチスロジャグラー」に1000円を投資したら、ボコボコ当たって店を出る時には20000円に膨らんだ。…らっき。
で、家に戻り、懲りない我々夫婦は再びパチスロ屋へ。…完膚無きまでにやられました。大きな葛籠を持ち帰るばばあのように、欲の皮が突っ張るとよくないという古くからの教訓を身をもって体感した我々であった。
家に着いたのは、夜中12時くらいだった。仕事をしていた時代もビックリな長時間労働だ。で、間もなくオイラは気を失うようにして眠りをついた。
パチスロのことを知らない人には申し訳ない日記である。


そして、15日だ。
札幌は北海道神宮例大祭であり、土偶の日…じゃなかった、郷土の日ということで学校は1時限だけとか、会社によっては休みだったりする。ま、最近は本社が本州にある会社も多いので、あまり関係なくなってきているけどね。
経済活動も大事だけど、古からの伝統行事を大事にするのも必要なことだぞ。オイラ、特に神道というわけではないが人知を越えた力というものに畏怖し、感謝するということは大事なんだ。ま、日本的神がどうの、ということではなくて人間が自然の力によって活動すると言うことを忘れるな、という意味だな。
そう思わない人は、頑張って働いてくれ。オイラからは別に文句も言わねぇ。
でだ、昨日のヘビーな遊びが影響を及ぼしているのか、一度8時くらいにトイレに起きてもフラフラ感が止まらない。もう、32時間ひたすらフェリーに乗っけられたような気分だぜ。そして、ウィンストンに火をつけてゆっくりと考えた。
「わるいな、眠らせてもらうぜ…」
そして、布団に戻るなりバッタリと眠りに落ちた。多分、日頃の行いが悪いからマタンゴラリホーをかけたのだろう…。
西日の差す、カーテンのオレンジ色に染まった部屋でオイラは蒸し風呂の中で目を覚ますように起きる。……う〜ん(頭痛い…)
…西日?
時計を見ると4時だ。
今日も終わりじゃないか…。思えば、昨年の15日は妻と中島公園の出店に赴いて生まれて初めてでかい樽の中を疾走するバイクのショーを見たっけな。アレは、世界のサーカスとは違った趣があってよかったなぁ。真横になって走るバイクのおっさんに、観客達はお約束のようにおひねりの千円札を差し出すのだ。そうするとバイクのおっさんは、夜更けの森の中でネズミを見つけたフクロウのように、颯爽と千円札をかっさらうのだ。…まるで自然の摂理を見ているような神々しい気分になったよ。
アレがもしトムとジェリーなら、バイクのおっさんの顔にパイを投げつけたり、もしもスタン・ハンセンが見に来ていたなら、伝家の宝刀ウエスタン・ラリアットをお見舞いしてくれて、観客達は別の意味で大喜び。みんなで一斉に
「ウィーーーーーー!!」
と、手で牛の角を作って叫ぶのだけれど。
そんなこともなく、ひたすら夕方になる。まぁ、そんな祭りがあっても良いじゃない…。


夜、体調とそれが及ぼす機嫌の悪い妻に変わってオイラがスパゲティを茹でる。む、太さが1.8mmもあるぞ…。ゆで時間は11分だ。オイラには悪い予感がした。
で、できあがると案の定うどんのようなスパゲティの麺になった。それはまるで、講釈を垂れながら麺を茹でるのだが、あまりに時間がかかりすぎたために処理しきれないほどに膨大な量となった麺を目の前にしてひたすら文句を言われる大泉洋のような気分だった。いっそのことワインでフランベして、すべてのことを燃やし尽くしたい気分だったぜ…。
ま、水曜どうでしょう、と見ていない人には訳のわからない話をした。忘れてくれ。
うどんのようなスパゲティを食い終わったオイラは、ワイパックスを心持ち増量してパソコンを立ち上げる。
で、ストⅡやらマリオカートから、オイラの青春を彩った懐かしのゲーム達で遊ぶ。だからといって、オイラ自身が若くなるか? という質問については花田勝のようにノーコメントな。そのうちFAXでコメントするから、それまで勘弁な。
そして、もうすぐ再び世間が眠りにつく時間になるにつれ、オイラはやってしまったと後悔するような弟貴乃花親方のような失敗パーマのような気分になって、泣きながら寝るのだろう。…すぐ側にはパトラッシュが居てくれたら最高だな。