ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

人類皆兄妹なら、何故戸締まりをする?(by そこまで言って委員会)

「黒ヒゲを出すことができればサーの称号をあげましょう」 by Yashica Electro35 GS

おう、見事に風邪を引いたらしいぜ。
割れるように頭が痛いと言うが、実際のところ割れたら脳には痛覚神経が通ってないから痛くもかゆくもないうちに死んでしまうんだよねぇ。・・・あ、最初の皮膚への衝撃は感じるかもしれないけれど。
昨日などは日曜日なので、何となくからだが変だなと思いつつ、
「あー、いつもの鬱のアレかぁ・・・」
などと思いながら寝こけていたんだけれど、今朝になって体の節々は痛いし、頭はガンガンするし、何となく自分の体は重たく、悪寒と言うほどではないが「そこはかとない」発熱感があったので、
「あー、風邪かぁ・・・」
という結論に至った。
ま、ひいちまったもんは仕方ねぇと自分の抵抗力のなさに反省しつつ、頭痛薬と総合感冒薬を服用し、今日も寝こければよいのだけれどそうもいかない用事があったので外出する。


札幌白石方面に住んでいるオイラからは、石狩市花川方面にいくのはとても苦労するのだけれど、ルートとして中心部にかかる36号線を選択したのが失敗だった。ちょっと通勤時間帯からずれているのでそんなに混雑はしないだろう、と思っていたら今日からサミットで洞爺湖から遠く離れた札幌でも厳重警戒態勢がしかれており、石を投げれば警官にあたると言う感じで、あちらこちらに警察官がいた。で、とんでもない渋滞で全然前に進まない状態で1時間超の時間を浪費した。多分、区別の付かない私服組みを含めたら相当な数がいたのだろう。で、おしゃまで且ついたずらっ子で有名なオイラは、
「じゃ、実際に石を投げてあたるのか?」
という疑問に果敢にチャレンジしようかと思ったが、ここでよけいな問題をさらに背負い込んで脱出不可能な応接室に通されて24時間たっぷり質問責めにされるのもイヤなので、ウズウズする右手を左手で押さえながら、渋滞を我慢してしのいだ。おぉ、なんたる神の創造したもう優れた機能の2本の手。・・・1本じゃ、象さんみたいだもんな。
( ここで言っている意味は、障碍者への中傷ではなく、人類の進化過程に置いて手が1本だとしたら象さんみたい、と言う意味である)


ひいこら言いながら行ったのは花川の某リハビリ医療に精通した病院である。
ま、悲しい現実なのだけれどオイラには先日「軽く」とも脳出血で入院中の父がおり、急性期はすぎた、と言う観点からリハビリがしっかりできる病院への転院話が出ていたのだけれど、父と同居中の妹が頼りにならず、母は仕事で忙しなどといろんな不具合が重なり、集中窓口としてオイラが出ることにした。・・・と、先日書いたような気がする。それで担当者と面会し、件名としては「入院にあたっての説明と、施設見学によるこの病院への転院同意の確認」と言ったところでしょうかね・・・。
担当者はきちんと名刺を差し出してくれて、オイラもつい営業時代の癖で両手で受け取り、きちんと着席中も机に直に名刺を置かないよう(名刺入れはなかったので)手帳の上に名刺を載せて話を聞く。なお、ハンカチとかそんなのでもいい。一般的に、もらった名刺を「直」に置くのは無礼とされている。・・・ま、世の中にはわざと破る人もいるけどなw。
名刺には「社会福祉士」「介護支援専門員(ケアマネージャー)」ときちんとした資格をお持ちの方。・・・オイラの履修したヘルパー2級など足元にも及ばないくらい上級の資格である。
で、施設案内、持ち物の注意事項、入所にあたっての注意事項、施設理念など一昔前だったら一般人には選択の余地がなかったほどにこういう説明は進化しているのだなぁ、と感じた。・・・わからない人には面倒に感じるかもしれない。
医療的には回復期リハビリテーションと呼び、介護的には療養型医療施設という分類に入る病院である。まーったく問題のない施設であった。はい。・・・問題なのは高額な入院費用と言うところでしょうかね。
で、施設を出て今度は父に説明するために見舞いに行く。んー、なんというか・・・。
結構大丈夫かなぁ〜、などと甘いことを考えていたのだけれど状況としては全く甘くなくて、リハビリをすることで日常生活に支障がないことができるくらいに回復できれば良い方かしら・・・、と考え方をシビアにしなければいけないような状況かもしれない。
一般的に脳梗塞脳出血をした場合、その部位とそこから末梢にかけて血管が走る場所の神経系は破壊される。脳神経というのは再生ができないので、失われた機能は永遠に戻らない、と言うのが現代医学の常識である。だから、小さな損傷でも部位によっては言語が全く理解できなくなる人もいるし、目が見えなくなったり、記憶が保持できない認知症にある場合もある。で、父の場合は左半身の微妙な感覚のズレが生じていて、上手に動かせないという症状がでているっぽい。・・・これも、訓練でその差異を修正する技能を会得して、仕事ができるまでになるのか、全くお話にならないのか、全然想像ができないのである。リハビリ次第、と言う感じですね。
なんとなくかるーく鬱っぽくなっているので、わざと檄を飛ばして転院の話をして
「とりあえずオイラを信じて任せてくんさい。」
と、転院を了承させた。・・・なんだか不安そうだけれど、このまま急性期を扱う手狭な脳神経外科にいても意味ないからねぇ。
で、詰め所に行って病院間の日程を調整をお願いし、こちらは同行に関していつでも大丈夫との申し入れをし、帰ってきた。後は病院から決まった日程の連絡を待つだけである。・・・一応ちょろちょろ電話しないと心配だから、突っつくけれどな。
割とシビアな事なんだけれど、オイラがしおれても仕方ない時は仕方ないと淡々と山積みになっている事を処理できるもんだな、と感じる。この調子で、仕事就かないとな・・・。・・・あればw。(仕方ねぇと気は笑うしかねぇ by 加藤鳴海)


実家の妹に、経過を連絡。
不幸というのは重なるものなのか知らないが、実家の猫が17歳なのだが、ものが食えなくなり、オムツ状態。点滴で生きながらえているという感じで妹もお疲れ中。・・・ま、猫と親を比較するのは何だが、心情を考えると
「・・・おまえは猫に集中しとけ。」
と言い残して撤退した。もちろん、酌量できる事情がなければがんばって妹にこういう事務処理は覚えてもらいたいところなんだけれど、妹には最後かもしれない猫へのお世話の時間も必要だ、と浪花節のオイラは思いながら帰るのであった。


帰宅した時には、風邪がさらに悪化していた様子なので、飯をくらい風邪薬を飲み、寝よう! と、思ったが熱くて全然眠らなくて、苦しみながら寝返りばかりをするのであった。それでも少し眠れて、頭痛は治まってきている様子。


誰が言ったか知らないが、不幸というのはある日まとめてやってくるもんだな。
ま、まだ死んではやらないので粛々と今日と明日のことだけ考えて片づけようと言う次第である。