ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

立派な手紙より、素直な感謝のメールがいい

オイラの仕事はほかの部署と比べても目を酷使する内容だ。蛍光灯が燦々とする中で表面に存在する「ぶつぶつ」やら「削りかす」やら、へこみを指摘して後ろの工程に回し手直しさせるチェック係である。
これって体力は温存できて楽なのだけれど、2時間もやっていると目が疲れて、最終的には痛くなる。これにはアノ人もこう叫ばずにはいられない。

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         l:l'j -' l/,''-ァ- y lぃ め、目がぁーっ!!
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さて、日にちの順番もあったものじゃないのだけれど土曜日に外出してPHSの回線でパソコンでネットをするのにどれくらいの初期投資と月額の運用費がかかるのかを見積もりに行った。・・・以外とウィルコムの端末って高いのね。
ぐんにゃりした気分で名古屋駅界隈を歩き、そこから伏見、栄を経て大須に行く。大須では一際デカイホビー屋さんに立ち寄る。やっぱりオイラのような今をときめく男の子にはホビー屋さんが一番落ち着く店だ。
スターウォーズのプラモデル「ミレニアム・ファルコン号」を見て、宇宙戦艦ヤマトのプラモデルをしげしげと見て、店内をうろつく。途中、いかにもその方面のオタクが好きそうなコーナーがある。オイラはフィギュアというカテゴリには全く興味がない。・・・ま、よくわからないからな。しかし「からくりサーカス」のタランダ・リーゼロッテ・橘のナース猛獣使いを目にする。
・・・・・・あ、いいかも♪
そして、そのままミニカーのコーナーを見る。ミニカーといってもトミカではなくて、3000〜4000円位する結構ディティールの細かなシリーズだ。で、物色。
スカイラインGT-R R33はある。当然R33 GTSアーバンライナーはないな・・・。
マーチを探す。当然現行モデルがあった。売れ筋だしな。しかし色は別のものだ。
ファミリア・ネオ・・・・・・、は無いな。
で、店を出て金山へ移動する。途中警察の友人から電話が入り合流。電車賃が浮いてラッキー。
車内でもそもそと話をする。オイラ達も若いつもりが歳をとったので、なぜだか話題は彼の娘さんの話になった。
「・・・勉強ができないんだよ。」
「・・・小学1年だっけ?」
「そう」
「何月生まれ?」
「12月だな」
「12月生まれならなら、幼少期にハンディがあっても仕方無いんじゃない?」
子供もいないくせに、割と知識が正確なオイラである(笑)
「・・・体育はできるんだ。」
「・・・むぅ。」
ハンディ関係ないじゃん。
「・・・苦手科目があるのか?」
「算数ができん」
「なるほど・・・」
よくある話だ。
「正確にはねぇ、引き算足し算とか式があるとちゃんとやるんだけど、文章問題ができない。」
「・・・国語はできるのかい?」
「普通にやってる。漢字を書いとるわ。」
色々と考えを巡らす。
「つまり、式があるとできて文章問題ができないのは、文章から式を作るイメージの部分に問題があるんだよねぇ。でも国語は何でもない、と」
うなずく友人。
「・・・興味がわかないだけだと思うけどねぇ。小さい頃なら集中力が続かないんだよ。だからすずめが1匹いました。そこに5匹きました。何匹でしょう? とイメージを作る前に気が散っちゃう。けれども、漢字は興味があるから一文字書ききるまで集中できる。」
「・・・そうだな。」
「そういうのって、算数をやることの意味がわからないからしょうがないんじゃない?
普通はやりたいことがあって、算数なり苦手科目がボトルネックになるようなときに、
克服しよう、と乗り切るものでしょ? それが見つからないうちは仕方ないと思うよ?」
「まぁな。・・・・・・かみさんがぎゃーぎゃーとうるさいんだ。」
「・・・・・・むぅw」
よくある話である。
「別に何をさせたいというものもないんでしょ? 奥さんw?(オイラの知り合いでもあるので笑える)」
「・・・ないなぁ。」
「じゃ、しょうがないじゃん。こういうのって子供の自主性は大事にしたいけれど、どうなってほしい、という親のイメージも大事じゃん? で、そうなって欲しいから親がある程度の道案内をする。そこまできちんとするから、できなくても仕方ない、と最終的には尻を持つ。親自身のエゴというか、方向を示した責任が明確じゃんね。
よくある問題みたいに、とくに親が子に対するイメージもなくて、ただ勉強だけできて、と言ってもねぇ・・・。そのくせ、親のエゴを感じ取ってないから無責任だもんな」
・・・何でオイラは子供もいないのに、いっぱしの父親気取りなのだ(笑)
ま、別に親という身分はわからないけど、一人の人間と接すると考えた場合に出てきた考えである。彼も何となく共感してくれた模様。
「それに、小学の算数なんて日常に必要なもので、半年1年遅れても付いてくる知識だし、目標ができてやる気になればすぐ覚えられるようなもんだと思うけどな。」
・・・お受験をしない、という前提だけれどな。
そのほか、通信簿についても話をする。どうやら今の小学生の通信簿というのは段階評価が明確じゃないらしい。各科目に細かい評価内容があって、それごとに段階評価されているらしい。しかしながら、科目としての全体評価が見えにくい。親もわかりにくいと思っているらしい。
オイラ、今の教育って家庭に問題があると思っていたけれど、大人でもわからないような評価で序列を曖昧にしたら、子供なんてもっとわからないよな。自分がどの位置にいるのか?がわからない。それじゃ頑張りようがないだろ。
平等平等と子供の頃にやるのはいいけれど、ある日突然現実世界に放り込まれるわけでしょ? そりゃ混乱しちまうわ。かわいそうなモンだ。と、やっぱり教育制度そのものが問題なんだな、と感じたよ。普段ふれない世界だけに、考えることがたくさんあって刺激的であった。