ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

道具が揃ったときに体はついてこない。

音楽を聞く習慣が抜け始めると、もう老人だ、と誰が言ったか知らないが、

たしかし、爺さん婆さんの家に遊びに行くと、驚くほど自然の音ばかりが心に残っていて、せいぜいテレビが適当に流れている音があったりするくらいで、音楽が流れていなかったと思い返すことがある。

 

そう、在宅の仕事だと好きな音楽聴きながらリラックス、などと考えていもいたのだけど、実際のところ音楽が流れていると気が散って仕方なく、

静寂の中にキーボードがガタガタする音だけが響く、暗い魔窟で引きこもるようなマッドサイエンティストのような仕事風景が毎日繰り返されるのである。

 

また、コンピュータや楽器など、おとなになって機材が揃った頃には全然曲のイメージも湧かず、作曲なんてできないし、環境があっても画像編集とか動画編集をやる気にならない。

つまり、仕事以外は疲れて寝ちまっている。

 

このままだと、突然脳関係の病気になるから良くないよ、と自分に言い聞かせるのであるが、疲れてしんどいんだもん、しょうがないじゃんね。

そんなふうにふてくされれて丸くなって寝る。

寝るときさえ、毎日音楽を1時間スリープにして流して寝ていただが、寝るとき音楽邪魔くさいと思うようになり、ちっとも聞いていない。

 

こういう好奇心とか吸収したり想像する意欲そのものが若さなんだろうなと思うのだけど、それが加齢によるものなのか、逼迫した生活状況で余裕がないためなのか、あるいか制限だらけの世の中をうんざりして鬱陶しく思っているのかがよくわからない。

 

頭痛の休日。