ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

今日はホバ・フェットが転落して、炭素冷凍のハン・ソロの下敷きにな

今日の茶話会

はい、水曜日です。
昨日の日記で、漫画を読みながらふて寝しようと思ったのだけれど、ひっつかんだ漫画が予想以上に面白くて読みふけっちまった。読んでいたのはデスノートという、どの雑誌に掲載されているのか知らないし、調べていないし、知りたくもないのだけれど、要するに、推理小説とオカルト小説と少女漫画系美少年登場漫画を足して、3と7分の1くらいでわったような漫画だ。
で、これには顔の知っている人の名前を書くと死んでしまうというノートが登場して、それを拾った超天才少年は世のため、自らを神と勘違いして、死刑執行保留中の重犯罪者を中心に世間から消していく。で、そのおかしさに疑問を持った金田一少年を4倍くらいルーズにした天才少年を中心にした警察機構が、犯人を捜していくと言う展開なのだけれど、これにデスノートを管理する死に神が登場するので、もう訳がわからんくらいに複雑になる。
てか、犯人捕まえても裁判で状況証拠を積み上げることは出来ても、罪を与えること出来ないジャン、などという根元的な疑問を抱えつつ、一気に7巻くらいまで読んだ。…気が付けば、スズメとカラスが鳴いて、空が明るいねぇ。
オイラとしては、登場してくる死に神デスメタルバンドで面白くなさそうにベースでも弾いてそうなキャラなので、とても気に入っていたのだけれど、まぁまだ未完らしいので同行に気をつけようと思う。
そして、布団に潜って寝た。
……あ、今日はハローワークへいかなければ失業保険がもらえなくなるんだ。
オイラは、半分とろけながらもターミネーターのT-1000型のように這いつくばってハローワークへ侵入した。…以外と空いておりました。
所定の手続きをして、求人検索コーナーの端末で情報を閲覧する。うまい具合に給料だけは高めの求人があったので、海のものとも山のものともわからないが、とりあえず応募してみることにした。
窓口で紹介状をもらう。で、履歴書を送付とのことらしい。…うむ、提出期限14日。…明後日ジャン。
慌てて家に帰り、めしも食わずに睡眠もとらずに履歴書を書こうと思ったが、その前に通っていた学校へ行って、介護報酬請求事務の試験の検定料を払いに行った。
うむ、1週間ぶりに訪れる学校。なんだか懐かしいなぁ。オイラは懐かしさの余り、何食わぬ顔で教室に潜り込んで復習として授業を受けたいくらいだったが、
「授業料よこせ…」
と言われたらイヤなのでグッと我慢のよい子になった。
事務所へ行き、久しぶりにクラス担当だった職員と談笑する。何度も書いたことだが、最初見た時には堂本光一をポンプで2倍くらいに膨らませたような人だ、と思ったモノだが訂正する。…4倍くらいになったんじゃないか? 余り暴飲暴食には気をつけような。そして、再開の挨拶をして、他のクラスメイトだった人の動向などを聞き、大通り界隈のパチスロの出具合を確認し合った。
検定料を支払って、一二の三で、お互いに
「アディオス!!」
と叫んで別れた。…特にこの儀式に意味はない。
慌てて家に帰り、パソコンを立ち上げ、履歴書を印刷し、そこから急に時代を巻き戻して手書きで履歴書を作っていく。…いつまでも手書きにこだわる必要は無いと思うのだけれど、そういう世の中なので仕方がない。
1時間半ほどかけて仕上げる。で、せっかくなので得意のブルーノワールのインクを装填したウォーターマンの万年筆で、挨拶文などを便箋に書き添付した。ま、特に意味があるとは思えないが、やれるだけのことはしておこう。
で、書類を整え郵便局へ持って行き、速達で出した。…いくら郵便事業が赤字とはいえ、やはり庶民にとって速達というのは高いわけで…(黒板純 風に)
そのままオイラは、ホームセンターへかみさんに拉致されて、重たい重たいスチール製のワードロープを担がされた。ま、亀仙人も普段から重たいヤツを担いで訓練しろと言っているので、オイラも特に反論せずに我慢した。
そしてそのまま、ダイエー東札幌店へ行く。妻は西城秀樹に影響されてブーツが欲しかったらしく、そちらの方を物色していた。オイラは特にすることがないので、カバンを見たり、時計を見たり、ペットを見たり、サングラスを見たり、服などを見た。決して金を使わないオイラである。もちろん、財布の中にお金がないのだから使いようもないのだ。
ジーンズを見ていたが、どうも最近のジーンズは「デニム」とか偉そうに言うらしく、おやじなオイラにとっては股上が浅くて落ち着かないのである。個人的には大学時代からエドウィンの503を愛用しているのだけれど、ダイエーにはおいていなかった。…500シリーズは流行らないのかな。
その時、不意に誰かの視線を感じたが思い過ごしのようであった。決してオイラを珍獣のごとく珍しがっている女子大生であったりなど、決してない。
で、多少食品を購入して家に帰る。
…家の階段は、重たいワードローブの箱を担いでいると、自らを貼り付けるための十字架を背負ってコルゴダの丘を登ろうとする、超有名な3大宗教の偉い人の姿のように高貴ではなく、単に階段を登ろうとして滑ってひっくり返るようなパンダのごとく珍獣みたいに不格好だったに違いない。
晩ご飯を食べるまで、オイラはとうとう睡眠不足がピークに達し寝入ってしまった。多分目が覚めれば、妻が温かい御飯を用意して起こしてくれるはずだ。
…うむ、目を覚ましたら妻も寝ているんですけど。
オイラは泣きながらジンギスカンをフライパンで炒め、セルフサーブして食った。隣を見ると今まで寝ていたはずの妻も一緒に茶碗を持って食っている。
…全く、世の中不思議なことだらけだな。
そして、ようやくゆっくりすることが出来るようになったオイラは、デスノートの続きとホムンクルスという漫画を読んだ。…なかなか最近の漫画は設定が複雑な上に、人間社会にぽーんと石を投げ込むような作品が多くて好感が持てる。もう、意味無く人が砕け散るような漫画の時代は終わったのかも知れないな。
てか、PTAも文句を言うなら絵だけじゃなくて、その内容、定義している世界情勢をも理解してから文句を言って欲しいところだ。ま、それをきちんとやったならば、大抵の漫画には苦情は挙がらないはずだ。それより、PTAのおばちゃんが読んでいる女性週刊誌の方が余程低俗で、内容が薄いぞ。自らを律せよ。
そして、ようやくグッタリと睡眠をとるオイラなのである。グッドナイト。