ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

カオナシが覆い被さっているような疲れ

「できれば条件を明記してください」

smoke gets in your eyes.
「煙が目にしみる」という邦題のJAZZである。
直訳すると、煙がてめぇの目に入る、と言うことなのであるがかつての偉大な翻訳家かコピーライターはイメージと情緒を的確につかみ取って、「煙が目にしみる」というすてきなタイトルを付け、日本人になじませたのである。
ま、今のハリウッド映画は何でもタイトルの英語の音読み通りで、工夫も何も足りないからある意味「楽をしている」ともいえるし、逆に変な邦題をつけて叩かれるのがイヤなのか・・・。ま、どちらにしても少しばかり英語に興味のある人ならチョチョイと辞書を引いて調べるからいいんだけれどさ。


話は変わり、最近オイラのブログに入ってくるキーワードで「真キャメル」というのが2〜3あったので再度触れておこう。
キャメルというブランドのタバコがあるのは一部の人はご存じだろう。昔、松田勇作が「探偵物語」で吸っていたり、中嶋悟時代のロータスのスポンサーでらくだのシルエットと黄色いカラーリングでサーキットを彩ったものだ。
このタバコは「発売当初」はレイノルズタバコという会社のヒット商品であり、一般的なアメリカタバコにトルコタバコの葉っぱをブレンドしたことでちょっと独特なフレーバーがあり、癖があるもののそれが人気の秘訣であった。
ところが数年前、JTがレイノルズタバコから日本国内でのキャメルブランドを買収し、フレーバーも「マイルドセブン」や他の日本独特の薄っぺらい癖のない(大量に吸ってもいがらっぽくならない)モノに変更して発売するようになった。これに対し、キャメル愛好家は大反発を起こし、とにかく在庫をあるだけ買い占めたり、田舎のたばこ屋にひっそり残っている真キャメルを発掘しに行ったり、はたまた海外ではレイノルズ製の「真キャメル」が生産し続けられていたため、個人輸入などいろいろな手段で入手に苦労したのである。
ちなみに、JT製のキャメルは何の特徴もなくなり「偽キャメル」とか「ダメル」と呼ばれ続け、従来からのファンは一気にそっぽを向いた。果たして、JTが目指していた市場の拡大が成功したのかどうか、オイラには関心がない。ただ、変わって1度吸ってあきれて以来二度と買っていないことだけは確かだ。
で、
現在での入手方法というと、基本的には個人輸入しか残っていないのだけれど、ご存じの通り欧米では日本とは比較にならないくらいのたばこ税が課せられているため、一箱29ドルくらいしたりする。(送料、関税込みかもしれないけれど・・・)
どちらにしても、海外旅行で土産で200本の限度をお願いするか、自ら海外に行き購入する以外は真キャメルの入手は困難である。それで、先日アメリカのキャメルを扱っている通販サイトを発見したのだけれど、決済方法がクレジットオンリーだったためセキュリティが心配でやめにした記憶がある。
・・・なんだか、ああいうタバコのサイトのデザインっていかがわしいしねぇ。
人柱になるつもりがある方なら、
http://www.rokokzone.com/
を調べてみると良い(英語読解力必須)。アカウントを作ってユーザー登録する必要があります。
ま、高卒レベルの英語がわかれば辞書を片手に読解できるだろうけれど、やはりクレジットナンバーのコピーの心配がありオイラには無理。・・・高いしw


今日は隊長を困らせ続けていた下痢を対処しなければならないので、ちょうど薬がなくなる頃でもあり病院へ行く。そして、現状を伝える。先生曰く、
「前線の隊長も大変だったでしょうに・・・。」
とのことで、ビオフェルミンのような整腸剤を処方してもらった。効いたら大分楽になるだろうけれど、自律神経系から来ているっぽいので治らないだろうな。・・・でも、それは仕方ないとしよう。
がんばれ、前線の隊長。


オイラのこの文章は基本的に私生活をベースとして相当な脚色を施しているのだけれど、全く触れないこともある。
微妙に人の神経に障るような事柄である。もちろん、政治家や経済界の大人物については名指しで非難するんだけれど、市井の人に関しては其処までする必要なんてないからね。いわれなくても、自分で気が付いて対応するのが望ましいことである。


その後、
「春雨じゃ、濡れていこう」
などと風流なことをつぶやきながらヤシカを抱えて散歩に出る。途中から本降りになって、カメラを守るための歩行になってしまったのだけれど、それでもローソンの軒下で交差点の灯りなどを撮影してみた。
どんな風ににじんで撮れているのかチョイと楽しみ。
でも、オイラの心は空虚で悲しみと苦悩に満ちあふれている。
分ける分くらいあるよ?